2015年03月12日
A434・「眠り」と「健康」(2)〜昼寝のこと〜
1、私の昼寝
最近比較的多い私の生活パターンです。
起床(6時半頃)
昼食(12時頃)〜小休止〜ウオーキング(1時間程)〜昼寝(1時間程)
入浴(22時半頃〜)
就寝(0時頃)
勿論、何か用事があるときはこの通りには行きませんし、特別なことがなくても、「必ずこうする」という訳でもありません。
起床は目覚まし時計ではなく、この頃に目覚めます。従って季節やその日の天候などで変わります。時には7時過ぎまで寝坊することもあります。
ウオーキングは天候が悪ければ行きませんし、平均して週3〜4日です。
従って、昼寝は13時半〜となったり、15時半〜となったりします。
時間は何れも1時間程度です。
文献によると
・昼寝は15分〜30分程度がよい。1時間とると、逆に疲労になることがある。(30分以上睡眠をとると、多くの人が深睡眠に入り寝起きが悪くなるため。)
・「時間帯は13時から15時頃が良い。この時間帯は、朝の5時ごろに次いで、本来の睡眠リズムでも眠くなる時間だ」
「これより遅いと、夜、眠れなくなることがある」との解説があります。
私の昼寝は何時も1時間程ですが、有難いことに夜に眠れなくなるという事は全くありません。
上記の推奨から外れているようですが、プラス効果が大でマイナスはありませんから、今の生活習慣を変える必要はなさそうだ!と思っていました。(3項ご参照)
2、世界の昼寝事情
昼寝についての記事から要点のいくつかを以下に列記します。
・ヨーロッパの地中海沿岸、フランス南部、や北アフリカ、中南米地域では昼休みを2〜3時間とる「シエスタ」という昼寝の習慣がる。シエスタとは、スペイン語で「昼寝」という意味。
フランス北部、ドイツ、イギリスには昼寝の習慣がない。
・昼寝文化のある国の人々は日の出とともに目を覚まし、涼しい早朝に活動を始めて、1日で最も暑い午後には屋内でからだを休める。昼寝後、涼しくなった夕方から再度活動し始め、深夜まで歌ったり踊ったりして楽しむ。
・日本各地の農村にも、昔は夏の昼食後に仮眠をとる風習があった。
農耕社会だったころの日本の昼寝の習慣は、脳を活性化させ、体力をも回復する効果があるとされ、必要な習慣だった。
・大工さんたちが、10時と12時、15時に休み、お昼寝をきっちりとるのは、
眠気のリズムが強くなる時間帯に休んで、安全に仕事をするため。
いまでも、建設業界にはこのお昼寝の習慣が保持されている。
・先進諸国では、昼寝をとるために仕事を中断することは罪悪視され、とらないことが習慣となっていた。
しかし、昼間ばかりか24時間活動する社会に移行している現代生活では、昼寝に対する考え方も少しずつ変わってきている。
24時間体制で生活が不規則になりがちな人は、どうしても睡眠のリズムが乱れやすくなり、最悪の場合は不眠症にも繋がる。
昼間うたた寝のような仮眠をとって睡眠不足を補うのは自然なことといえる。
・最近、日本の職場・学校などで昼寝が最近、奨励されるようになった。
「30分以下の昼寝を習慣的にとる人は、それ以外の人に比べてアルツハイマー病にかかる危険性が0.2倍になるという報告がある。
3、「過ちては則ち改むるに憚ることなかれ」か?
昼寝の効果を説く文献はあまたありますが、いずれも昼寝時間は30分以下との記述が目立ちます。
前項で述べたように
「私の昼寝は何時も1時間程ですが、有難いことに、夜に眠れなくなるという事は全くありません。
上記理論から外れているようですが、プラス効果が大でマイナスはありませんから、今の生活習慣を変える必要はなさそうだ」
と、思っているのですが、
気になる記述に出合い、「考え直した方が良さそうだ」と思いかけています。
即ち
「30分以上の昼寝が逆にアルツハイマーになるリスクを高めてしまう恐れがあります。
1時間以上の昼寝は、アルツハイマー型認知症の発症を促す傾向にあり、調査によれば、アルツハイマー型認知症患者の多くは、1日1時間ほど昼寝をしています。
昼寝の習慣を持たない高齢者と比較した場合、1時間以上の昼寝を習慣的に取っている高齢者では、死亡の危険率は3倍、2時間以上の昼寝を取っている場合では14倍にも達しています。」
「客観的なデータに基づいているのだろか?」
と、先ずは思いますが、どうも本当っぽいような気がします。
そうと納得すれば
「過ちては則ち改むるに憚ることなかれ」です。
さてどうするか!?
