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プロフィール

はぴせ
元会社員の後期高齡者。自称平均的な日本人。札幌市出身、東京都在住。「心と体の健康維持・増進」を願い、求める極意は「自然体」で「頑張りすぎない程度に頑張って」日々を暮らすこと。
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2012年05月30日
A119・「未病を治す」〜生活習慣病(1)
1、生活習慣病とは

今は「生活習慣病」という言葉が何の違和感もなく広く使われていますが、年配の方はご存知の如く以前は「成人病」といわれていました。対象が今とは違っていたのかも知れません。

私は50歳前後で糖尿病予備軍となり、以後数年して正規軍となって今日病歴20数年のベテラン糖尿病患者でおります。予備軍になった頃は「成人病」と言われていました。

しかし1型糖尿病では若年の患者もいて「成人病」の名が適当でないとされたのか、また、発病の原因が日頃の生活習慣あることを重視したことがあってと思いますが1996年に「生活習慣病」という新語が登場しました。この歴史は意外に新しいことが分かります。


現在は、以下の病名がこの範疇に名なを連ねています。
・動脈硬化  ・高血圧   ・脂質異常症(高脂血症) 
・糖尿病 ・肥満   ・メタボリックシンドローム
・心筋梗塞 ・狭心症 ・脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)
・癌(がん) ・胃潰瘍 ・十二指腸潰瘍・痛風(高尿酸血症)
・COPD(慢性閉塞性肺疾患)・脂肪肝
・胆石症   ・歯周病   ・骨粗鬆症

感覚的に「これが生活習慣病?」と思うようなものも含まれています。
医学的な定義があるのかも知れませんが、普通に考えて

「食生活や、日々の運動、喫煙、飲酒などの生活習慣が病気の発生に大きく関わっているもの」。

「食べ過ぎ、運動不足、タバコの吸いすぎ、お酒の飲み過ぎ、ストレスをためる、などの乱れた生活を続けていると、発生する危険が高くなる」

従って生活習慣病をにならないためには、「未病で治す」為には、日頃からの生活習慣を改めていくことが大切なのです。という話しになります。

2、「死の四重奏」

「死の四重奏」などという穏やかでない言葉がありますが、これは上記生活習慣病の中、「高血圧」、「脂質異常症(高脂血症)」、「糖尿病」、「肥満」、の 4つを言うのだそうです。、
これらのうち、1つに罹病すると他を併発し易いためとあります。

生活習慣病になる原因として遺伝的要素があると言われますがこれは案外少なくて、圧倒的なのは日常の生活習慣だと説明されます。

高齢化とともに体の機能が衰え、例えば血管の細胞が老化するとか、運動しなくなるなどして、生活習慣病の原因となり事は容易に理解できます。

この辺りをよく心得ることが「死の四重奏」と無縁であったり、早い段階で取り除く、所謂「未病を治す」ポイントと言えそうです。(続く)

次回予定
3、人生100年の時代?
4、医療費はどうなる?






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