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「19歳の純情」・第134話:スジョンさんて?

今晩は笑顔
いつも訪問いただきありがとうございます。
左下にスノウドームが設置してあります。スノウドームの右下の紫の木をクリックすると音楽が流れてきます。是非クリスマスの気分を浸ってください。
12月3日に書かせていただきましたが、再放送「華麗なる遺産」のなかでソヌの祖母チャン・スクチャがピョ執事に主役のコ・ウンソンのことについて言った言葉ですが、「コ・ウンソンには側隠(そくいん)の情がある。
五臓六腑を持つ人間なら、誰しも同情心はあるが側隠の情は別物だ。
哀れな人間を見て、同情心が、かわいそうだと憐れむ心なら、
側隠の情は、見捨てられない心なのだ。
見て見ぬ振りを出来ないことをいう。
どんな人間でも気の毒がることはできる。
だからといって手を差し伸べるまではしない。
だが、側隠の情を持つ人間はどうしても手を差し伸べてしまう。
まるで聖書にでてくる、なけなしの金を差し出した寡婦と同じだ。
......。って「惻隠の情」を語りました。

まるで、グリム童話の「星の金貨」のようですね。(記事の下の文を見てください)
小さなお子さんのいられるお母様がいられたら、「星の金貨」を読み聞かせしてあげるといいと思います。 「366日の昔話」福娘の童話集 と言うサイトにもありますので
、是非行って見て下さい。お勧めします。リンク集に貼り付けてあります。

今日のグッカ「19歳の純情」は第134話:スジョンさんて?です。簡単なあらすじを書きます。楽しんで頂けたら有り難いです。
 
第134話:スジョンさんて?
怒るグッカを連れ出したユヌは、相手にするなとグッカに言う。だがグッカは、ユヌも自分をバカにした女たちと同類だと怒る始末です。グッカが手に負えなのでユヌまでそんな頑固な女だったかと怒って帰ってしまいました。
 翌日グッカはシニョンさんに「スジョンさんて?どんな人?」尋ねます。シニョンはいきなり聞かれたのでビックリしました。(シニョンは元ユヌの恋人で、ユヌを捨てて留学時代の友人と結婚してしまい、グッカが現れるまでは、ユヌが忘れられなかった人です。)

 ミョンヘの誕生祝いにパク家を訪ねたユンジョンは、結婚して初めての里帰りだったのでミュンヘとウギョンも泊まることを勧めるのですが、翌日はホン家の野菜の収穫の日のため泊まらずに帰るというユンジョンに、ミョンヘはがっかりするのでした。
 翌日はホン家で野菜の収穫の日です。ミョンへはユンジョンに電話をしました。今日は野菜の収穫の日で、ユンジョンも手伝っていることを話をすると、大事に育てた娘が野良作業をする事が気が気ではありません。
 ミュンへはユンジョンのために何か手伝えないかと考えた挙句、ユンジョンの労力を減らすには、人を雇ってホン家の畑に連れてくることがベストだ思うのです。
お昼に家に帰ったオックムはユンジョンに疲れて寝ていたのなら休んでもいいよと優しく接するのです。
 勝手に車2台で乗り込んできて、勝手に作業するように指図するミュンヘにオックムが制止をかけます。
 ミョンヘは大事に育てたユンジョンに貧乏くさい」かっこうで農作業などさせたくない。オックムはいちいち何かするたびにお伺いをたてなければいけないかと呆れ顔で、聞きます。ユンジョンは、もうホン家の嫁なの手伝いをさせます。と二人ははまたもやにらみ合いの一触即発状態です。間に入ったユンジョンはどちらにもつけずオロオロするばかりです。近所の手前もあるので今日はこれで帰ってくださいとオックムは言う。
 ミュンへとユンジョンは二人になりお互い薄着で寒くないかと聞き合います。
ユンジョンは作業をすれば暖かくなるので大丈夫と言い、ミュンヘに顔色が悪いので、何かあるのと聞くとユンジョンに寄り添うミュンヘでした。
 ホンおじいさんとヘスクは役所に婚姻届をしに行きました。役所では夫婦ではなく親子と間違われましたが受理されました。これで本当の夫婦になれたと二人の顔は晴れやかでした。


ホンおじいさんとへソクさんおめでとうございます。
心と心のつながりの強い二人ですから、ますますお幸せになるんでしょうか。


福娘童話集 > 5月18日の世界の昔話> 星の金貨>グリム童話 
 むかしむかし、あるところに、小さな女の子がいました。
 お父さんもお母さんも死んでしまって、女の子の持っている物は着ている服と、 親切な人がくれた一切れのパンだけです。
 頼る人のいない女の子は、神さまだけを頼りに野原へ出て行きました。
 すると、貧しい男の人がやって来て言いました。
「お願いだ。わたしに何か食べる物をおくれ、もう、腹ぺこなんだ」
 食べる物といっても、女の子には一切れのパンしかありません。
 このパンをあげてしまったら、女の子の食べる物がなくなってしまいます。
 でも女の子は、持っていたパンを全部あげて言いました。
「神さまのお恵みが、ありますように」
 そして先へ歩いて行くと、1人の子どもがやって来て泣きながら言いました。
「さむい、頭がさむいよう。ねえ、何かかぶる物をちょうだい」
 そこで女の子は、自分のボウシをあげて言いました。
「神さまのお恵みが、ありますように」
 またしばらく行くと、今度は上着がなくてこごえている子どもに会いました。
 女の子は自分の上着を脱ぐと、その子どもにあげて言いました。
「神さまのお恵みが、ありますように」
 また先へ歩いて行くと別の子がスカートを欲しがるので、スカートをあげて言い ました。
 「神さまのお恵みが、ありますように」
 とうとう女の子は、森にやって来ました。
 あたりはもう、すっかり暗くなっています。
 そこへまた1人の子どもがやって来て、下着を欲しがりました。
 下着をあげると、女の子は裸になってしまいます。
 女の子は、少し迷いましたが、
(暗い夜だから、だれにも見えやしないわ)
 女の子はこう考えて下着を脱ぐと、とうとうこれもあげて言いました。
「神さまのお恵みが、ありますように」
 こうして女の子が何一つ身につけずに立っていると、突然空から星が落ちてきました。
 そしてその星は、ピカピカ光る金貨になったのです。
 気がつくと裸だったはずの女の子は、いつの間にか立派な服を着ていました。
「ああ、神さまありがとう」
 女の子は金貨を拾い集めると、そのお金で一生幸せに暮らしたということです。                              おしまい

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