2012年02月12日
A011 カムカム一口30回で食べ過ぎ防止
噛むことには消化を良くするだけでなく、満腹感を高めてられるという効果もあることが最近医学的に突き止められてきました。
噛むことで脳が刺激されて脳内に「ヒスタミン」が生成され、そのヒスタミンが満腹中枢を刺激して満腹感が高まるという仕組みです。
「一口30回噛む」が推奨されています。
噛むことで脳が刺激されて脳内に「ヒスタミン」が生成され、そのヒスタミンが満腹中枢を刺激して満腹感が高まるという仕組みです。
「一口30回噛む」が推奨されています。
1、「噛む」と食欲を抑える物質が増えることが分かってきた
「食べ物はよく噛んで!」と思っていると、面白いもので「噛む」ことに関する情報がよく目に付きます。
NHKテレビ・ためしてガッテン(2011年06月08日) ”医学が認めた!食欲をコントロールできる技”がその一例です。
・おいしい物はついつい食べすぎてしまう。
その「ついつい食べ過ぎ!」を抑えてくれる夢のような物質が見つかった、とのこと。
その物質を使ったら7割以上の人が、ダイエットを意識せず体重を減らしたという研究データもあるといいます。
・夢のような物質とは「ヒスタミン」という物質で、脳の中にヒスタミンが増えると食べる量が減り、ヒスタミンが減ると食べる量が増えることが判ったそうです。
この際、「一口30回」噛むことが基準となり、「少なくても、多すぎても駄目!丁度30回噛む」という咀嚼法が推奨されています。
このヒスタミンは、鼻づまりやかゆみなどアレルギー症状を引き起こすやっかいな物質で知られていますが、脳内に増えると食欲を抑える有難い物質となるそうです。
但し、ヒスタミンは飲んでも血管脳関門と呼ばれるゲートを通ることができないため脳内の細胞に届かないのだそうのです。
ではどうすればいいのか?
ここで「噛む」という行為がスポットライトを浴びて登場します。「噛む」ことによって脳の中にヒスタミンが増えることがわかってきました。何とも素晴らしい発見です。
お医者さんの説明によると「噛んだ刺激が脳内の結節乳頭核という部分に届き、ヒスタミンを量産させ、そのヒスタミンが満腹中枢を刺激して満腹感が高まるという仕組みです」のだそうです。
昔から「よく噛みなさい」と教えられてきました。それが今、噛むことには消化を良くするだけでなく、直接満腹感を高めてくれるという効果もあると医学的に突き止められたのです。昔の人の生活の知恵には改めて驚かされます。
2、噛む噛む、一口30回
この研究を進めてきたお医者さんは、食事の際、一口につき30回きっちり噛んでから飲み込むという「咀嚼(そしゃく)法」を推奨しています。
一口ごとに30回ピッタリだったら「O」、30回を越えてしまったり届かなかった場合は「×」を記録していきます。
「噛めば噛むほどよいのでは?」と思いがちですが、30回程度が長続きしやすいこと、さらに30回ピッタリで飲み込める様な「ひとくちの量」を探ることで口数を増やすという効果がある。のだそうです。
どんぶり飯を口いっぱいにほうばって、ろくに噛みもしないで飲み込む。といった食べ方は推奨されないということです。
慣れるまでは、「修行」のような食事と感じるけれども、慣れると自然の食材の味がよくわかるようになるともいいます。慣れるまでの「修行」! この程度の努力は誰でも出来そうです。
私は糖尿病の食事療法として、食べ過ぎない様に心がけていますが、「我慢」し続けるのでは難行苦行になってしまい、なかなか徹底しません。時にはカロリーオーバーも良しとしています。生身の凡人は修行僧の様には行かず、過度の優等生指向は生活を暗くすることにもなりかねません。
「噛む」「噛む」30回・・程度の修行で食欲を抑える効果が医学的に期待できるとなると、これは熾です。
早速「噛む」「噛む」30回・・を始めました。
お医者さんが言う「O」や「×」を記録していないためか?気がつくと「30回」ペースになっていません。改めて「もぐもぐ30回」を再開!といった調子で繰り返しています。
「食べ物はよく噛んで!」と思っていると、面白いもので「噛む」ことに関する情報がよく目に付きます。
NHKテレビ・ためしてガッテン(2011年06月08日) ”医学が認めた!食欲をコントロールできる技”がその一例です。
・おいしい物はついつい食べすぎてしまう。
その「ついつい食べ過ぎ!」を抑えてくれる夢のような物質が見つかった、とのこと。
その物質を使ったら7割以上の人が、ダイエットを意識せず体重を減らしたという研究データもあるといいます。
・夢のような物質とは「ヒスタミン」という物質で、脳の中にヒスタミンが増えると食べる量が減り、ヒスタミンが減ると食べる量が増えることが判ったそうです。
この際、「一口30回」噛むことが基準となり、「少なくても、多すぎても駄目!丁度30回噛む」という咀嚼法が推奨されています。
このヒスタミンは、鼻づまりやかゆみなどアレルギー症状を引き起こすやっかいな物質で知られていますが、脳内に増えると食欲を抑える有難い物質となるそうです。
但し、ヒスタミンは飲んでも血管脳関門と呼ばれるゲートを通ることができないため脳内の細胞に届かないのだそうのです。
ではどうすればいいのか?
ここで「噛む」という行為がスポットライトを浴びて登場します。「噛む」ことによって脳の中にヒスタミンが増えることがわかってきました。何とも素晴らしい発見です。
お医者さんの説明によると「噛んだ刺激が脳内の結節乳頭核という部分に届き、ヒスタミンを量産させ、そのヒスタミンが満腹中枢を刺激して満腹感が高まるという仕組みです」のだそうです。
昔から「よく噛みなさい」と教えられてきました。それが今、噛むことには消化を良くするだけでなく、直接満腹感を高めてくれるという効果もあると医学的に突き止められたのです。昔の人の生活の知恵には改めて驚かされます。
2、噛む噛む、一口30回
この研究を進めてきたお医者さんは、食事の際、一口につき30回きっちり噛んでから飲み込むという「咀嚼(そしゃく)法」を推奨しています。
一口ごとに30回ピッタリだったら「O」、30回を越えてしまったり届かなかった場合は「×」を記録していきます。
「噛めば噛むほどよいのでは?」と思いがちですが、30回程度が長続きしやすいこと、さらに30回ピッタリで飲み込める様な「ひとくちの量」を探ることで口数を増やすという効果がある。のだそうです。
どんぶり飯を口いっぱいにほうばって、ろくに噛みもしないで飲み込む。といった食べ方は推奨されないということです。
慣れるまでは、「修行」のような食事と感じるけれども、慣れると自然の食材の味がよくわかるようになるともいいます。慣れるまでの「修行」! この程度の努力は誰でも出来そうです。
私は糖尿病の食事療法として、食べ過ぎない様に心がけていますが、「我慢」し続けるのでは難行苦行になってしまい、なかなか徹底しません。時にはカロリーオーバーも良しとしています。生身の凡人は修行僧の様には行かず、過度の優等生指向は生活を暗くすることにもなりかねません。
「噛む」「噛む」30回・・程度の修行で食欲を抑える効果が医学的に期待できるとなると、これは熾です。
早速「噛む」「噛む」30回・・を始めました。
お医者さんが言う「O」や「×」を記録していないためか?気がつくと「30回」ペースになっていません。改めて「もぐもぐ30回」を再開!といった調子で繰り返しています。