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プロフィール

はぴせ
元会社員の後期高齡者。自称平均的な日本人。札幌市出身、東京都在住。「心と体の健康維持・増進」を願い、求める極意は「自然体」で「頑張りすぎない程度に頑張って」日々を暮らすこと。
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2012年07月23日
A173 ・「いびき」「睡眠時無呼吸」解消に〜「横向き寝」のすすめ(1)
1、夏の睡眠不足〜寝不足の原因は?

梅雨が明けて、熱帯夜など寝苦しい夜が多くなり、この時期、寝不足で日中の眠気に悩む人が多いと思います。仕事に身が入らない、能率が低下する、更には居眠り運転事故など、辛い毎日が続きます。

この寝不足ですが、「昨夜は暑くて寝苦しかったので・・」と単純に考えずに、睡眠時無呼吸症候群をチェックしたほうが良さそうです。殊にイビキの指摘を受けたり、覚えがある人は考えたほうが良さそうです。

イビキをかく人の30%〜40%程度が、睡眠時無呼吸症だといわれています。
睡眠時無呼吸症は潜在患者数を含めて人口の約3%程で、年齢にかかわらず子どもから老人までまんべんなく発症するといわれますので、その数は300万人〜400万人と推定されます。

お医者さんの診断を受けると安心ですが、なかなかそうも行かない場合で、仰向け寝をしている場合は、先ずはうつぶせ寝か横向き寝を試してみては如何でしょうか。

2、「うつぶせ寝」でイビキ・睡眠時無呼吸の解消が期待できる

お医者さんの話の受け売りです。
「仰向け寝」では、筋肉の塊である重い舌が咽頭腔に落ち込み(「舌根沈下」という言葉で説明されます)、睡眠時無呼吸やイビキを引き起こす原因となりますが、「うつぶせ寝」ではこれが解消されます。

人間はもともと四つ足で歩いていましたから、身体の構造がその様に出来ています。2本の足で立つようになった後も基本的な構造は変わっていません。

何故か人間は仰向けで寝るようになった為に、重力で舌が咽頭腔に落ち込み(舌根沈下)気道が狭まり又はふさがれてイビキや睡眠時無呼吸を引き起こす訳です。物理的な説明で実に明快です

何か病的な原因があってイビキや睡眠時無呼吸を引き起こしている場合以外では、
「仰向けで寝」を「うつぶせ寝」か「横向き寝」に変えると、解消できることは十分に期待できると言えそうです。

私は2年ほど前から「うつぶせ寝」を試みています。首が硬くて横向きに無理があってすぐには出来ませんでした。首が回るように軽くトレーニングしたり、枕を低くしたりあれこれ試みて1〜2時間はOKになりましたが、未だ午睡の時に限っています。

今のところは「半うつぶせ寝」〜「横向き寝」となっています。これで寝付きも良く、質の良い睡眠がとれているように思います。

「うつぶせ寝」は
・舌根沈下以外にも誤嚥を防止します。
・肺に入ったタン排出による肺機能低下を防止します。
・背骨の前を通っている心臓に通じる太い血管が、仰向け寝では内臓が重力でこの太い血管を圧迫し血行を阻害しますが、これを解消します。

この様に、「仰向け寝」するようになった為に重力との関係で生じている健康障害を解消することが期待されます。(続く)


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