2012年03月13日
A041・「血糖値」の自己測定(1)
学校の試験では、いつも一夜づけで凌いだものですが、人は試験を前にすると神妙になり、何かと準備をするようです。糖尿病の血糖値検査でも同じ心理が働いて、検査の前は自発的に不摂生を避けるようになります。
この心理を上手く利用して、測定を頻繁に行う事で血糖値のコントロールを進めやすく出来る様です。
測定の頻度を上げることで血糖値(mg/dl)の1日の変動パターンを知り、食事の仕方、運動の仕方に貴重な情報を得るようになりました。
この心理を上手く利用して、測定を頻繁に行う事で血糖値のコントロールを進めやすく出来る様です。
測定の頻度を上げることで血糖値(mg/dl)の1日の変動パターンを知り、食事の仕方、運動の仕方に貴重な情報を得るようになりました。
1、血糖値の測定頻度を上げる効果
糖尿病と診断されて以来約10年程の間、主治医の先生の検診が1カ月毎又は2カ月ごとにあって、血液検査で(a)A1c%と(b)空腹時血糖値(mg/dl)が測定されていました。
その後インスリンを注射するようになってからは、1日おきに2回(A1cが下がり安定してからは2日おきに2回、更に3日おきに2回と間隔が広がりましたが)時間帯をずらせて血糖値(mg/dl)を自分で測定し、結果を「自己管理ノート」に記録してきました。
血糖値(mg/dl)を1カ月又は2カ月に1回測定するだけでは、その間は日々食事に注意し運動すると言っても、なんの拠り所もなく謂わば目盲運転の状態で、何とも心もとないものでした。
この間、自己をチェックし、要すれば軌道修正を促す道しるべは何もなく、単に緊張の連続を強要するのみで、この状態を通すことは事実上出来ない相談でした。結果として好ましくない生活を繰り返すことになってしまいます。
これが、1日おきに2回(又は2日おきとか3日おきに2回)の如く頻繁に血糖値を計るようになって事情が変わりました。
検査数値で頻繁に自分の血糖値の状況を確認できるようになって、検査前日や当日の食事、運動の内容と検査結果を対比して血糖値がどの様になるかを知る様になり、具体的な反省も出来る様になりました。
前述の如く、測定の前には不摂生を避ける意識が自然に働いて、検査の間隔が接近すると
この摂生の時間帯がつながる様に成ります。
加えて測定の結果によって自己チェックが出来るようになりますので、生活習慣が改善される引き金となりました。(続く)
糖尿病と診断されて以来約10年程の間、主治医の先生の検診が1カ月毎又は2カ月ごとにあって、血液検査で(a)A1c%と(b)空腹時血糖値(mg/dl)が測定されていました。
その後インスリンを注射するようになってからは、1日おきに2回(A1cが下がり安定してからは2日おきに2回、更に3日おきに2回と間隔が広がりましたが)時間帯をずらせて血糖値(mg/dl)を自分で測定し、結果を「自己管理ノート」に記録してきました。
血糖値(mg/dl)を1カ月又は2カ月に1回測定するだけでは、その間は日々食事に注意し運動すると言っても、なんの拠り所もなく謂わば目盲運転の状態で、何とも心もとないものでした。
この間、自己をチェックし、要すれば軌道修正を促す道しるべは何もなく、単に緊張の連続を強要するのみで、この状態を通すことは事実上出来ない相談でした。結果として好ましくない生活を繰り返すことになってしまいます。
これが、1日おきに2回(又は2日おきとか3日おきに2回)の如く頻繁に血糖値を計るようになって事情が変わりました。
検査数値で頻繁に自分の血糖値の状況を確認できるようになって、検査前日や当日の食事、運動の内容と検査結果を対比して血糖値がどの様になるかを知る様になり、具体的な反省も出来る様になりました。
前述の如く、測定の前には不摂生を避ける意識が自然に働いて、検査の間隔が接近すると
この摂生の時間帯がつながる様に成ります。
加えて測定の結果によって自己チェックが出来るようになりますので、生活習慣が改善される引き金となりました。(続く)