2013年01月16日
A236・自分が要介護、寝たきりに成らない為に(1)
1、運動器(骨、関節、筋肉)を健全に保つ
日本は世界でも有数の長寿国!
と言われると悪い気はしませんが、そう簡単に喜んでばかりもいられません。
平均寿命が延びたと言うことは高齢者、老齢者の割合が増えたと言うことで、現実の問題として、要介護者・寝たきりの人が増えて社会問題になっています。
人々が健康に暮らすと平均寿命は延び、必然の結果として高齢者は増えますが、私もその高齢者の一人として「健康な高齢者」でありたいと願っています。
言うまでもなく自分の為であり、家族の為であり、ひいては日本が健全な社会であることに繋がるのだろうと思います。
(「人気ブログランキング」に参加しています。宜しければ右欄「BLOG RANKING」マークのクリックをお願い致します)⇒⇒
日本は世界でも有数の長寿国!
と言われると悪い気はしませんが、そう簡単に喜んでばかりもいられません。
平均寿命が延びたと言うことは高齢者、老齢者の割合が増えたと言うことで、現実の問題として、要介護者・寝たきりの人が増えて社会問題になっています。
人々が健康に暮らすと平均寿命は延び、必然の結果として高齢者は増えますが、私もその高齢者の一人として「健康な高齢者」でありたいと願っています。
言うまでもなく自分の為であり、家族の為であり、ひいては日本が健全な社会であることに繋がるのだろうと思います。
(「人気ブログランキング」に参加しています。宜しければ右欄「BLOG RANKING」マークのクリックをお願い致します)⇒⇒
年々、要介護や寝たきりが増えていて、その5人に1人が関節の痛みや転倒による骨折で動けなくなることが原因とのことです。
自分の身の回りのことは自分で出来るように、日常生活での自立度を高める為に、骨、関節、筋肉、つまり体を動かすための仕組み=「運動器」の機能を保つことが必要と思います。
この為に、何を、どの様にするか!を考えます。
・人の筋肉は大小600程もあるそうですが、使わないでいるとどんどん衰えます。
悪いことに高齢になるほど行動がパターン化して、使う筋肉は限られてきます。
普段使われない筋肉に適度の刺激を与えるような運動を日常続けることが必要といわれます。
・年をとると、転びやすくなります。ちょっと転んだだけで骨折したり、入院など大事になることも少なくありません。スポーツ選手が行う「体幹のトレーニング」が高齢者にも必要、有効とのことです。片足で立つフラミンゴ訓練などが一例です。
・「膝が痛い」などを理由に、体を動かさない傾向があります。この気力の衰えを乗り越えなければならないと、わが身を激励しています。
運動器が衰えると、歩けなくなったり、身の回りのことが出来なくなってきます。
関節痛や転倒骨折による寝たきりが増えてきたのは、日本人の平均寿命が延びて運動器の耐用年数を上回るようになったという背景があるとも言われます。
運動器の耐用年数を延ばさなければ、わが身にこの問題が降りかかってくることになりかねません。
繰り返しになりますが、
(1)転倒や骨折に結びつきやすいバランス能力・筋力の低下
(2)骨粗しょう症、関節の痛みで歩くのが辛くなる変形性関節症
などの傾向が加齢とともに増加します。
動きずらくなって動かないでいると、ますます動けなくなってしまいます。
バランス能力や筋肉は体を動かさないでいると、どんどん低下してしまいます。
運動器はそれぞれが連携しており、どれか一つが故障すると体は上手く動きません。
単に行動面での制約の問題ではなく、身体全体が上手く動くと言うことは各臓器や血管、神経系統などなどが良好に働き、病気に成り難いであろうことが容易に類推されます。
要は「全身を動かす運動をする」ことが対処法だと言えそうです。
適正な負荷をかけて骨を強くし、関節に過剰ではない負荷をかけ、筋肉に(殊に普段使わない筋肉に)適度な刺激与えることが大切であり、必要なことだと言われています。
変形性関節症では、痛いからといって膝を全く使わないのはまずく、ここはチョット頑張って、全身の状態に合わせた適度の運動が大切な様です。人によって状態が違いますから一概には言えませんが、必要に応じて医師、トレーナーの処方に従うのが一策と思います。
