2012年02月22日
A021 「インフルエンザ」予防の為のお勉強
今年もインフルエンザ大流行です。
小学生の孫から質問されました。大人達は、インフルエンザについて、分かっているようで、意外に分かっていないことを知らされました。
子供たちに感染が広がらないように、学校閉鎖、学級閉鎖の事態を避けるためにも、教育が徹底していることを知りました。大人達は幼稚園、小学校の子から教わるようにした方が良さそうです。
<質問>です
1、「今年はインフルエンザ予防接種をしたから、感染の心配なし」と安心していて良いでしょうか? 答え?(YES、NO)
2、「うがい」と「手洗い」では、どちらがインフルエンザ予防に効果的ですか?
答え?(うがい、手洗い)
3、「ますく」は非常に少さなインフルエンザウィルスに対して効果はないでしょうか?
答え?(YES、NO)
4、体の内に入ってしまったウィルスをブロックする方法はありますか?
答え?(ある、ない)
私たちは、兎角誤った先入観に捕らわれて終いがちです。また、以前は「正しい」とされていたことが「そうではない」と訂正されていることも間々あるようです。
インフルエンザの予防について、改めて考えてみました。
小学生の孫から質問されました。大人達は、インフルエンザについて、分かっているようで、意外に分かっていないことを知らされました。
子供たちに感染が広がらないように、学校閉鎖、学級閉鎖の事態を避けるためにも、教育が徹底していることを知りました。大人達は幼稚園、小学校の子から教わるようにした方が良さそうです。
<質問>です
1、「今年はインフルエンザ予防接種をしたから、感染の心配なし」と安心していて良いでしょうか? 答え?(YES、NO)
2、「うがい」と「手洗い」では、どちらがインフルエンザ予防に効果的ですか?
答え?(うがい、手洗い)
3、「ますく」は非常に少さなインフルエンザウィルスに対して効果はないでしょうか?
答え?(YES、NO)
4、体の内に入ってしまったウィルスをブロックする方法はありますか?
答え?(ある、ない)
私たちは、兎角誤った先入観に捕らわれて終いがちです。また、以前は「正しい」とされていたことが「そうではない」と訂正されていることも間々あるようです。
インフルエンザの予防について、改めて考えてみました。
1、について
答えは(NO)。
インフルエンザィルスには幾つかの型があるので、予防接種をしたから感染しないとは言えない。「感染しにくい、かかっても軽症で済む」というのが正解。
ということで、かろうじて「O」でした。
予防接種をして、更に、マスク着用とか手洗いとかの予防法を怠りなくすることが自分のため、家族や周囲の人への為に必要というのが模範回答だと教わりました。
2、について
答えは(手あらい)。
どちら?と問われると、何となく(うがい)と思う人が少なくないのではないでしょうか?私もその一人でした。
「うがいはインフルエンザの予防に効果なし」との説があるそうです。
最近「必ずしもそうとは言い切れない」という研究グループの実証もあるとのことですが、「効果なし」の論拠は、「インフルエンザウイルスは気道の粘膜に取り付くと約20分で細胞の中に取り込まれる。従って、家に帰ってからでは間に合わず、屋外とか外出先などで20分毎にうがいをするというのは現実的でない」というものです。
だからといって「うがい」を切り捨てるのは適切とは思われず、「効果を期待できる」として続けるのが正解と思っています。
<蛇足>
・因みに、「うがい」の語源は日本の伝統漁法の「鵜飼い」にあるとか。「鵜飼い」の鵜(う)に魚を飲み込ませ、その後これを吐き出させる様が似ているので「うがい」と呼ばれるようになったとの説があります。
・「うがい」は平安時代から行われてきた習慣で、世界各地にも古くからこの習慣があるようですが、上を向いてガラガラはどうやら日本だけのようで、他の国の「うがい」の目的は主に口臭対策のようです。
・古代ローマでは朝起きた時や食後に尿で「うがい」をしたという話しがあるとか。
健康な人の尿は無菌(出たてのフレッシュな状態)でアンモニア臭もないそうですが、日本の文化には馴染まないのでは?
