2021年05月08日
遺族年金とは??
遺族年金には、自営業者など国民年金
に加入中の人などに生計を維持
されていた遺族が受け取ること
ができる「遺族基礎年金」と
会社員・公務員など厚生年金に
加入中または被保険者だった人
に生計を維持されていた遺族
が受け取ることができる
「遺族厚生年金」
の2種類があります。
なお、子のある配偶者、子は
遺族厚生年金に加え遺族基礎年金
も併せて受けられます。
このうち遺族厚生年金は高齢期
の配偶者や父母などが受け取れる
場合も多く、老後の生活を支える
収入源のひとつとして大切です。
★遺族厚生年金の対象者について
遺族厚生年金は、被保険者等が
死亡当時、生計維持関係にあった
「配偶者」
「子」
「父母」
「祖父母」
「孫」
がその対象となっています。
「兄弟姉妹」は含まれません。
遺族基礎年金と異なり
子のいない妻・夫も
受け取ることができます。
これらの遺族には、以下のように
遺族厚生年金をもらう優先順位
があり、その最先順位者しか
遺族厚生年金をもらうことが
できません。
つまり、上位者が受給すると
次順位以下は失権します。
1.配偶者(妻・夫)または子
2.父母
3.孫
4.祖父母
夫、父母、祖父母は
死亡当時55歳以上(受給開始は60歳から)
という条件があります。
ただし、夫は遺族基礎年金受給中
に限り、60歳より前でも受給できます。
また、子・孫は18歳到達年度の
年度末を経過していない者
または20歳未満で障害年金の
障害等級1・2級の障害者で
かつ婚姻していない場合に
限ります。
★生計維持されているとは?
遺族厚生年金の受給可能な遺族
であっても、死亡当時、生計維持
されていなければ遺族厚生年金
を受け取ることができません。
生計を維持されているとは
原則次の要件を満たす場合をいいます。
1.同居していること
(別居していても、仕送りをしている
健康保険の扶養親族である等の
事項があれば認められます)。
2.対象者について、前年の収入が
850万円未満であること。
または所得が655万5000円未満
であること。
★遺族厚生年金の額について
例えば、会社員の夫が死亡した場合
妻が受給できる遺族厚生年金の額は
夫の報酬比例部分(老齢厚生年金)
の4分の3になります。
妻が65歳前は「中高齢寡婦加算」が
年額約59万円が40歳から65歳まで
付きます。
65歳以降は妻自身が老齢基礎年金
を受け取れるようになるので
「中高齢寡婦加算」はなくなります。
そのかわり、昭和31年4月1日以前
生まれの妻には「経過的寡婦加算」
が付きます。
65歳以降、遺族厚生年金と妻自身
の老齢厚生年金を受けられる場合
妻の老齢厚生年金が優先され
夫の遺族厚生年金と妻の老齢厚生年金
の差額が遺族厚生年金となります。
なお、子のない30歳未満の妻は
5年間の有期給付となります。
★会社員の子どもが先に亡くなった場合
会社員の子ども(独身)が亡くなった
ケースで、両親とも65歳以上で年金
を受給していて、父親は老齢厚生年金
と老齢基礎年金、母親は老齢基礎年金
のみ受給しているケースを考えます。
生計維持関係は満たしているものとします。
第1順位の妻・子がいないので
次順位の父母が遺族厚生年金を
受け取ることができます。
仮に遺族厚生年金の受給額が
60万円とすると、この額の
半分(30万円)が父母それぞれの
受給額です。
ただし、父親が老齢厚生年金と
遺族厚生年金を受けられる場合
老齢厚生年金が優先されますので
老齢厚生年金の受給額が
遺族厚生年金より多ければ
遺族厚生年金は受給できません。
母親は老齢基礎年金だけですので
分割された遺族厚生年金30万円を
受給できます。
もし、父親が母親より先に亡くなった
場合、父親の遺族厚生年金の分が
母親に加算され、母親の遺族厚生年金
は60万円となります。
会社員の子ども(独身)が先に
亡くなった場合、受給要件を満たせば
両親は遺族厚生年金を受給できます。
社保(厚生年金・健康保険)が如何に
手厚いか。国保とは大違いですね。
国保の方ももう社保に加入出来ます!
その仕組を毎月ZOOMでお伝えしてます。
月1回しか開催しません。
2021年度からは第3水曜日に変更になります!
是非ご参加下さい!
勿論個別相談も受けております!
<ZOOM会議>
開催日:5月19日(水曜日)
開始時間:22:30〜
イベントページ:
https://www.facebook.com/events/205191077790018
内容:@社保に国保の方がどう加入出来るか?
A法人成りの注意点
参加希望の方は上記URLから参加表明お願いします。
ZOOMのコードは当日イベントページのみで
配信します。どなたでも参加可能です。
また、簡単な無料試算はいつでも受け付けてます。
こちらのブログで無料試算受付中!!
https://shaho-kokuho.com
Messengerからの方
必要な情報は下記のみです!
