アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog
プロフィール

はぴせ
元会社員の後期高齡者。自称平均的な日本人。札幌市出身、東京都在住。「心と体の健康維持・増進」を願い、求める極意は「自然体」で「頑張りすぎない程度に頑張って」日々を暮らすこと。
https://fanblogs.jp/hapise/index1_0.rdf
リンク集

広告

posted by fanblog
2012年02月20日
A019 「家庭内事故の防止」(3)
人は高齢化するにつけ、自分では気付かずとも足の上がりが少なくなって、僅かな段差とか、置いてある物につまづいたりします。身体のバランスをくずして転びやすくなります。

一寸転んだだけでも骨折して寝込んでしまう事も多くなります。階段で足を踏み外す事故が多く聞かれます。

転倒・転落事故というと、まず高齢者を思いますが、実際には働き盛りの世代にも少なくないとのことです。


「バリヤフリー」という言葉がかなり浸透して、最近は段差のない家が多くなりました。これで転倒事故は随分防がれているのでしょうが、浴室事故に次いで転倒・転落事故が多く起こっています。

「日頃の心がけ次第で防ぐことが出来る」はずです。改めて身辺を見直してみました。


<前回>
1、「家庭内事故死」が「交通事故死」を上回る
2、浴室での事故防止

<今回>
3、転倒や階段での事故防止

私は1階の居間と2階の仕事場を、運動を兼ねて頻繁に往復しますが、何時も手すりを持ちながら上がり、下がりしています。

物を持っているときは、足もとを見ながら一歩一歩臆病なくらいに確かめながら進みます。

階段には絶対に物を置かないようにしています。家族が「ちょっと」といって一時的に置くことも妥協せずに絶対禁止としています。

幼稚園児の孫が遊びに来た時には、階段では「てすりにつかまり、あしもとをみながら、いちだんづつ、ゆっくりあるく」「おしゃべりをしたり、うしろをみたり、ふざけないこと」を都度教えながら一緒に上り下りします。

「安全は、ちょっとしたことであればあるほど、体で覚えるまで徹底する」。工場で仕事をしていた時に身につけた私の安全哲学を、家でも徹底して実践しています。

前回冒頭の平成18年厚生労働省人口移動統計によると家庭内事故死約1万2千人のうち転倒・転落は2千3百人であり、このほか重症以下の怪我を含めると相当の数になることか容易に想像されます。

転倒・転落事故というと、まず高齢者を思いますが、実際には働き盛り盛りの世代にも少なくないとのことです。

階段事故の件数では、30〜49才14,3%、50〜64才12,4%65才以上15%で大差なく、乳幼児が33,4%と格段に多いことも心得ておく必要がありましょう。

高齡になると、筋肉が衰え、骨密度も低下して、一寸した転倒・転落でも骨折、捻挫などでひどい怪我となる場合が多く、死に至るケースも少なくないようです。

インタネットで家庭内事故〜転倒・転落を検索すると予想通り多数検出されます。
注意すべき内容は誰もが知っていることで目新しいことではないけれど、多くの人がついウッカリと禁を犯していることが少なくないようです。

自分を守るのは自分! 痛い思いをするのは自分!そう思って、幾つかを順不同、個条書きで書き出してみました。以下に列記します。

階段での事故の誘因・対策
・階段の壁には、しっかりした手すりを取り付ける
・階段での駆け足、急ぎ足厳禁
・階段、階段付近に物を置かない
・濡れたときは直ぐに、完全にふき取る
・スリッパ、靴下が滑って踏み外す。バランスを崩す。足もと注意!
・階段は明るく
・すその長いズボン、パジャマ要注意
・物を持っての上り、下りでは、足もとを確かめながら! 荷崩れ、手が外れるなど注意

意外に多いリビングでの転倒
・フローリング(板床)が滑りやすくないか。要すれば滑り止めワックス対策等。
・靴下やタイツが滑って手をついたり、転倒したり、家具などに頭を打ったりする。
・一部にカーペットやじゅうたんが敷いてある場合、その端につまずき、転倒する。
 床いっぱいに敷きつめるか、部分的に置く場合は、端がめくれにくいものを選ぶ。
・電気器具のコードに脚をひっかけて、転倒するケースも少なくない。
・コード類は壁際をはわせるようにする。
・人が通る場所にコードを這わせるのは原則不可。一時的にやむを得ぬ場合は特別注意!
・新聞や雑誌などは床、畳に放置せず、必ず棚やラックなどに片付ける習慣をつける。
 すべって事故のケースが少なくない。

浴室での転倒に注意
・出入り口の段差でのつまずきに要注意
・浴室入り口付近では壁、柱などに手を添え、からだを支える習慣をつける。
・浴室の出入り口の壁や柱に手すりを付ける。
・浴槽(バスタブ)に出入りするとき、ふちに脚がひっかかり、転倒する例も少なくない。浴槽内で立ち上がるときにすべるケースもある。溺れることのもなるので注意が必要。
・浴槽のまわりに手すりを付ける。

玄関の段差にも注意を
・玄関の上がりかまちは、転倒しやすい場所。
・段差にあわせて踏み台を置くなど工夫する。
・横の壁に手すりを付ける。
・段差のない玄関では、脚にゴムなどをはめた滑らない小型の椅子を置くなど工夫する。
・玄関上がりかまちに置く小さなマットは滑り止め必須。
・つまずいたり、すべるようなマットは置かない方がいい。
・玄関の外のタイルなどはツルツルした素材を避ける。雨の日などにはすべりやすく、若い人でも転倒の危険がある。

足腰を鍛えて転倒予防を!
・いすから立ち上がるとき、無意識に「ヨイショ」と言うのは、足腰の衰えの信号。
・立ち上がる時に椅子のひじやテーブルに手を置くのも同じこと。

(以下に筋トレの一例。解説文より、参考まで)
・大腰筋などの足腰の筋肉を鍛えることが必要。
・肩幅くらいに足を開いて立ち、軽くヒザを曲げ、
 その姿勢を少しキープした後、ヒザを伸ばす。
・最初のうちは、ヒザを軽く曲げ伸ばしするだけの屈伸でもよい
・年齢などにもよるが、50〜100回を目安に続ける。
 ただし、腰痛やヒザ痛がある人は、医師に相談してからはじめる。
・素足で床(板床)に立ち、足の指先で床をつかむようにしてゆっくり前進する。
 結構きつ。最初のうちは30〜50cm程度にする。度が過ぎると足がつったりする。
・高齢者は無理をせず、いすに腰掛けた姿勢で、つま先を少し上げ、足の指を開いたり、縮めたりする運動も良い。つま先や足全体の血行がよくなるり、感覚の衰えを防ぐ。

随分多くの項目が並びました。
ずーっと読み流しながら、目についた何項目かを意識し実行するだけでも、かなりの事故防止に役立つと思います。
この記事のURL
トラックバック
この記事へのトラックバックURL
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
https://fanblogs.jp/tb/1453970
コメント
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

コメント

 

人気ブログランキングへ
<< 2016年01月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
最新記事

×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。