3、について
「ますく」の種類によって効果が異なるはず。単に(YES、NO)で割り切れません。
私たちが普通に用いる@の市販マスクの主流を占める不織布製のマスクは、”捉えられる微粒子が5ミクロン以上ですので、感染者が「他の人に迷惑をかけない」為には、ある程度の評価はできますが、全ての飛沫が5ミクロン以上と言う訳ではないので、予防と言う意味での効果は期待しない方が良いとのことです。
ただ次項の如く、体内に侵入してきたウイルスをブロックする為に口元の湿度を保つ効果がある様です。
咳、くしゃみに拠る飛散防止、人混みでのエチケットとしての効果あり。と割り切って、また口元の乾燥防止の為にも、流行期間中人混みに出るときは着用しようかと思っています。
4、について
答え(ある)
「ウイルス予防には、手洗い・うがい・マスクの着用が第一。さらに、加湿器などを活用してウイルスが好きな乾燥を防いでいる人も多いようです。
しかし水分補給で適度に喉を潤すことが体内に侵入してきたウイルスをブロックするのに有効であることは意外と知られていない様です。
マスクで口元の湿度を保つのも効果的です。ノドが空気の乾燥でカサカサになっていたら要注意。」 との説明があります。
口元、喉が乾燥すると、ウイルスに感染しやすくなってしまうので、適度に喉を潤す事に注意するのが良いようです。
以上の事を心得るだけでインフルエンザを随分予防出来そうですし、周囲の人への感染防止にも役立ちそうです。
残念ながら感染してしまったら、我慢の子で、人との接触を避け、5日くらいは自宅謹慎するようにと言われます。
「そんな悠長なことをしていれるか!」と意気込む気持ちも分かりますが、自分はそれでよいとしても、感染中に人中に出て行ってウィルスを撒き散らしては感染拡大の媒体になってしまいます。
インフルエンザでは自分へのケアと共に、周囲への迷惑を強く意識することが大切と心得ます。
答えは(NO)。
インフルエンザィルスには幾つかの型があるので、予防接種をしたから感染しないとは言えない。「感染しにくい、かかっても軽症で済む」というのが正解。
ということで、かろうじて「O」でした。
予防接種をして、更に、マスク着用とか手洗いとかの予防法を怠りなくすることが自分のため、家族や周囲の人への為に必要というのが模範回答だと教わりました。
2、について
答えは(手あらい)。
どちら?と問われると、何となく(うがい)と思う人が少なくないのではないでしょうか?私もその一人でした。
「うがいはインフルエンザの予防に効果なし」との説があるそうです。
最近「必ずしもそうとは言い切れない」という研究グループの実証もあるとのことですが、「効果なし」の論拠は、「インフルエンザウイルスは気道の粘膜に取り付くと約20分で細胞の中に取り込まれる。従って、家に帰ってからでは間に合わず、屋外とか外出先などで20分毎にうがいをするというのは現実的でない」というものです。
だからといって「うがい」を切り捨てるのは適切とは思われず、「効果を期待できる」として続けるのが正解と思っています。
<蛇足>
・因みに、「うがい」の語源は日本の伝統漁法の「鵜飼い」にあるとか。「鵜飼い」の鵜(う)に魚を飲み込ませ、その後これを吐き出させる様が似ているので「うがい」と呼ばれるようになったとの説があります。
・「うがい」は平安時代から行われてきた習慣で、世界各地にも古くからこの習慣があるようですが、上を向いてガラガラはどうやら日本だけのようで、他の国の「うがい」の目的は主に口臭対策のようです。
・古代ローマでは朝起きた時や食後に尿で「うがい」をしたという話しがあるとか。
健康な人の尿は無菌(出たてのフレッシュな状態)でアンモニア臭もないそうですが、日本の文化には馴染まないのでは?
3、について
「ますく」の種類によって効果が異なるはず。単に(YES、NO)で割り切れません。
私たちが普通に用いる@の市販マスクの主流を占める不織布製のマスクは、”捉えられる微粒子が5ミクロン以上ですので、感染者が「他の人に迷惑をかけない」為には、ある程度の評価はできますが、全ての飛沫が5ミクロン以上と言う訳ではないので、予防と言う意味での効果は期待しない方が良いとのことです。
ただ次項の如く、体内に侵入してきたウイルスをブロックする為に口元の湿度を保つ効果がある様です。
咳、くしゃみに拠る飛散防止、人混みでのエチケットとしての効果あり。と割り切って、また口元の乾燥防止の為にも、流行期間中人混みに出るときは着用しようかと思っています。
4、について
答え(ある)
「ウイルス予防には、手洗い・うがい・マスクの着用が第一。さらに、加湿器などを活用してウイルスが好きな乾燥を防いでいる人も多いようです。
しかし水分補給で適度に喉を潤すことが体内に侵入してきたウイルスをブロックするのに有効であることは意外と知られていない様です。
マスクで口元の湿度を保つのも効果的です。ノドが空気の乾燥でカサカサになっていたら要注意。」 との説明があります。
口元、喉が乾燥すると、ウイルスに感染しやすくなってしまうので、適度に喉を潤す事に注意するのが良いようです。
以上の事を心得るだけでインフルエンザを随分予防出来そうですし、周囲の人への感染防止にも役立ちそうです。
残念ながら感染してしまったら、我慢の子で、人との接触を避け、5日くらいは自宅謹慎するようにと言われます。
「そんな悠長なことをしていれるか!」と意気込む気持ちも分かりますが、自分はそれでよいとしても、感染中に人中に出て行ってウィルスを撒き散らしては感染拡大の媒体になってしまいます。
インフルエンザでは自分へのケアと共に、周囲への迷惑を強く意識することが大切と心得ます。