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プロフィール

はぴせ
元会社員の後期高齡者。自称平均的な日本人。札幌市出身、東京都在住。「心と体の健康維持・増進」を願い、求める極意は「自然体」で「頑張りすぎない程度に頑張って」日々を暮らすこと。
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2012年07月14日
A164・日本の食糧事情を心配する(4)
(前回まで)
1、「日本の食料」! 「外国依存」から「自立」を!
2、自給率40%の内訳は? 更に深刻!
3、予想される食料輸入の困難化
4、食料の輸入が出来なくなったら!
5、「農産物」「畜産物」「水産物」について
5・1 「農産物」(穀物)

(今回)

5・1、農産物(穀物)(続き)

(2)日本での問題点、課題

(小麦の自給率は1割、肉も飼料込みでは1割台)

・「日本の食糧自給率は40%にすぎない」と言われていますが、その内訳を見ると更に深刻な状況にあることが分かります。

即ち、小麦の自給率は11%、大豆は6,0%に過ぎず、繰り返される国際価格の急騰に翻弄されているのに、都度「のど元過ぎれば・・」的な感覚で過ごしてきました。
これからも、同じことを繰り返すだけなのでしょうか?


トウモロコシに至っては自給率0%であって、全量輸入に頼っているのだそうです。後述しますが畜産飼料の主体であるトウモロコシがこの有様です。将来への布石は準備しているのでしょうか?

パン食励賛、グルメ巡りも結構ですが、小麦国産品は1割そこそこであることを知っての上でのことでしょうか? 先々どうなるか?何とも心許ない限りです。

政治・行政への批判もそれなりに必要ですが、同時に、国民一人一人が日本の食糧事情を知り、自覚することが必須と思います。

・世界の穀物生産量の大部分は生産国で消費され、国際市場に輸出されるのは1割程度と言われています。これを世界の多くの輸入国が奪い合っているのが現状であることを知り、そんな中で日本はどうするか?!を考えることが肝要なのだと思います。

・近年、世界的に異常気象が続いています。
食料輸出国が干ばつ・洪水などの異常気象などで生産が減ると、世界食料危機が何時起こってもおかしくないと言われれています。

・小麦粉、大豆など度々の高騰に、日本は為す術がありません。現に、国際価格の高騰に翻弄されています。「生活しにくくなった」では済まされない事態が来る事にもっと危機感を持つべきと思います。

(コメの問題)

・「米あまり」などと罰当たりな言葉すらあります。

減反政策などといって狭い国土に休耕田が広がっています。

食料輸入が閉ざされた時に想定される飢餓状態とか、そこまでは行かずとも国際価格に振り回されない為に備えるべき政策との乖離があまりにも大きいと思わざるを得ません。

・米(コメ)の自給率は見かけでは高いけれど、農薬も肥料も多くは輸入に頼っています。この農薬や肥料の輸入が困難になったとき、日本の米自給率は何%と試算されるでしょうか?

・米(コメ)でも、他の農産物でも、化学肥料の手当が難関となっているようです。
窒素肥料は大気中の窒素から自国調達出来ましょうが、カリウム鉱石はカナダ、ロシア、ベラルーシで世界の6割を占め、リン鉱石は中国、モロッコ、米国などに偏在していて、「農業の稀少資源」となっているとのことです。

日本はカリウム、リンともに輸入に依存し、原料高騰で化学肥料の購入費は2008年には5割も上昇したそうです。今後も事態は一層厳しくなる一方と見て国策を進めなければならないだろうと素人なりに考えます。

(化学肥料や灌漑など従来の農業生産性向上だけでは対応出来なくなる)

・今までは「緑の革命」と称して化学肥料の投入や灌漑などによって農業生産性を引き上げてきましたが、いま人類が直面する食糧問題はこの延長線上では解決できないと考えられているようです。

我が国日本でも同じ事が言えそうです。




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