2013年03月05日
A252・自分流の糖尿病改善マニュアル(2)
2、自分流の糖尿病改善;運動について
(2ー1)体の運動
「糖尿病の治療は(食事療法・運動療法・薬事療法)の3本柱からなる」と言われています。糖尿病と診断されて入院したときに教わりました。20年以上も前のことです。
内科医である主治医から「薬と医療」の説明があり、食事については「栄養士さんの指示に従って下さい」、「運動を適度に続けることが大切です」と言われました。
「運動とは?」、どんな運動を、何時、どの程度、どの様に・・という具体的な話はなく、世間一般でいわれる「歩くことなど・・」とのことでした。
自分の問題として考える時、治療効果を得るための運動仕様・内容は何とも心許ないことでした。
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(2ー1)体の運動
「糖尿病の治療は(食事療法・運動療法・薬事療法)の3本柱からなる」と言われています。糖尿病と診断されて入院したときに教わりました。20年以上も前のことです。
内科医である主治医から「薬と医療」の説明があり、食事については「栄養士さんの指示に従って下さい」、「運動を適度に続けることが大切です」と言われました。
「運動とは?」、どんな運動を、何時、どの程度、どの様に・・という具体的な話はなく、世間一般でいわれる「歩くことなど・・」とのことでした。
自分の問題として考える時、治療効果を得るための運動仕様・内容は何とも心許ないことでした。
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巷の情報から察するに「うっすら汗ばむ程度に、1時間程歩く」位のこと!と理解してきました。
聞くところ、今でも、糖尿病治療で「運動療法」について具体的な指導を行っている病院は限られた少数派のようです。内科のお医者さんの専門外!と思うと、無理からぬことではありましょう。
であるならば、運動医療分野のお医者さん、専門家とのコワークで実効あるチームが出来ないものかと願ったりもします。保険システムの枠内では無理な相談でしょうか。
糖尿病医療の3本柱といわれる中で、運動療法へのウエイトは低いようです。
患者自身が自分流のメニューを組み、実行していくものと考えた方が良さそうです。
50歳代後半から60歳台の頃はまだ体力もあって、長時間歩いたり、早歩きの時間を延ばしたりで、汗を流して頑張ったりもしましたが、運動の効果を実感することはありませんでした。
努力と期待に反してA1cは8~9%台から更に上に向かい、70歳が近づいた頃12%台に急上昇して、急遽インスリンに切り替えて合併症の危機を回避出来ました。
インスリン治療では低血糖にならないように注意し、これを監視する為もあって頻繁に血糖値mg/dlを測ります。この血糖値と食事・運動がどのように相関するかを知ることが出来るようになりました。
どの様な運動を、どのタイミングで行うと血糖値はどうような傾向を示すか!
インスリン(薬事)と食事と運動の関係を知ることが出来るようになって、自分に合った「歩く」処方を出来るようになり、気分的にも随分余裕が出てきたように思います。
従前は1ケ月か2ケ月に1回、主治医の検診時に測るだけでしたので、この間は盲目運転でした。インスリン治療でなくても、2〜3日に食前食後、運動前後などタイミングをずらしながら血糖値mg/dlを自己測定して、運動効果、食事の影響を評価できるようにすることを推奨したいと思っています。
今一つの問題は、今後、加齢とともに、体力的に「歩く」が制約されてくるであろうことです。その時に備えて、高齢になっても出来る運動を探しています。
ゆっくりとした動き、それでいて血糖値コントロールに有効な運動!という目的にかなうものを探していましたところ細胞学と運動理論が融合した「細胞活性ストレッチによる全身機能回復」というプロジェクトに出会い、目下指導を受けています。
・高齢化すると行動がパターン化して使う筋肉が限られてくるが、600程ある筋肉の多く(日頃使わない筋肉)に繰り返し刺激を与える。
