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プロフィール

はぴせ
元会社員の後期高齡者。自称平均的な日本人。札幌市出身、東京都在住。「心と体の健康維持・増進」を願い、求める極意は「自然体」で「頑張りすぎない程度に頑張って」日々を暮らすこと。
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2012年03月07日
A035 糖尿病治療での ”燃え尽き” を避けたい(2)
<前回>
(1)治療を中断するケースが多い
(2)治療中断にキッカケ・医師との気まずさ、家族とのマサツ

<今回目次>
(3)進歩的なお医者さんと患者さん


(3)進歩的なお医者さんと患者さん

お名前は聞き落としましたが、感銘を受けたお医者さんの話です。

アメリカ(だったように思います)に留学したとき、
「糖尿病になっても、食べたいものは食べたいでしょう」と言われて「ピーンと感じるものがあった」そうです。

帰国して、治療においては、患者の言うことの「聞き役」になるように努めているそうです。

医師流を押しつけて生活指導するのではなく、患者の自分流を引き出すようにしているとの印象を受けました。診療室には笑いがありました。「笑いは血糖値を下げる」とゲスト解説者がプラスの評価をしていました。

中年の女性患者が「自分流」の自己管理を行っているさまが印象的でした。自分で行う血糖検査の記録表が以前とは様変わりで、空欄が格段に減っていました。数値を自分で見ることによって食事の量を加減する様になった様です。

(感想)

現在の保健制度では、お医者さんは行ないたいことも出来ず、患者一人一人に時間をかけることは出来ず、医師流を押しつけるだけになっているようです。

番組では看護士さんなどとチームを組むことでの可能性について言及していました。

上杉鷹山公が子息に教訓として詠み与えたと伝えられる名言を思い出します。
なせば成る 為さねば成らぬ 何事も
      成らぬは人の 為さぬなりけり

医療の関係者も患者並びに家族も、糖尿病とは「こんなもんだ」と思い込まず、改善の意欲、知恵を出して欲しいと思います。望むらくは改善の方向で進んでいただきたいものです。

それはそれとしても、紹介されたお医者さん、患者さんの行き方は、私が体験の中から考え至ったこと、自著やブログで紹介してきた「自分流」と見事に一致していて、まさに「」我が意を得たり」、とても心強い思いを致しました。

日本人の共通の気質でしょうか、得てして教科書的ベキ論に終始しがちです。
しかし、殊に糖尿病と向きあう場合は、一般的な「医師流」のベキ論に加えて、患者本人の「自分流」が決め手になることに自信を深めた次第です。



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