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プロフィール

はぴせ
元会社員の後期高齡者。自称平均的な日本人。札幌市出身、東京都在住。「心と体の健康維持・増進」を願い、求める極意は「自然体」で「頑張りすぎない程度に頑張って」日々を暮らすこと。
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2012年05月16日
A105・「挨拶」・「心の健康」(1)
1、フランスの店先でのこと

「挨拶」についての記事から、その要旨を一部引用させていただきます。

日本人は、お店に入った時に店員さんに「こんにちは」と挨拶しないですよね。
フランスではパン屋に入ったら必ず「Bonjour(ボンジュール)こんにちわ」、帰るときは「Merci(メルシィ)ありがとう」、「Au revoir(オヴォワー)さようなら」と必ず言います!

レストランやスーパーへ行ったときに、レジの店員さんにも言います。
服屋にちょっと入っていいものがなくて出る時に、日本だとスーッっとお店から出ますよね。

フランスは買わなくても店員さんに「さようなら」と言ったり、店員さんから言われたりもします。

スーパーのレジで並んでいた時に、前の若い女性が携帯で誰かとずっと話していて、店員さんにも挨拶はせず、帰り際もありがとうも言わなかった女性がいました。

その女性を見たスーパーの店員は「なんて感じが悪い子なのかしら!」とすっごく怒っていたのを覚えています。・・・

といった趣旨のものでした。日本人が書いた文章と察します。

フランスの実態は知りませんので、この記事が普遍妥当性があるのかどうか分かりませんが、「日本人は礼儀正しく、よく挨拶をする民族」と思っていますので、
最初は違和感を覚えました。

しかし読んでいる内に「さもありなん」という気がしてきました。
日本人は「挨拶」という「心の健康」を失いつつあるのではないだろうか?!

全てをテレビや携帯電話に責任転嫁するつもりではありませんが、

電車に乗っていても、街中を歩いていても、「若年者」ばかりでなく「私と同世代の高齢者」までもが、服装も、行動も、すっかり日本人らしさがなくなって(劣化して?)しまっているような人が少なくありません。

ではありますが、何か板に付いておらず借り物的な雰囲気が漂います。
単なる人まねであって、心の髄は日本人のDNAが健在で、世間の風が変われば日本人らしさを取り戻すだろう・・などと思ったりします。

2、日常的に見られる「日本女性の挨拶」

「外国人が見た美しい日本人の挨拶」についてブログを書いた事があり、それを読み返しています。

「朝の街角で、出会った二人の日本人女性がお互いに微笑みながら首を少し傾けるように、両手を体の前で自然に合わせるようにして軽くお辞儀をする姿に心を惹きつけられた」

「この情景が頭に焼き付いている。
日本という国は、何と素晴らしい国なのだろうか!
日本人は、何と美しい民族なのだろうか!」


外国人の随筆(だった?)で、実際はもっと上手な日本語でしたが、上記のような内容でした。

この情景を自分なりに想像すると、容易にその姿が浮かび上がってきます。自然に笑みがこぼれるような心地よさを感じます。

明るい挨拶は相手の心を和ませると共に、自分をも、回りの人をも嬉しい気持ちにさせるものの様です。

多少つらいことがあり、不愉快なことがあったからといって、陰に籠もったり、誰かに八つ当たりしては自分は救われず、相手も周りの人をも不愉快にしてしまいます。

つとめて明るく振る舞っていると、嫌な気持ちが消え去って心の健康を取り戻せることが多々あります。

「挨拶」は心の健康をコントロールする大切なキーであり、鏡であると言えると思っています。


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