2012年10月01日
A201・10月(かんなづき)
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1、夏過ぎて 秋来にけらし かんなづき(神無月)
猛暑続き、豪雨、台風・・に翻弄され続けて来ましたが、暦は確実に進んで10月に入りました。月日が経つのは早いものですね。もう郵便局から年賀状の予約が来ましたし、間もなくクリスマスやらジングルベルやらで賑やかになることでしょう。
9月の次が10月なのは当たり前ですが、ふと「10月〜かんなづき(神無月)」と思ったりします。和風月名には何かゆったりとした情緒を感じます。
1、夏過ぎて 秋来にけらし かんなづき(神無月)
猛暑続き、豪雨、台風・・に翻弄され続けて来ましたが、暦は確実に進んで10月に入りました。月日が経つのは早いものですね。もう郵便局から年賀状の予約が来ましたし、間もなくクリスマスやらジングルベルやらで賑やかになることでしょう。
9月の次が10月なのは当たり前ですが、ふと「10月〜かんなづき(神無月)」と思ったりします。和風月名には何かゆったりとした情緒を感じます。
「神無月」〜古くは「かむなづき」。釀成月(かみなしづき)の意とも、雷無月(かみなしづき)の意ともいわれ、俗説には、この月、八百万(やおよろず)の神々が出雲大社に集まり、不在になるとある。陰暦10月の別称。かみなづき); 「広辞林」(三省堂)
俗説;「この月、八百万(やおよろず)の神々が出雲大社に集まり、不在になる」
について、もう少し詳しいお話し。
旧暦10月の11日から1週間、全国神様会議が先ず出雲大社で開かれ、続いて佐太神社で開催される。そのため出雲地方はこの期間、神在月(かみありつき)となるとのこと。
この神様会議の由来;日本国土開発の神・大国主神が、自分の息子や娘を各地に置き、その地の管理者としたことに由来するそうです。こどもたちは、年に1度出雲に集まり、父神である大国主神に1年の報告をし、来年の予定を打ち合わせます。後に大国主神系以外の天照系の神様たちも、一緒に出雲に来るようになった由。
大国主神は天照大神に日本国の支配権を譲り、代わりに幽界の支配権の保証を得ました。・物質的な物事については天照大神とその子孫である天皇家が管理することになり、
・精神的な物事については大国主神とその子孫たちの管轄になった訳です。
この結果、出雲では全国の人間の運命について話し合ことになり、中でも誰と誰を結婚させるか、などがこの会議の主要議題となったといわれます。
これが出雲大社が縁結びの神様として信仰され由来とされています。
別の話を参考までに!
日本全国から神様が皆いなくなってしまうと不用心なので、一人だけ留守番として残る神様がいます。この神様は恵比寿様。
ひとりぼっちで留守番をする可愛そうな恵比寿様を慰めるために、この月には恵比須講が行われます。たった一人大切にされる恵比寿様は、十月が楽しい月であるに違いありません。
一人ニコニコ恵比寿顔?
次ぎに暦の話し。
10月(じゅうがつ)はグレゴリオ暦で年の第10の月に当たります。英語のOctoberはラテン語で「第8の」という意味の「octo」の語に由来している。
実際の月の番号とずれている?
これは、紀元前46年まで使われていたローマ暦が3月起算であるので、3月から数えて8番目ということだそうで、一応の勘定は合います。因みに、年末である2月は(調整のため?)日数が少ない、と説明されています。
2、和風月名
日本では、旧暦10月を神無月(かんなづき、かみなしづき)と呼び、現在では新暦10月の別名としても用いています。
和風月名(わふうげつめい)
睦月、如月、弥生、卯月、皐月、水無月、
文月、葉月、長月、神無月、霜月、師走
これを全て空で言える人は少数派ではないでしょうか。無理に覚えなければいけない事でもありませんが、ちょっとした教養!心豊かになれます。
意味のない言葉とリズムで何度か繰り返すと、忘れても思い出しやすいような気がします。
ムツキ・キサラギ・ヤヨイは春で、
ウ・サ・ミ(宇佐見)(ウヅキ・サツキ・ミナヅキ)は皆んな夏の月
秋はフミ(文)・ハー(葉)(フヅキ・ハヅキ)夜ナガツキ、
冬に行カンナ(行かんな)、シモ(霜)、シハス(師走す)
和風月名は
・古い時代の行事や農事から名付けられたもの、
・その月の天候の特徴から生まれたもの、
・出どころがはっきりしないものなどなど、その語源は様々。
おそらくは文字のない時代から呼び習わされ、その語源となっているものもあるようで、神無月についても上記のような諸説が伝えられています。
こじつけと言えばそれまでですが、自然と向き合った当時の生活が見えるようにも思えます。
大国主神チルドレンの神様と、天照大神一派の神様が全国会議のために出雲に集まります。往来は新幹線や飛行機より高速で安全な雲によったのでしょうか?