・年齢(扶養者全員)
例:35歳/奥様32歳/お子様5歳・3歳
・住所(市町村まで)
例:横浜市
・2019年度の事業所得又は国民健康保険料年額
例:事業所得/320万
国民健康保険料年額/48万
この3つだけで今の国保負担額
と当社社保加入した時の差額が
見れます。
ただ、削減対象になる方は下記に
なります。お気をつけ下さい。
★奥様専業主婦又はパート・専従者給与で
130万未満(お子様扶養)
「事業所得150万以上」
★独身(奥様会社員やパート・専従者給与
130万以上)
「事業所得250万以上」
*事業所得とは申告書B左中段
又は損益計算書右下の数字
一度知っておくだけでも良いと
思います。お気軽にご相談下さい。
連絡先:t.yokoi@imple.net
担当:横井
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されていた遺族が受け取ること
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が受け取ることができる
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も併せて受けられます。
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の配偶者や父母などが受け取れる
場合も多く、老後の生活を支える
収入源のひとつとして大切です。
★遺族厚生年金の対象者について
遺族厚生年金は、被保険者等が
死亡当時、生計維持関係にあった
「配偶者」
「子」
「父母」
「祖父母」
「孫」
がその対象となっています。
「兄弟姉妹」は含まれません。
遺族基礎年金と異なり
子のいない妻・夫も
受け取ることができます。
これらの遺族には、以下のように
遺族厚生年金をもらう優先順位
があり、その最先順位者しか
遺族厚生年金をもらうことが
できません。
つまり、上位者が受給すると
次順位以下は失権します。
1.配偶者(妻・夫)または子
2.父母
3.孫
4.祖父母
夫、父母、祖父母は
死亡当時55歳以上(受給開始は60歳から)
という条件があります。
ただし、夫は遺族基礎年金受給中
に限り、60歳より前でも受給できます。
また、子・孫は18歳到達年度の
年度末を経過していない者
または20歳未満で障害年金の
障害等級1・2級の障害者で
かつ婚姻していない場合に
限ります。
★生計維持されているとは?
遺族厚生年金の受給可能な遺族
であっても、死亡当時、生計維持
されていなければ遺族厚生年金
を受け取ることができません。
生計を維持されているとは
原則次の要件を満たす場合をいいます。
1.同居していること
(別居していても、仕送りをしている
健康保険の扶養親族である等の
事項があれば認められます)。
2.対象者について、前年の収入が
850万円未満であること。
または所得が655万5000円未満
であること。
★遺族厚生年金の額について
例えば、会社員の夫が死亡した場合
妻が受給できる遺族厚生年金の額は
夫の報酬比例部分(老齢厚生年金)
の4分の3になります。
妻が65歳前は「中高齢寡婦加算」が
年額約59万円が40歳から65歳まで
付きます。
65歳以降は妻自身が老齢基礎年金
を受け取れるようになるので
「中高齢寡婦加算」はなくなります。
そのかわり、昭和31年4月1日以前
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が付きます。
65歳以降、遺族厚生年金と妻自身
の老齢厚生年金を受けられる場合
妻の老齢厚生年金が優先され
夫の遺族厚生年金と妻の老齢厚生年金
の差額が遺族厚生年金となります。
なお、子のない30歳未満の妻は
5年間の有期給付となります。
★会社員の子どもが先に亡くなった場合
会社員の子ども(独身)が亡くなった
ケースで、両親とも65歳以上で年金
を受給していて、父親は老齢厚生年金
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第1順位の妻・子がいないので
次順位の父母が遺族厚生年金を
受け取ることができます。
仮に遺族厚生年金の受給額が
60万円とすると、この額の
半分(30万円)が父母それぞれの
受給額です。
ただし、父親が老齢厚生年金と
遺族厚生年金を受けられる場合
老齢厚生年金が優先されますので
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遺族厚生年金より多ければ
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受給できます。
もし、父親が母親より先に亡くなった
場合、父親の遺族厚生年金の分が
母親に加算され、母親の遺族厚生年金
は60万円となります。
会社員の子ども(独身)が先に
亡くなった場合、受給要件を満たせば
両親は遺族厚生年金を受給できます。
社保(厚生年金・健康保険)が如何に
手厚いか。国保とは大違いですね。
国保の方ももう社保に加入出来ます!
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2021年度からは第3水曜日に変更になります!
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開催日:5月19日(水曜日)
開始時間:22:30〜
イベントページ:
https://www.facebook.com/events/205191077790018
内容:@社保に国保の方がどう加入出来るか?
A法人成りの注意点
参加希望の方は上記URLから参加表明お願いします。
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Messengerからの方
必要な情報は下記のみです!
・年齢(扶養者全員)
例:35歳/奥様32歳/お子様5歳・3歳
・住所(市町村まで)
例:横浜市
・2019年度の事業所得又は国民健康保険料年額
例:事業所得/320万
国民健康保険料年額/48万
この3つだけで今の国保負担額
と当社社保加入した時の差額が
見れます。
ただ、削減対象になる方は下記に
なります。お気をつけ下さい。
★奥様専業主婦又はパート・専従者給与で
130万未満(お子様扶養)
「事業所得150万以上」
★独身(奥様会社員やパート・専従者給与
130万以上)
「事業所得250万以上」
*事業所得とは申告書B左中段
又は損益計算書右下の数字
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担当:横井
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