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1、「日記・諸事寸話」
・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(1)
2-1、「身体の健康」
・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(2)
2-2、「運動」
・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(3)
2-3、「食習慣・食生活」
・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(4)
3、「心・頭脳の健康」
・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(5)
4-1、「病気・傷害・医療」
・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(6)
4-2、「糖尿病」
・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(7)
5、「福祉・介護・看護」
「ジャンルなし」
・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(8)
最近比較的多い私の生活パターンです。
起床(6時半頃)
昼食(12時頃)〜小休止〜ウオーキング(1時間程)〜昼寝(1時間程)
入浴(22時半頃〜)
就寝(0時頃)
勿論、何か用事があるときはこの通りには行きませんし、特別なことがなくても、「必ずこうする」という訳でもありません。
起床は目覚まし時計ではなく、この頃に目覚めます。従って季節やその日の天候などで変わります。時には7時過ぎまで寝坊することもあります。
ウオーキングは天候が悪ければ行きませんし、平均して週3〜4日です。
従って、昼寝は13時半〜となったり、15時半〜となったりします。
時間は何れも1時間程度です。
文献によると
・昼寝は15分〜30分程度がよい。1時間とると、逆に疲労になることがある。(30分以上睡眠をとると、多くの人が深睡眠に入り寝起きが悪くなるため。)
・「時間帯は13時から15時頃が良い。この時間帯は、朝の5時ごろに次いで、本来の睡眠リズムでも眠くなる時間だ」
「これより遅いと、夜、眠れなくなることがある」との解説があります。
私の昼寝は何時も1時間程ですが、有難いことに夜に眠れなくなるという事は全くありません。
上記の推奨から外れているようですが、プラス効果が大でマイナスはありませんから、今の生活習慣を変える必要はなさそうだ!と思っていました。(3項ご参照)
2、世界の昼寝事情
昼寝についての記事から要点のいくつかを以下に列記します。
・ヨーロッパの地中海沿岸、フランス南部、や北アフリカ、中南米地域では昼休みを2〜3時間とる「シエスタ」という昼寝の習慣がる。シエスタとは、スペイン語で「昼寝」という意味。
フランス北部、ドイツ、イギリスには昼寝の習慣がない。
・昼寝文化のある国の人々は日の出とともに目を覚まし、涼しい早朝に活動を始めて、1日で最も暑い午後には屋内でからだを休める。昼寝後、涼しくなった夕方から再度活動し始め、深夜まで歌ったり踊ったりして楽しむ。
・日本各地の農村にも、昔は夏の昼食後に仮眠をとる風習があった。
農耕社会だったころの日本の昼寝の習慣は、脳を活性化させ、体力をも回復する効果があるとされ、必要な習慣だった。
・大工さんたちが、10時と12時、15時に休み、お昼寝をきっちりとるのは、
眠気のリズムが強くなる時間帯に休んで、安全に仕事をするため。
いまでも、建設業界にはこのお昼寝の習慣が保持されている。
・先進諸国では、昼寝をとるために仕事を中断することは罪悪視され、とらないことが習慣となっていた。
しかし、昼間ばかりか24時間活動する社会に移行している現代生活では、昼寝に対する考え方も少しずつ変わってきている。
24時間体制で生活が不規則になりがちな人は、どうしても睡眠のリズムが乱れやすくなり、最悪の場合は不眠症にも繋がる。
昼間うたた寝のような仮眠をとって睡眠不足を補うのは自然なことといえる。
・最近、日本の職場・学校などで昼寝が最近、奨励されるようになった。
「30分以下の昼寝を習慣的にとる人は、それ以外の人に比べてアルツハイマー病にかかる危険性が0.2倍になるという報告がある。
3、「過ちては則ち改むるに憚ることなかれ」か?
昼寝の効果を説く文献はあまたありますが、いずれも昼寝時間は30分以下との記述が目立ちます。
前項で述べたように
「私の昼寝は何時も1時間程ですが、有難いことに、夜に眠れなくなるという事は全くありません。
上記理論から外れているようですが、プラス効果が大でマイナスはありませんから、今の生活習慣を変える必要はなさそうだ」
と、思っているのですが、
気になる記述に出合い、「考え直した方が良さそうだ」と思いかけています。
即ち
「30分以上の昼寝が逆にアルツハイマーになるリスクを高めてしまう恐れがあります。
1時間以上の昼寝は、アルツハイマー型認知症の発症を促す傾向にあり、調査によれば、アルツハイマー型認知症患者の多くは、1日1時間ほど昼寝をしています。
昼寝の習慣を持たない高齢者と比較した場合、1時間以上の昼寝を習慣的に取っている高齢者では、死亡の危険率は3倍、2時間以上の昼寝を取っている場合では14倍にも達しています。」
「客観的なデータに基づいているのだろか?」
と、先ずは思いますが、どうも本当っぽいような気がします。
そうと納得すれば
「過ちては則ち改むるに憚ることなかれ」です。
さてどうするか!?
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