注意すべきは、自分ではまだまだ大丈夫と思っていても、気づかないうちに早くから進行していることが少なくないことです。
運動器の障害のために要介護となる危険性の高い状態を「ロコモティブシンドローム(略してロコモ)」と名付け、
運動器の衰えによって日常生活の自立度が低くなり、要介護、寝たきりになる可能性の高い状態か否かを自己点検する方法や予防法について平成19年に提言されたことは前述しました。
A235・ご存知ですか?「ロコモティブシンドローム」
https://fanblogs.jp/hapise/archive/351/0高齢者に限らず、40歳代ですでに足腰が弱っている人が少なくないとの指摘があります。
「ロコモ」とその予備軍は全国で4700万人と推計されていて、これは、日本の人口1億2500万人の3人に1人!に相当します。決して他人事ではないようです。(続く)
自分の身の回りのことは自分で出来るように、日常生活での自立度を高める為に、骨、関節、筋肉、つまり体を動かすための仕組み=「運動器」の機能を保つことが必要と思います。
この為に、何を、どの様にするか!を考えます。
・人の筋肉は大小600程もあるそうですが、使わないでいるとどんどん衰えます。
悪いことに高齢になるほど行動がパターン化して、使う筋肉は限られてきます。
普段使われない筋肉に適度の刺激を与えるような運動を日常続けることが必要といわれます。
・年をとると、転びやすくなります。ちょっと転んだだけで骨折したり、入院など大事になることも少なくありません。スポーツ選手が行う「体幹のトレーニング」が高齢者にも必要、有効とのことです。片足で立つフラミンゴ訓練などが一例です。
・「膝が痛い」などを理由に、体を動かさない傾向があります。この気力の衰えを乗り越えなければならないと、わが身を激励しています。
運動器が衰えると、歩けなくなったり、身の回りのことが出来なくなってきます。
関節痛や転倒骨折による寝たきりが増えてきたのは、日本人の平均寿命が延びて運動器の耐用年数を上回るようになったという背景があるとも言われます。
運動器の耐用年数を延ばさなければ、わが身にこの問題が降りかかってくることになりかねません。
繰り返しになりますが、
(1)転倒や骨折に結びつきやすいバランス能力・筋力の低下
(2)骨粗しょう症、関節の痛みで歩くのが辛くなる変形性関節症
などの傾向が加齢とともに増加します。
動きずらくなって動かないでいると、ますます動けなくなってしまいます。
バランス能力や筋肉は体を動かさないでいると、どんどん低下してしまいます。
運動器はそれぞれが連携しており、どれか一つが故障すると体は上手く動きません。
単に行動面での制約の問題ではなく、身体全体が上手く動くと言うことは各臓器や血管、神経系統などなどが良好に働き、病気に成り難いであろうことが容易に類推されます。
要は「全身を動かす運動をする」ことが対処法だと言えそうです。
適正な負荷をかけて骨を強くし、関節に過剰ではない負荷をかけ、筋肉に(殊に普段使わない筋肉に)適度な刺激与えることが大切であり、必要なことだと言われています。
変形性関節症では、痛いからといって膝を全く使わないのはまずく、ここはチョット頑張って、全身の状態に合わせた適度の運動が大切な様です。人によって状態が違いますから一概には言えませんが、必要に応じて医師、トレーナーの処方に従うのが一策と思います。
注意すべきは、自分ではまだまだ大丈夫と思っていても、気づかないうちに早くから進行していることが少なくないことです。
運動器の障害のために要介護となる危険性の高い状態を「ロコモティブシンドローム(略してロコモ)」と名付け、
運動器の衰えによって日常生活の自立度が低くなり、要介護、寝たきりになる可能性の高い状態か否かを自己点検する方法や予防法について平成19年に提言されたことは前述しました。
A235・ご存知ですか?「ロコモティブシンドローム」
https://fanblogs.jp/hapise/archive/351/0高齢者に限らず、40歳代ですでに足腰が弱っている人が少なくないとの指摘があります。
「ロコモ」とその予備軍は全国で4700万人と推計されていて、これは、日本の人口1億2500万人の3人に1人!に相当します。決して他人事ではないようです。(続く)