2013年02月27日
A250・「もう年だ!」なんて言えません
この度の東京マラソンで82歳の男性が見事完走され、そのお元気な姿がテレビに映し出されました。
これとは別に拝見した記事で、82歳の男性が剣道の道場に入門され、3年で2段を獲得されたことが紹介されていました。
高齢化社会と言われ、介護とか、孤独とか、兎角マイナスイメージの報道が多い中で、この様な凄い先輩の報道は大きな感動を私たちに与えてくれます。
高齢者の自立志向について考えて見ました。
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これとは別に拝見した記事で、82歳の男性が剣道の道場に入門され、3年で2段を獲得されたことが紹介されていました。
高齢化社会と言われ、介護とか、孤独とか、兎角マイナスイメージの報道が多い中で、この様な凄い先輩の報道は大きな感動を私たちに与えてくれます。
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1、凄い高齢者がいるものです
今年も東京マラソンが開催されました。3万数千人の市民ランナーが東京を駆け抜ける様はまさに圧巻でした。加えて、沿道で応援した人の数がまたギネス物とのことです。
回を重ねる毎に規模と内容は充実して、大東京がこの日一つになった感がありました。
タイムを競うアスリートが先行し、そのあとに日頃の練習の成果を試すべく市民ランナーが延々と続きました。新宿にある都庁前をスタートして2時間何分かで先頭ランナーが晴海のゴール地点に到達し、3時間後、5時間後、ランナーの列は銀座、浅草に長々と続いていました。
晴海では様々な感動的なゴール風景が見られました。途中の何箇所かの関門では、残念・無念ながらタイムオーバーでバスに誘導される参加者も少なくありませんでした。
そんな中で、82歳の男性が見事完走。祝福されている姿が映し出されました。
「凄い!」の一言に尽きる思いでした。人間の可能性を大きく広げてくださった!と思いました。
これとは別に、最近目にした記事に82歳で剣道のクラブに入門し、3年で2段審査合格となった方の紹介がありました。奥さんを亡くし、落ち込んだ中での一念発起が動機とありました。
「高齢者」「後期高齡者」などという行政用語がありますが、「生かされる」のではなく「自ら生きる者」でありたいと思わされたことです。
2、自立する「高齢者」「後期高齡者」でありたい
たまたま見聞きしたお二人について述べましたが、前向きに生きる70歳代、80歳代が少なくないことは取り立てて言うまでもありません。ただ残念ながら多数派ではないようです。
この世代は敗戦後の苦難の時代を生き抜いてきました。敗戦の廃墟の中から、生きるため、日本の復興を目指して「外国に追いつけ、追い越せ!」を言わず語らずの合言葉として、懸命に働いてきました。「働き蜂」「ウサギ小屋に住むエコノミックアニマル」と揶揄もされました。
見事復興を果たし、「ジャパン・アズ・NO1」とも言われましたが、やがて「1億総中流気分」「温室気分」が蔓延し、バブルが崩壊して下降線をたどり、そして今日(こんにち)です。人口減少、国力低下が続く中、温室気分から抜けきれない!のか、明日へ期待を見失っている仲間が多いのが現状ではないでしょうか。
人口が減っていく中で、比率を高めていく「高齢者」「後期高齡者」が、自立の意識を高めなければ、続く世代の負担を増すばかりです。
「後期高齢者」の一人として、心身ともに健康に過ごし、子・孫に余計な負担をかけないように、かくあるために平素から自立できる心身の鍛錬を心がけていこうと思っています。
自立する「高齢者」「後期高齡者」が圧倒的多数派になることが、日本の国力回復の重要なキーの一つであろうと思います。
長い人生には浮き沈みがあるもの。心ならずも病に犯され事故に合うこともありましょう。苦境に陥ったときの為にも雑草精神を培っておきたい。そう願っています。
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今年も東京マラソンが開催されました。3万数千人の市民ランナーが東京を駆け抜ける様はまさに圧巻でした。加えて、沿道で応援した人の数がまたギネス物とのことです。
回を重ねる毎に規模と内容は充実して、大東京がこの日一つになった感がありました。
タイムを競うアスリートが先行し、そのあとに日頃の練習の成果を試すべく市民ランナーが延々と続きました。新宿にある都庁前をスタートして2時間何分かで先頭ランナーが晴海のゴール地点に到達し、3時間後、5時間後、ランナーの列は銀座、浅草に長々と続いていました。
晴海では様々な感動的なゴール風景が見られました。途中の何箇所かの関門では、残念・無念ながらタイムオーバーでバスに誘導される参加者も少なくありませんでした。
そんな中で、82歳の男性が見事完走。祝福されている姿が映し出されました。
「凄い!」の一言に尽きる思いでした。人間の可能性を大きく広げてくださった!と思いました。
これとは別に、最近目にした記事に82歳で剣道のクラブに入門し、3年で2段審査合格となった方の紹介がありました。奥さんを亡くし、落ち込んだ中での一念発起が動機とありました。
「高齢者」「後期高齡者」などという行政用語がありますが、「生かされる」のではなく「自ら生きる者」でありたいと思わされたことです。
2、自立する「高齢者」「後期高齡者」でありたい
たまたま見聞きしたお二人について述べましたが、前向きに生きる70歳代、80歳代が少なくないことは取り立てて言うまでもありません。ただ残念ながら多数派ではないようです。
この世代は敗戦後の苦難の時代を生き抜いてきました。敗戦の廃墟の中から、生きるため、日本の復興を目指して「外国に追いつけ、追い越せ!」を言わず語らずの合言葉として、懸命に働いてきました。「働き蜂」「ウサギ小屋に住むエコノミックアニマル」と揶揄もされました。
見事復興を果たし、「ジャパン・アズ・NO1」とも言われましたが、やがて「1億総中流気分」「温室気分」が蔓延し、バブルが崩壊して下降線をたどり、そして今日(こんにち)です。人口減少、国力低下が続く中、温室気分から抜けきれない!のか、明日へ期待を見失っている仲間が多いのが現状ではないでしょうか。
人口が減っていく中で、比率を高めていく「高齢者」「後期高齡者」が、自立の意識を高めなければ、続く世代の負担を増すばかりです。
「後期高齢者」の一人として、心身ともに健康に過ごし、子・孫に余計な負担をかけないように、かくあるために平素から自立できる心身の鍛錬を心がけていこうと思っています。
自立する「高齢者」「後期高齡者」が圧倒的多数派になることが、日本の国力回復の重要なキーの一つであろうと思います。
長い人生には浮き沈みがあるもの。心ならずも病に犯され事故に合うこともありましょう。苦境に陥ったときの為にも雑草精神を培っておきたい。そう願っています。
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