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はぴせ
元会社員の後期高齡者。自称平均的な日本人。札幌市出身、東京都在住。「心と体の健康維持・増進」を願い、求める極意は「自然体」で「頑張りすぎない程度に頑張って」日々を暮らすこと。
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2012年03月18日
A046 ・糖尿病完治へ! もう一筋の光
糖尿病の治療が劇的に変わろうとしています。そんな報道がここ1,2年で目にするようになってきました。

1、肝臓を脂肪肝の状態から改善して”糖の貯蔵タンク”としての機能を回復させるという「新薬」が日本で2010年から発売された。

2、幹細胞注入によって膵臓が再生可能と分かった。


更に糖尿病完治へ!もう一筋の光

3、iPS(人工多能性幹細胞)からインスリンを分泌する膵島(すいとう)という組織を作ることにマウスで成功した。

1、新薬

「2010年から発売された新薬によって、肝臓を脂肪肝の状態から改善して”糖の貯蔵タンク”としての機能を回復させる事によって糖尿病の治療が劇的に変わろうとしている。」というニュースがありました。
A043「期待したい新薬」と第4の治療法「血糖値を計る」をご参照下さい。
https://fanblogs.jp/hapise/archive/45/0

NHKテレビ「ためしてガッテン」”血糖値を下げたい人へ効果最速”で放映されたものでしたが、この新薬は1型糖尿病や病歴の長い2型糖尿病患者のようにインスリン補充が不可欠の患者には有効ではないものでした。

2、幹細胞注入による臓器再生

次いでNHKテレビ追跡AtoZ[心臓がよみがえる〜臓器再生最前線]では、
京都府立医大で「幹細胞」注入によって心臓の壊死した部分が消失し、心筋の再生が確認されして、歩けなかった患者が活発に動けるまでに回復した。
ブラジル・サンパウロ大学では23人の1型糖尿病患者の膵臓機能が回復し、膵臓が再生可能と分かった。
と報道されました。
A045「糖尿病が完治!?希望の光るが見えてきた」をご参照下さい。
https://fanblogs.jp/hapise/archive/47/0

3、iPS(人工多能性幹細胞)からインスリンを分泌する膵島(すいとう)という組織を作ることにマウスで成功した

更に糖尿病完治へ!もう一筋の光が!

「東京大学研究チームがiPS細胞(人工多能性幹細胞)から、血糖値を下げるインスリンを分泌する膵島(すいとう)という組織を作ることにマウスで成功した。」と発表された旨の新聞記事がありました。記事は以下のように続いています。

「これまで米国のチームなどがiPS細胞からインスリンを出す細胞を作っていたが、分泌量が少ないなどの課題があった。さらに、体内で血糖値を調整するには、血糖値を下げすぎないよう働く細胞も必要で、治療に使うには膵島全体を作ることが課題になっていた。」

「ヒトの皮膚などから作製したiPS細胞で効果や安全性を確かめることができれば、重い糖尿病患者への移植ができる。組織そのものを薬や病気の研究にも使える。”大量につくる方法の開発などハードルも高いが、人の治療法の実現を目指したい”といわれている」


先のサンパウロ大学の実例は膵臓に幹細胞を注入する再生医療であり、この度の東京大学の方法はiPS細胞からの研究であり、何れもこの先高いハードルを越えなければならないであろう事は素人でも分かるような気がします。

不治の病とも言われ、1型糖尿病患者などインスリンを分泌しない患者は膵島や膵臓の移植しか根本治療の方法がないと言われて、この先一生不便を忍びながら付き合っていかなければならないと思い込んでいた糖尿病です。

行く先に明るい陽の光が射し込む思いが致します。
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