2012年10月22日
A208・酒粕が主役となり、日本酒は酒粕の絞り汁となるかも?
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1、目から鱗、「酒粕」の効能
日本の得意技である発酵技術によって、私たち日本人は味噌、醤油、納豆などすぐれた食品に恵まれていますが、今一つ隠れたエースがあることに気付いていませんでした。
「酒粕」!です。
「酒粕」は日本酒の「絞りカス」、産業廃棄物とミナされて来ましたが、先年NHKテレビで改めてその優れた効能を紹介されました。
曰く、番組では、酒粕はビタミンB群やアミノ酸など栄養やうまみの宝庫であるとのこと、加えて「コレステロール減」や「お通じ改善」効果など秀逸であることなど報じられました。
実習コーナーで幾つかの調理例が紹介され、ゲストも大絶賛!でした。
果たせるかなその後暫くの間、スーパーなど店頭から酒粕が姿を消して入手しにくくなりました。ご記憶の方も多いことと思います。
1、目から鱗、「酒粕」の効能
日本の得意技である発酵技術によって、私たち日本人は味噌、醤油、納豆などすぐれた食品に恵まれていますが、今一つ隠れたエースがあることに気付いていませんでした。
「酒粕」!です。
「酒粕」は日本酒の「絞りカス」、産業廃棄物とミナされて来ましたが、先年NHKテレビで改めてその優れた効能を紹介されました。
曰く、番組では、酒粕はビタミンB群やアミノ酸など栄養やうまみの宝庫であるとのこと、加えて「コレステロール減」や「お通じ改善」効果など秀逸であることなど報じられました。
実習コーナーで幾つかの調理例が紹介され、ゲストも大絶賛!でした。
果たせるかなその後暫くの間、スーパーなど店頭から酒粕が姿を消して入手しにくくなりました。ご記憶の方も多いことと思います。
番組の内容を復習してみます。
・酒粕には酵母がたっぷり含まれてビタミンB2はお米の12倍、B6は47倍、アミノ酸は538倍にも激増している。しかも必須アミノ酸が全種含まれる。という凄さです。
現在酒粕はお酒を造る際の廃棄物として扱われていますが、日本人はとんでもない評価ミスをしている事になりそうです。
更に「便秘改善効果」について、
・50g/日の酒粕を甘酒状にして12人が3週間飲んだところ、
(1)悪玉コレステロールが平均8,2低下した。
(2)全員が「お通じの改善」を指摘した。
(1)(2)の効果をもたらす正体は、お米に含まれている「レジスタントプロテイン」という消化されにくいタンパク質で植物繊維の仲間とのことですが、特異なのは「油をガッチリ捕まえること」。と説明されています。
酒粕を食べると「レジスタントプロテイン」が消化されないまま小腸へ行き、ここで食べた油分を捕まえ、体外へ運び出す。便は脂質を多く含むので軟らかく、排便しやすい。ということで(1)(2)の効果も納得出来ます。
2、「酒粕が主役で、日本酒は酒粕の絞り汁となる」かも?
近年、玄米・白米の栄養比較から、圧倒的に優れている玄米への回帰、発芽玄米が注目されつつあるのは誠に歓迎すべきことですが、これにもまして酒粕の凄さに驚かされます。
豆腐のかす「おから」は「うのはな」などという可愛い名で呼ばれることもありますが、酒粕は「酒粕」一点張りです。
今後、正しく評価され、多くの人々に浸透されるに従って
「酒粕が主役で、日本酒は酒粕の絞り汁となる」
という話が冗談でなくなるかも知れません。
発想の飛び過ぎでしょうか?
上記NHKテレビの放映後の酒粕ブームは残念ながら凋んでしまったようです。
最近は「塩こうじ」がはやっています。
これら発酵食品オールスターで日本の食卓の主役に定着することを夢見たい気分でいます。
製造工程、技術、流通各工程で酒粕にスポットを当てて改良、開発され、量産、低価格化して日常の食品、お米の新調理法に結びつくようになることを期待します。
こうなると、もう廃棄物ではないので税金の扱いが変わるでしょうか?
立場が逆転して、「酒粕」が主役で、「日本酒」は酒粕製造に伴う絞り汁となる?
こうなると「日本酒」は副産物、産業廃棄物?として定義され税金はかからないという話しも出て来て、価格が下がり消費が拡大する?
酒粕が常食されるとコレステロール、便秘が改善されて国民の健康水準は改善され、医療費は低下するでしょう。
お米の需要が増え、しかも、この用途には等級区分など無用になるでしょうから日本の稲作政策改善に大きく寄与するように思います。・・・
・・・などなど夢(期待)物語は広がります。
・酒粕には酵母がたっぷり含まれてビタミンB2はお米の12倍、B6は47倍、アミノ酸は538倍にも激増している。しかも必須アミノ酸が全種含まれる。という凄さです。
現在酒粕はお酒を造る際の廃棄物として扱われていますが、日本人はとんでもない評価ミスをしている事になりそうです。
更に「便秘改善効果」について、
・50g/日の酒粕を甘酒状にして12人が3週間飲んだところ、
(1)悪玉コレステロールが平均8,2低下した。
(2)全員が「お通じの改善」を指摘した。
(1)(2)の効果をもたらす正体は、お米に含まれている「レジスタントプロテイン」という消化されにくいタンパク質で植物繊維の仲間とのことですが、特異なのは「油をガッチリ捕まえること」。と説明されています。
酒粕を食べると「レジスタントプロテイン」が消化されないまま小腸へ行き、ここで食べた油分を捕まえ、体外へ運び出す。便は脂質を多く含むので軟らかく、排便しやすい。ということで(1)(2)の効果も納得出来ます。
2、「酒粕が主役で、日本酒は酒粕の絞り汁となる」かも?
近年、玄米・白米の栄養比較から、圧倒的に優れている玄米への回帰、発芽玄米が注目されつつあるのは誠に歓迎すべきことですが、これにもまして酒粕の凄さに驚かされます。
豆腐のかす「おから」は「うのはな」などという可愛い名で呼ばれることもありますが、酒粕は「酒粕」一点張りです。
今後、正しく評価され、多くの人々に浸透されるに従って
「酒粕が主役で、日本酒は酒粕の絞り汁となる」
という話が冗談でなくなるかも知れません。
発想の飛び過ぎでしょうか?
上記NHKテレビの放映後の酒粕ブームは残念ながら凋んでしまったようです。
最近は「塩こうじ」がはやっています。
これら発酵食品オールスターで日本の食卓の主役に定着することを夢見たい気分でいます。
製造工程、技術、流通各工程で酒粕にスポットを当てて改良、開発され、量産、低価格化して日常の食品、お米の新調理法に結びつくようになることを期待します。
こうなると、もう廃棄物ではないので税金の扱いが変わるでしょうか?
立場が逆転して、「酒粕」が主役で、「日本酒」は酒粕製造に伴う絞り汁となる?
こうなると「日本酒」は副産物、産業廃棄物?として定義され税金はかからないという話しも出て来て、価格が下がり消費が拡大する?
酒粕が常食されるとコレステロール、便秘が改善されて国民の健康水準は改善され、医療費は低下するでしょう。
お米の需要が増え、しかも、この用途には等級区分など無用になるでしょうから日本の稲作政策改善に大きく寄与するように思います。・・・
・・・などなど夢(期待)物語は広がります。