余計な心配とは思うがホテルの混雑も大変だったでしょうし、警備の任に当たった神様も大忙しだったことでしょう。それもこれも、開催地の経済活性に大きく寄与したであろう大イベントあったことでしょう。
別の地方が開催地に名乗りを上げたという伝説が見つかると面白い!
暇人はこんなことを考えたりします。
各地に留守番役として残った恵比寿様が大もてだったこと。恵比寿様のにこにこ顔のルーツがこんな所にあったのかも知れない!? などと思っていると、つい笑ってしまいます。
俗説;「この月、八百万(やおよろず)の神々が出雲大社に集まり、不在になる」
について、もう少し詳しいお話し。
旧暦10月の11日から1週間、全国神様会議が先ず出雲大社で開かれ、続いて佐太神社で開催される。そのため出雲地方はこの期間、神在月(かみありつき)となるとのこと。
この神様会議の由来;日本国土開発の神・大国主神が、自分の息子や娘を各地に置き、その地の管理者としたことに由来するそうです。こどもたちは、年に1度出雲に集まり、父神である大国主神に1年の報告をし、来年の予定を打ち合わせます。後に大国主神系以外の天照系の神様たちも、一緒に出雲に来るようになった由。
大国主神は天照大神に日本国の支配権を譲り、代わりに幽界の支配権の保証を得ました。・物質的な物事については天照大神とその子孫である天皇家が管理することになり、
・精神的な物事については大国主神とその子孫たちの管轄になった訳です。
この結果、出雲では全国の人間の運命について話し合ことになり、中でも誰と誰を結婚させるか、などがこの会議の主要議題となったといわれます。
これが出雲大社が縁結びの神様として信仰され由来とされています。
別の話を参考までに!
日本全国から神様が皆いなくなってしまうと不用心なので、一人だけ留守番として残る神様がいます。この神様は恵比寿様。
ひとりぼっちで留守番をする可愛そうな恵比寿様を慰めるために、この月には恵比須講が行われます。たった一人大切にされる恵比寿様は、十月が楽しい月であるに違いありません。
一人ニコニコ恵比寿顔?
次ぎに暦の話し。
10月(じゅうがつ)はグレゴリオ暦で年の第10の月に当たります。英語のOctoberはラテン語で「第8の」という意味の「octo」の語に由来している。
実際の月の番号とずれている?
これは、紀元前46年まで使われていたローマ暦が3月起算であるので、3月から数えて8番目ということだそうで、一応の勘定は合います。因みに、年末である2月は(調整のため?)日数が少ない、と説明されています。
2、和風月名
日本では、旧暦10月を神無月(かんなづき、かみなしづき)と呼び、現在では新暦10月の別名としても用いています。
和風月名(わふうげつめい)
睦月、如月、弥生、卯月、皐月、水無月、
文月、葉月、長月、神無月、霜月、師走
これを全て空で言える人は少数派ではないでしょうか。無理に覚えなければいけない事でもありませんが、ちょっとした教養!心豊かになれます。
意味のない言葉とリズムで何度か繰り返すと、忘れても思い出しやすいような気がします。
ムツキ・キサラギ・ヤヨイは春で、
ウ・サ・ミ(宇佐見)(ウヅキ・サツキ・ミナヅキ)は皆んな夏の月
秋はフミ(文)・ハー(葉)(フヅキ・ハヅキ)夜ナガツキ、
冬に行カンナ(行かんな)、シモ(霜)、シハス(師走す)
和風月名は
・古い時代の行事や農事から名付けられたもの、
・その月の天候の特徴から生まれたもの、
・出どころがはっきりしないものなどなど、その語源は様々。
おそらくは文字のない時代から呼び習わされ、その語源となっているものもあるようで、神無月についても上記のような諸説が伝えられています。
こじつけと言えばそれまでですが、自然と向き合った当時の生活が見えるようにも思えます。
大国主神チルドレンの神様と、天照大神一派の神様が全国会議のために出雲に集まります。往来は新幹線や飛行機より高速で安全な雲によったのでしょうか?
余計な心配とは思うがホテルの混雑も大変だったでしょうし、警備の任に当たった神様も大忙しだったことでしょう。それもこれも、開催地の経済活性に大きく寄与したであろう大イベントあったことでしょう。
別の地方が開催地に名乗りを上げたという伝説が見つかると面白い!
暇人はこんなことを考えたりします。
各地に留守番役として残った恵比寿様が大もてだったこと。恵比寿様のにこにこ顔のルーツがこんな所にあったのかも知れない!? などと思っていると、つい笑ってしまいます。