2013年03月29日
A260・これからを健康で楽しく生きるために!(5)
6、何故「生活習慣病患者」が増え続ける?
「病気になって、初めて健康の有難さが分かる!」と言われると、
「なにも、病気になりたくてなる訳ではない」と言いたくなります。
でも我が身を考えてみると、「病気になるような生活をしてきた」為に病気になったと言わざるを得ません。
昭和の前半頃までは、病気と言えば肺炎、結核、胃腸炎などの感染性が代表的でしたが、その後、昭和20年代以降公衆衛生の向上に伴って感染性疾患は急激に減少し、変わりに今は生活習慣病と言われる糖尿病などが増え始め、昭和35年頃には逆転する勢いでした。
平成の今は「国民の4人に1人が糖尿病患者か、その予備軍」であり、
「成人の2人に1人は高血圧症患者か予備軍」と言った程にまで「生活習慣病」が国民の健康を蝕み、なお増加し続けていると言われています。残念ながら私もその一人です。
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「生活習慣病」としては、糖尿病、高血圧をはじめ高脂血症、腎臓病、慢性閉塞性肺疾患、痛風、肥満、歯周病、さらには骨粗鬆症、認知症などが含まれています。
また、日本人の3大死因であるガン、脳血管疾患、心臓病も生活習慣病とされています。
これらは、その名が示すように、一人一人の生活習慣に大きく原因すると言われます。
毎日の食事のとりかた、酒・煙草の習慣、運動をする/しないの習慣などの生活習慣に好ましくない要因があって、それが長く続いて、その結果として症状が現れると説明されます。
悪しき生活習慣の当然の結果と言えそうですが、私たちは頭では分かっても、あれこれ理由をつけて本気で改善しようとしない、改善出来ずにいる所に現在の「生活習慣病」蔓延の根源があるように思えます。
日本人は、かっての高度成長後に陥った温室ボケが、バブル崩壊して久しい今も残っていて、最も大切な「健康」という本質を忘れ、又は見失って、目の前の楽しみに溺れてしまっているのでは?と思ったりもします。
今のような生活を続けていると、”気がつけば生活習慣病!”と言うことになりそうな人がとても多い様です。
でも、「気をつけなさい!」というシグナルが誰にでもあるでしょうから、敏感に感じ取って改善へのスタートを切って欲しいと思います。
私にも辛い体験があります。50歳代前半でした。会社の健康診断で尿糖(+)が出るようになり、保険医の先生から用心するように言われていましたが、仕事が忙しい時代でもあり、あれこれ付き合いもあって、不摂生を続けていました。
やがて尿糖が(++)となり、先生からも繰り返し注意されていましたが、頭では分かったつもりでも、後で考えてみると、何とも無防備なことでした。
糖尿病についての知識も自覚も全く乏しく、「仕事の付き合いだから仕方がない」と言って自分を騙そうとしたり、「食べたい物も食べないで何が人生か!」などと粋がっていました。
当時、糖尿病は成人病と言われていましたが、周りにも同様の仲間が何人もいて「皆で渡れば恐くない」的な気分でもありました。一人になったとき、「これでいいのか!?」と自省して食事に気を配り、運動もするようにはしましたが、私的にも公的にも誘惑が多く、ついつい不摂生を繰り返していました。
むくいは間違いなくやって来ました。数年して疲れや喉の渇きなど症状が現れ、体重が落ち、かなり痩せてきて、それでも自分は気付きませんでしたが、家族の強い進言で診断を受け、「糖尿病です!」と宣告され、その場で入院するように言われました。
「転ばぬ先の杖」の教訓が浮かんできましたが、「後の後悔 先に立たず」でした。
以後ずーっと糖尿病につきまとわれ、「重い荷物を背負って、どこまでも続く長い坂道を登る」生活を強いられてきました。健康診断での最初の警告から20年数年経った今も続いています。(続く)
また、日本人の3大死因であるガン、脳血管疾患、心臓病も生活習慣病とされています。
これらは、その名が示すように、一人一人の生活習慣に大きく原因すると言われます。
毎日の食事のとりかた、酒・煙草の習慣、運動をする/しないの習慣などの生活習慣に好ましくない要因があって、それが長く続いて、その結果として症状が現れると説明されます。
悪しき生活習慣の当然の結果と言えそうですが、私たちは頭では分かっても、あれこれ理由をつけて本気で改善しようとしない、改善出来ずにいる所に現在の「生活習慣病」蔓延の根源があるように思えます。
日本人は、かっての高度成長後に陥った温室ボケが、バブル崩壊して久しい今も残っていて、最も大切な「健康」という本質を忘れ、又は見失って、目の前の楽しみに溺れてしまっているのでは?と思ったりもします。
今のような生活を続けていると、”気がつけば生活習慣病!”と言うことになりそうな人がとても多い様です。
でも、「気をつけなさい!」というシグナルが誰にでもあるでしょうから、敏感に感じ取って改善へのスタートを切って欲しいと思います。
私にも辛い体験があります。50歳代前半でした。会社の健康診断で尿糖(+)が出るようになり、保険医の先生から用心するように言われていましたが、仕事が忙しい時代でもあり、あれこれ付き合いもあって、不摂生を続けていました。
やがて尿糖が(++)となり、先生からも繰り返し注意されていましたが、頭では分かったつもりでも、後で考えてみると、何とも無防備なことでした。
糖尿病についての知識も自覚も全く乏しく、「仕事の付き合いだから仕方がない」と言って自分を騙そうとしたり、「食べたい物も食べないで何が人生か!」などと粋がっていました。
当時、糖尿病は成人病と言われていましたが、周りにも同様の仲間が何人もいて「皆で渡れば恐くない」的な気分でもありました。一人になったとき、「これでいいのか!?」と自省して食事に気を配り、運動もするようにはしましたが、私的にも公的にも誘惑が多く、ついつい不摂生を繰り返していました。
むくいは間違いなくやって来ました。数年して疲れや喉の渇きなど症状が現れ、体重が落ち、かなり痩せてきて、それでも自分は気付きませんでしたが、家族の強い進言で診断を受け、「糖尿病です!」と宣告され、その場で入院するように言われました。
「転ばぬ先の杖」の教訓が浮かんできましたが、「後の後悔 先に立たず」でした。
以後ずーっと糖尿病につきまとわれ、「重い荷物を背負って、どこまでも続く長い坂道を登る」生活を強いられてきました。健康診断での最初の警告から20年数年経った今も続いています。(続く)