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プロフィール

はぴせ
元会社員の後期高齡者。自称平均的な日本人。札幌市出身、東京都在住。「心と体の健康維持・増進」を願い、求める極意は「自然体」で「頑張りすぎない程度に頑張って」日々を暮らすこと。
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2012年07月03日
A153・「健康」は、一に「食品」二が「薬」、お助け役で「健康食品」(1)
1、「健康食品」と消費者の問題

毎日を健康に暮らすことが出来るに為には、毎日の「食事」が最も大切なのは極く当然でしょうし、心ならずも体調が思わしくないときは「薬」のお世話になります。

健康を維持し、体調の乱れを予防出来るように、補助的な存在として「健康食品」がある。
と考えるのが普通だろうと思いますが、使用する人が「健康食品」を「薬」と混同して、薬効があるかの如く錯覚したり、「健康食品」に「薬」の効果を期待するケースが少なくないように思います。

また販売広告には、あたかも病気が治る様な、或いはそう思わせる様な文言が見うけられます。テレビでも新聞でも「サプリメント」とか「健康食品」のコマーシャルがなんと多いことでしょう。

使用する側が正しく対処して健康維持に効果があるとハッピーですが、実態はいろいろ問題含みの様です。
内閣府消費者委員会の調査報告にその一端を伺うことが出来ます。
前回の A152・「健康食品」が健康に役立つために 
https://fanblogs.jp/hapise/archie/229/0をご参照下さい。

どの分野でも言えるように、数多くある商品は玉石混淆! 供給者・消費者の両者が満足しているケースがある一方、宣伝とはかけ離れたものが少なくないのも事実のようです。

「効果がなかった」だけなら考えようもありますが、「有害な結果」をもたらすことは極力避けなければなりません。

消費者は事故防止の為に、それなりの知識と自覚を持つよう心得ることが大切と考えます。

2、体験談

私は20数年間糖尿病と向き合ってきました。今はインスリン注射によって血糖値を一定の水準にコントロール出来ていますが、経口薬を病院から処方されていた頃は思わしい効果を得られず「いわゆる健康食品」に血糖値低下の効果を期待して、10数年にわたってあれこれ服用した経験があります。この経験をもとに健康食品について考えてみます。

(1)「薬」と同じように「効果」を期待しました

糖尿病と診断されて以来
(1)病院から処方された経口薬を指示通りに飲み
(2)食事療法でカロリー制限につとめ
(3)運動療法で十分以上に運動をしました。

何年も続けましたが一向に改善されず、逆に悪化したりもしました。
「血糖値」というハッキリした管理値があります。(1)〜(3)を続けましたが効果のない状態が続きました。

「薬だけでは改善されない」と思うようになり、いつの間にかついつい「健康食品」に「血糖値を下げる効果=薬効」を期待していました。普段は分かったようなつもりであれこれ言っていても、自分が苦境に立つと弱いものでした。「飲めば効く」ことを単純に期待していました。

(2)飲み続けたが効果はありませんでした

10数年にわたって、いろいろと試みました。説明する人の医師の肩書きに期待したり、「3カ月以上続けること」が明記されたものは1年、2年続けもしました。

結果として「血糖値」の低減をもたらすものには出会いませんでした。体に合わなかったのかも知れないし、運がなかったのかもしれません。 (続く)




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