2012年02月21日
A020 「インフルエンザ」と「口腔ケア」
1、今年の流行
患者数が急に増加して、感染「最速」と言われた今年のインフルエンザも、先週になって「減少に転じた」との報道があって、やれやれ!といった感でした。
とはいえ、「まだまだ油断は出来ない」と釘がさされて、幼児・高齢者は依然感染の恐怖に曝されています。
予防注射など事前の対策がかなり一般化して、ここ何年かの経験を積んできた為か、大変な流行が現在進行形の最中でありながら、世の中が何となく落ち着いている様にも思われます。身辺に感染者がでなかった為、こんな感覚でいたのかも知れません。
患者数が急に増加して、感染「最速」と言われた今年のインフルエンザも、先週になって「減少に転じた」との報道があって、やれやれ!といった感でした。
とはいえ、「まだまだ油断は出来ない」と釘がさされて、幼児・高齢者は依然感染の恐怖に曝されています。
予防注射など事前の対策がかなり一般化して、ここ何年かの経験を積んできた為か、大変な流行が現在進行形の最中でありながら、世の中が何となく落ち着いている様にも思われます。身辺に感染者がでなかった為、こんな感覚でいたのかも知れません。
そんな折、隣県に住む小学高学年の孫が「感染した」と知らせてきました。1時間程の所の別の孫達の幼稚園や小学校でも感染者が多数いて学級閉鎖中!などの連絡が入ってきて、改めて現実を見直しています。
どうういう訳か私は今までインフルエンザにかかったことがありません。
「バカは風邪をひかない」などといって予防注射を受けたこともありませんでした。
「自分だけでなく、周りの人に迷惑が及ぶ!」と言われ、さもありなんと思って2009年末に初めてインフルエンザ予防注射を受けたのですが、その際、お医者さんから「初めての摂取なのですね!」と驚かれ、「インフルエンザは風邪ではありません」と諭されて、以来毎年予防注射を受けています。
予防注射は「インフルエンザの型が違えば効果はない」との講釈もありますが、「たとえ感染しても軽くて済む」という巷の言葉もあって、今期も昨年末にキチント!予防接種を済ませました。
外出から帰宅した時のうがい、手洗いも励行しています。これで感染したら仕方がない!の心境です。これら対策の効果なのか?今年も今のところ感染していません。
2〜3年前、NHKテレビの「ためしてガッテン」という番組だったと記憶していますが
「日頃からの丁寧な歯磨きや舌磨きを行ったところ、インフルエンザの発症率が10分の1に激減した」という事例報告を思い出しています。
2、歯磨きや舌磨きでインフルエンザ発症率が10分の1になる
「歯磨きや舌磨きを行なったグループ」と「行なわなかったグループ」で比較すると「行なったグループ」の発症率が「行わなかったグループ」の10分の1であった。という内容でした。
何故これ程の効果があるのか?
口の中の細菌で悪さをするものを除くメカニズムが考えられているようですが、専門的なことは別として、これなら誰でも直ぐに出来そうです。
日頃の「歯磨き」に加えて新たに「舌磨き」を加え、丁寧さを少し加味して行おう!とその時は思いましたが、以後忘れていました。
3、効果的な歯磨き、舌磨きの方法
上述のテレビ番組でで教わったことです。
・「普通の歯磨きをより丁寧にする」位の気持ちで行う。
・力が入りすぎないように歯ブラシを軽く持つ。
歯と歯のすき間、歯と歯ぐきの境目を意識して、この部分の歯こうを取り除く。歯間ブラシの使用はお勧め。歯こうが細菌の温床となっている。
・舌の上面を奥から手前に力を入れすぎないように磨く。舌の表面には多くの細菌が付いている。歯ブラシをガーゼでくるむとか、市販の舌ブラシを使うのもよい。
・最後にうがい液で口の中全体をしっかりうがいする。
東京歯科大学の石原先生が「舌磨き」「口腔ケア」の効用を説かれています。
・口腔ケアでインフルエンザ対策を!
