2012年08月10日
A183・不十分ながら「自前のインスリン」が出ていた
1、「Cペプチド」を測って見ました
テレビでも、送られてくるメルマガでも、「糖尿病は治る」という番組や記事を時々見かけます。
食事で糖質を減らしたりインスリンなど薬事療法に関するものとか、ストレッチなど運動に関するものなど様々ですが、長年インスリンを注射したり、高齢者は効果を期待できないと但し書きされている場合が良くあります。
「膵臓のランゲルハンス島が長年酷使されて、疲れ切って機能を失ってしまっている」という理由が述べられています。
私は糖尿病と診断されてから20数年経ち、インスリンを注射し始めてから約8年の後期高齡者です。この説明によると、自前のインスリンがゼロ!の最右翼だろうと思っていました。
テレビでも、送られてくるメルマガでも、「糖尿病は治る」という番組や記事を時々見かけます。
食事で糖質を減らしたりインスリンなど薬事療法に関するものとか、ストレッチなど運動に関するものなど様々ですが、長年インスリンを注射したり、高齢者は効果を期待できないと但し書きされている場合が良くあります。
「膵臓のランゲルハンス島が長年酷使されて、疲れ切って機能を失ってしまっている」という理由が述べられています。
私は糖尿病と診断されてから20数年経ち、インスリンを注射し始めてから約8年の後期高齡者です。この説明によると、自前のインスリンがゼロ!の最右翼だろうと思っていました。
「先ずははっきりさせよう」ということで「Cペプチド」を測ってみました。
主治医の先生に依頼して、採血・検査だけの簡単なものでした。尿検査もありますが24時間畜尿で調べる為入院を要しますので、今回は「血中Cペプチド」を測りました。
その結果、不十分ながら自前のインスリンが出ていることを知りました。
上記のように「自前のインスリンがゼロ!」と、ある程度は思っていたので、意外でもあり、救われたような思いでもありました。
今まで転勤の為とか、転院の為とかで、主治医の先生4人に見てもらってきましたが、「自前のインスリンを測る」という話はどなたからもありませんでした。
糖尿病で長年悩まされてきた方々で「Cペプチド」を測って、自前のインスリンがどの程度出ているかを知っているのは極く少数派ではないかと思います。
現在、経口薬を飲んでいるか、インスリンを注射しているか、何れにしても「自分に適しているかどうか」、判断できる貴重な情報を得ることが出来ます。
殊に、経口薬を10年近くも飲んでいて、血糖値が高く、インスリン注射を躊躇されている方は自分を納得させるよい判断材料になると思います。
2、インスリン治療を躊躇しないために!
私は主治医の先生から「経口薬からインスリン注射に切り替えましょう」と言われ
1年半ほど拒んでいたため、無益有害な遠回りをしてしまった経緯があります。
カロリー制限と運動療法の強化に努めましたがA1c,血糖値が急上昇し、待ったなしの危機感から糖尿病センターのある大学病院にセカンドオピニオンを求め、先生の説明に納得してインスリンを始め、以後順調にA1cが下がり、最近は6%台前半でコントロール出来るまでになりました。合併症の危機を直前に舵切って避けることが出来たと胸をなで下ろしたものです。
というのも、糖尿病と診断され入院したときに、病院関係者から「インスリンを打つようになってしまったら、膵臓が怠けて自分のインスリンを出さなくなる」といわれて、そのまま思い込んでいた為のことでした。
「インスリンは癖にならない!」というのが今は常識の様です。
私のような誤った思いこみに惑わされることがないように、出来れば先生にお願いしてでも、早い時期からインスリンを打つ方が良いのではないか?とも思いますが、医師でもない私が言う事ではありません。
「Cペプチド」を測り、自分の状態を知ることが極めて有効だと思っています。
「インスリンは癖にならない!」については、回を改めて申し述べたいと思います。
主治医の先生に依頼して、採血・検査だけの簡単なものでした。尿検査もありますが24時間畜尿で調べる為入院を要しますので、今回は「血中Cペプチド」を測りました。
その結果、不十分ながら自前のインスリンが出ていることを知りました。
上記のように「自前のインスリンがゼロ!」と、ある程度は思っていたので、意外でもあり、救われたような思いでもありました。
今まで転勤の為とか、転院の為とかで、主治医の先生4人に見てもらってきましたが、「自前のインスリンを測る」という話はどなたからもありませんでした。
糖尿病で長年悩まされてきた方々で「Cペプチド」を測って、自前のインスリンがどの程度出ているかを知っているのは極く少数派ではないかと思います。
現在、経口薬を飲んでいるか、インスリンを注射しているか、何れにしても「自分に適しているかどうか」、判断できる貴重な情報を得ることが出来ます。
殊に、経口薬を10年近くも飲んでいて、血糖値が高く、インスリン注射を躊躇されている方は自分を納得させるよい判断材料になると思います。
2、インスリン治療を躊躇しないために!
私は主治医の先生から「経口薬からインスリン注射に切り替えましょう」と言われ
1年半ほど拒んでいたため、無益有害な遠回りをしてしまった経緯があります。
カロリー制限と運動療法の強化に努めましたがA1c,血糖値が急上昇し、待ったなしの危機感から糖尿病センターのある大学病院にセカンドオピニオンを求め、先生の説明に納得してインスリンを始め、以後順調にA1cが下がり、最近は6%台前半でコントロール出来るまでになりました。合併症の危機を直前に舵切って避けることが出来たと胸をなで下ろしたものです。
というのも、糖尿病と診断され入院したときに、病院関係者から「インスリンを打つようになってしまったら、膵臓が怠けて自分のインスリンを出さなくなる」といわれて、そのまま思い込んでいた為のことでした。
「インスリンは癖にならない!」というのが今は常識の様です。
私のような誤った思いこみに惑わされることがないように、出来れば先生にお願いしてでも、早い時期からインスリンを打つ方が良いのではないか?とも思いますが、医師でもない私が言う事ではありません。
「Cペプチド」を測り、自分の状態を知ることが極めて有効だと思っています。
「インスリンは癖にならない!」については、回を改めて申し述べたいと思います。