・筋肉は使わないとどんどん衰える。激しい運動ではなく(無理に頑張るのは逆効果)、刺激を覚える程度を繰り返すと細胞は変化する(体力を保てる)。
・筋肉が元気になると臓器機能が回復する
といった考えなので、年を取っても出来る運動として試行しています。
ストレッチにより細胞がの活性化されて「高血圧」「動脈硬化」「どうき・息切れ」「手足のしびれ」などが改善されることはNHKテレビ「ためしてガッテン」(*)でも放映されていました。
(*)2012年01月25日
http://www.nhk.or.gatten/
上記ストレッチによって糖尿病改善の事例も出ています。私の場合は病歴、経口薬・インスリン暦が長く、高齢であるなど条件が厳しいけれど、希望を持ってストレッチ効果を観察中です。
自分流の糖尿病改善メニュー;現行の「身体の運動」は「歩く」+「ストレッチ」となっています。(続く)
聞くところ、今でも、糖尿病治療で「運動療法」について具体的な指導を行っている病院は限られた少数派のようです。内科のお医者さんの専門外!と思うと、無理からぬことではありましょう。
であるならば、運動医療分野のお医者さん、専門家とのコワークで実効あるチームが出来ないものかと願ったりもします。保険システムの枠内では無理な相談でしょうか。
糖尿病医療の3本柱といわれる中で、運動療法へのウエイトは低いようです。
患者自身が自分流のメニューを組み、実行していくものと考えた方が良さそうです。
50歳代後半から60歳台の頃はまだ体力もあって、長時間歩いたり、早歩きの時間を延ばしたりで、汗を流して頑張ったりもしましたが、運動の効果を実感することはありませんでした。
努力と期待に反してA1cは8~9%台から更に上に向かい、70歳が近づいた頃12%台に急上昇して、急遽インスリンに切り替えて合併症の危機を回避出来ました。
インスリン治療では低血糖にならないように注意し、これを監視する為もあって頻繁に血糖値mg/dlを測ります。この血糖値と食事・運動がどのように相関するかを知ることが出来るようになりました。
どの様な運動を、どのタイミングで行うと血糖値はどうような傾向を示すか!
インスリン(薬事)と食事と運動の関係を知ることが出来るようになって、自分に合った「歩く」処方を出来るようになり、気分的にも随分余裕が出てきたように思います。
従前は1ケ月か2ケ月に1回、主治医の検診時に測るだけでしたので、この間は盲目運転でした。インスリン治療でなくても、2〜3日に食前食後、運動前後などタイミングをずらしながら血糖値mg/dlを自己測定して、運動効果、食事の影響を評価できるようにすることを推奨したいと思っています。
今一つの問題は、今後、加齢とともに、体力的に「歩く」が制約されてくるであろうことです。その時に備えて、高齢になっても出来る運動を探しています。
ゆっくりとした動き、それでいて血糖値コントロールに有効な運動!という目的にかなうものを探していましたところ細胞学と運動理論が融合した「細胞活性ストレッチによる全身機能回復」というプロジェクトに出会い、目下指導を受けています。
・高齢化すると行動がパターン化して使う筋肉が限られてくるが、600程ある筋肉の多く(日頃使わない筋肉)に繰り返し刺激を与える。
・筋肉は使わないとどんどん衰える。激しい運動ではなく(無理に頑張るのは逆効果)、刺激を覚える程度を繰り返すと細胞は変化する(体力を保てる)。
・筋肉が元気になると臓器機能が回復する
といった考えなので、年を取っても出来る運動として試行しています。
ストレッチにより細胞がの活性化されて「高血圧」「動脈硬化」「どうき・息切れ」「手足のしびれ」などが改善されることはNHKテレビ「ためしてガッテン」(*)でも放映されていました。
(*)2012年01月25日
http://www.nhk.or.gatten/
上記ストレッチによって糖尿病改善の事例も出ています。私の場合は病歴、経口薬・インスリン暦が長く、高齢であるなど条件が厳しいけれど、希望を持ってストレッチ効果を観察中です。
自分流の糖尿病改善メニュー;現行の「身体の運動」は「歩く」+「ストレッチ」となっています。(続く)