・「でこぼこしていて、菌が一番付きやすい舌の上もきれいにするのがポイント!」
・口腔ケアを実施したグループと口腔ケアを行わないグループ(都内の特別養護施設の高齢者190人対象)を調査したところ感染率約10分の1という大差があった。
・口腔ケアで、誤嚥性肺炎を減らせる事は証明できている。
インフルエンザについては直接的な因果関係は不明だがもしかしたら効果があると考えられる。
インフルエンザに限らず、ウイルスは舌に残った食べかすから発生する酵素によりのどの粘膜に付着しやすくなるので口の中のケアはウイルスの付着を防ぐという図式が成り立つ。
「舌磨き」「口腔ケア」の効用は理解できますが、「舌磨き」で舌を傷つけてしまっては逆効果です。
「歯ブラシを寝せて、横腹で、奥から手前に、軽く・ゆっくり」と説明されています。
ガーゼとか「舌磨き」専用のブラシも市販されているとか。
口腔ケアを実施したグループの感染率は、行わなかったグループ約10分の1という大差は、確かに魅力的です。習慣化しようとは思うのですが!?・・・
どうういう訳か私は今までインフルエンザにかかったことがありません。
「バカは風邪をひかない」などといって予防注射を受けたこともありませんでした。
「自分だけでなく、周りの人に迷惑が及ぶ!」と言われ、さもありなんと思って2009年末に初めてインフルエンザ予防注射を受けたのですが、その際、お医者さんから「初めての摂取なのですね!」と驚かれ、「インフルエンザは風邪ではありません」と諭されて、以来毎年予防注射を受けています。
予防注射は「インフルエンザの型が違えば効果はない」との講釈もありますが、「たとえ感染しても軽くて済む」という巷の言葉もあって、今期も昨年末にキチント!予防接種を済ませました。
外出から帰宅した時のうがい、手洗いも励行しています。これで感染したら仕方がない!の心境です。これら対策の効果なのか?今年も今のところ感染していません。
2〜3年前、NHKテレビの「ためしてガッテン」という番組だったと記憶していますが
「日頃からの丁寧な歯磨きや舌磨きを行ったところ、インフルエンザの発症率が10分の1に激減した」という事例報告を思い出しています。
2、歯磨きや舌磨きでインフルエンザ発症率が10分の1になる
「歯磨きや舌磨きを行なったグループ」と「行なわなかったグループ」で比較すると「行なったグループ」の発症率が「行わなかったグループ」の10分の1であった。という内容でした。
何故これ程の効果があるのか?
口の中の細菌で悪さをするものを除くメカニズムが考えられているようですが、専門的なことは別として、これなら誰でも直ぐに出来そうです。
日頃の「歯磨き」に加えて新たに「舌磨き」を加え、丁寧さを少し加味して行おう!とその時は思いましたが、以後忘れていました。
3、効果的な歯磨き、舌磨きの方法
上述のテレビ番組でで教わったことです。
・「普通の歯磨きをより丁寧にする」位の気持ちで行う。
・力が入りすぎないように歯ブラシを軽く持つ。
歯と歯のすき間、歯と歯ぐきの境目を意識して、この部分の歯こうを取り除く。歯間ブラシの使用はお勧め。歯こうが細菌の温床となっている。
・舌の上面を奥から手前に力を入れすぎないように磨く。舌の表面には多くの細菌が付いている。歯ブラシをガーゼでくるむとか、市販の舌ブラシを使うのもよい。
・最後にうがい液で口の中全体をしっかりうがいする。
東京歯科大学の石原先生が「舌磨き」「口腔ケア」の効用を説かれています。
・口腔ケアでインフルエンザ対策を!
・「でこぼこしていて、菌が一番付きやすい舌の上もきれいにするのがポイント!」
・口腔ケアを実施したグループと口腔ケアを行わないグループ(都内の特別養護施設の高齢者190人対象)を調査したところ感染率約10分の1という大差があった。
・口腔ケアで、誤嚥性肺炎を減らせる事は証明できている。
インフルエンザについては直接的な因果関係は不明だがもしかしたら効果があると考えられる。
インフルエンザに限らず、ウイルスは舌に残った食べかすから発生する酵素によりのどの粘膜に付着しやすくなるので口の中のケアはウイルスの付着を防ぐという図式が成り立つ。
「舌磨き」「口腔ケア」の効用は理解できますが、「舌磨き」で舌を傷つけてしまっては逆効果です。
「歯ブラシを寝せて、横腹で、奥から手前に、軽く・ゆっくり」と説明されています。
ガーゼとか「舌磨き」専用のブラシも市販されているとか。
口腔ケアを実施したグループの感染率は、行わなかったグループ約10分の1という大差は、確かに魅力的です。習慣化しようとは思うのですが!?・・・