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プロフィール

はぴせ
元会社員の後期高齡者。自称平均的な日本人。札幌市出身、東京都在住。「心と体の健康維持・増進」を願い、求める極意は「自然体」で「頑張りすぎない程度に頑張って」日々を暮らすこと。
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2012年05月09日
A098・足は第2の心臓
1、「足は第2の心臓」です

「歩くことは健康に良い」。そう思って、今までつとめて歩いてきました。

若い頃は自家用車を持つ人は極まれな存在でしたし、バスも電車も今よりズット少なかったので、歩くことはごく当たり前でした。タクシーに乗ることなど日常はあり得ませんでした。

その後世の中が便利になって、交通機関が発達して、日常生活の中で歩くことが随分少なくなってしまいました。

私には持病である糖尿病の運動療法として歩かねばならぬという事情もあって、「歩くこと」は大きな関心事であり続けています。

送られてきたメールに「足は第二の心臓」という記事があって興味深く読ませていただきました。その一節を引用致します。

「足は第二の心臓」とよく言われる。心臓は血液循環を司るポンプだが、全身の筋肉の6割がこれを助けている。
足は心臓から最も離れていることや、常に重力の影響を受けているため、血液の流れが滞りやすい。歩くことによって、足腰の筋肉が収縮・拡張して血液循環を助けている。この働きをミルキング・アクション(牛の乳搾り)という。
 

とありました。

「心臓に加えて、歩くことでもう一つの血液循環ポンプが稼動する。その結果、血の巡りが改善される」ということになります。

2、自分の状況に合わせて分相応に! しかし前向きに!

「よし! 歩いてこよう」という気になる所ですが、チョットご注意を!

関節に問題があったり、体調が思わしくなかったり、人様々です。
あくまでもマイペースで、自分流で行くのが原則です。
歩いたら転んで骨折した。・・では何の為やら・・という事になってしまいます。

「ちょっとしたはずみ」による転倒・事故を未然に防ぐ。
加齢と共に、こう心がけ用心することの大切さが増してきます。
急に向きを変えたり、急に急ぎ足にするのは危険を伴う!と心得ておきたいものです。

自分が思う以上に姿勢の変化に体がついていかない。
足が上がっていない。
注意力も散漫になっている。
振り向いたはずみに顔を柱や壁にぶつけたり、歩いていてつま先が路面に引っかかって、つんのめって転ぶという事も経験しました。
何故か分からないけれど足がもつれることもあります。

ウソのような話しと思われるかも知れませんが、高齢者には「ちょっとしたはずみ」で実際に、よく、起こり得る事です。

だからといって、歩かずにジットしているのが良いだろうか? というと、とんでもない考え違いです。

答えは勿論「NO!」でありたいものです。

歩かなければ足は意外なほどに早く衰えます。筋肉の衰えに加えて気力も衰えます。
人間は何時も体を動かし、第二の心臓を働かせていることが健康の維持増進に必須であると言えそうです。

自分の状況に合わせて分相応に! しかし前向きに! こう思って過しています。



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