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プロフィール

はぴせ
元会社員の後期高齡者。自称平均的な日本人。札幌市出身、東京都在住。「心と体の健康維持・増進」を願い、求める極意は「自然体」で「頑張りすぎない程度に頑張って」日々を暮らすこと。
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2012年07月15日
A165・日本の食糧事情を心配する(5)
(前回まで)
1、「日本の食料」! 「外国依存」から「自立」を!
2、自給率40%の内訳は? 更に深刻!
3、予想される食料輸入の困難化
4、食料の輸入が出来なくなったら!
5、「農産物」「畜産物」「水産物」について
5・1 「農産物」(穀物)

(今回)

5・1、農産物(穀物)(続き)

(「遺伝子組み換え」の問題)

・遺伝子組み換えによる「除草剤耐性のある作物」「害虫抵抗性のある作物」などを指向する品種改良も農業生産性向上の一つの打開策であり、世界各国はそれぞれの事情に応じて研究開発が進められているようです。

今後の人口増に対して、水や農地は増えるどころか減る恐れがあるといわれます。

遺伝子組み換え技術に改めて注目が集まり「第二の緑の革命」とも言われているとか。

日本は如何に?!

・日本は、遺伝子組み換え作業の国内での商業栽培を事実上拒み続けています。それでいて食料の輸入大国です。

自給率が、小麦11%、大豆6%、トウモロコシ0% を知っての上か?知らずのことか?

消費者の中に根強い非組み替え志向があります。私も毎日の買い物で「遺伝子組み換え品を使用していません」という表示を確認して買い物カゴに商品を入れています。

・この為かどうか?国内での遺伝子組み換え作業の研究開発は低調だそうです。

・「遺伝子組み換え」は食料危機を救う唯一の手段ではなく、従前の品種改良や育種との組み合わせが求められるのだろうと思います。ただ、農薬や肥料の使用を減らし且つ増産を目指す点では「緑の革命」とは正反対です。

「今までの化学肥料、灌漑などによる農業生産性向上対策の延長線上では、これからの世界の食糧不足問題は解決できない」という見方をどう受け止めるか!?

・この遺伝子組み換え作業は長年にわたる試験栽培の実績を積み上げることが重要視されます。この過程で自然界に逃げ出し生態系を破壊しない様にしなければならないという難しさもあることは容易に理解できます。

・必要に迫られるようになってから、「それでは!」と言っても右から左へ行く問題ではないことは確かなようです。

(「高齢化」とか「過疎化」の問題)

・農村の「高齢化」とか「過疎化」という現実があります。

これを言い訳にしても、助けてくれる国があろうはずがありません。
日本自らが道を切り開いて行かなければならないのは自明の理です。

「高齢化」、「過疎化」、「打開は難しい」などの、言葉を並べるだけでの問題先送りから卒業して、本気の議論、施策を進めて行かなければならないはずですが、現実はどうなのでしょう?

(具体的な方策を!)

具体策についての建設的な進展のためには誰がどうしたら良いのでしょうか?

敗戦後の復興期には、官も民も「外国に追いつけ追い越せ!」の言わず語らずの合い言葉のもとに、文字通り寝食を忘れて働きました。

同じ目標に向かって汗を流すとき、日本民族はもの凄い力を発揮することを確認して欲しいと強く願います。

・長期の展望を持った国策が必要とされるはずですが、現状はどうなのでしょうか?!

先送り、先送りの挙げ句、せっぱ詰まってから泥縄式に「政治的解決!」などとドタバタする従来手法では日本を飢餓の危機から救うことは出来ないでしょう。

日本の食糧政策はどちらを向き、何を柱にするかの青写真がなければならないはずですが、TPP賛成、反対の騒ぎばかりで、肝心の青写真を語る声はサッパリ聞こえません。

かと言って、政治行政の無策を単に批判していても、何も成果は期待できません。

上記のような敗戦後の復興期に見せた官・民の「日本を立て直す!」という共通の旗印の下で、必死に働いた事実を思い起こし、この平成版を実現したいものだと切に願います。

「遺伝子の組み換え」を再評価したり、「農業の工業化」をすすめるなど、「好き嫌い」ではなく、「生きるための背水の方策」として合意を得ること、法整備など具体的にすすめることが大切だと思います。

純粋に日本の将来の為に!日本の同胞のために!
同じベクトルに沿って心を合わせる日本人同志であり、この為の政治・行政であって欲しいと思うのです。(続く)




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