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2021年02月03日

老齢厚生年金

厚生年金には

「65歳以降終身支給される老齢厚生年金」



「60歳から64歳の間のみ支給される
 老齢厚生年金」(特別支給の老齢厚生年金)

があります。

ただし、特別支給の老齢厚生年金は

さらに全部受け取れる人と一部しか

受け取られない人がいます。

全部受け取れる人は

昭和16年4月1日以前生まれの男性
昭和21年4月1日以前生まれの女性

です。

今現役世代の我々には関係ないですが

ご両親で対象の方がいるかもしれない

ので教えてあげて下さい。

一部分だけ受け取れる人は

昭和16年4月2日〜昭和36年4月1日以前

生まれの男性

昭和21年4月2日〜昭和41年4月1日以前

生まれの女性です。

特別支給の老齢厚生年金は

厚生年金に12ヵ月以上加入している

方が対象で、定額部分と報酬比例部分

からなります。

定額部分、報酬比例部分は順次廃止

されていき、昭和24年(女性は昭和29年)

4月2日生まれ以降は報酬比例部分

だけになり

昭和36年(女性は昭和41年)4月2日

生まれ以降は、特別支給の老齢厚生年金

はなくなります。

★加給年金と振替加算

加給年金は、年金の家族手当のような

ものです。妻や子がいる場合に

夫の老齢厚生年金に加算されます。

加算されるための主な条件は

次の通りです。

@妻が65歳未満であること
A生計維持関係があること
(妻と生計を同じくし、かつ
 妻の前年の年収が850万円未満)
B妻の厚生年金加入期間が
 20年未満であること
C夫が特別支給の老齢厚生年金
 の定額部分または老齢基礎年金
 をもらっていること

加入年金額は、22万4300円です。

さらに、夫の生年月日に応じて

3万3100円(昭和9年4月2日〜昭和15年4月1日)

〜16万5500円(昭和18年4月2日以後)

が特別加算されます。

つまり、最大で年額約39万円の

加算がつきます。

<振替加算>

妻が65歳になり自分の老齢基礎年金

がスタートすると、夫の老齢厚生年金

に加算されている加給年金は

なくなり、代わりに、妻の

老齢基礎年金に振替加算が

つきます。

ただし、妻が昭和41年4月2日

以降に生まれた方には

振替加算はありません。

振替加算額は妻の生年月日に

応じて

年額22万4300円(大正15年4月2日〜
        昭和2年4月1日)
〜1万5028円(昭和40年4月2日〜
       昭和41年4月1日)

です。

★年上の妻は要注意

妻が年上の場合、加給年金は

妻が65歳になるまでですから

夫に加給年金がつくことは

ありません。

では、加給年金の代りにつく

振替加算もつかないのでしょうか。

ご安心ください。

夫が加給年金をもらえる年齢

になったら、妻に振替加算が

つきます。ただし、自動的には

つきませんので、手続きが

必要です。

振替加算を受けるためには

「老齢基礎年金額加算開始事由該当届」

に次の書類を添付して届け出します。

・戸籍謄本
・世話全員の住民票
・妻自身の所得証明書

自分が支給漏れになっていないか

不安な方のために、現在、日本年金機構

では専用ダイヤルを設けています。

一度連絡してみて下さい。

国保の方ももう社保に加入出来ます!

その仕組を毎月ZOOMでお伝えしてます。 

月1回しか開催しません。

2021年度からは第3水曜日に変更になります!

是非ご参加下さい!

勿論個別相談も受けております!

<ZOOM会議>
開催日2月17日(水曜日)
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配信します。どなたでも参加可能です。

また、簡単な無料試算はいつでも受け付けてます。

こちらのブログで無料試算受付中!!

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Messengerからの方
必要な情報は下記のみです!

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例:35歳/奥様32歳/お子様5歳・3歳
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ただ、削減対象になる方は下記に

なります。お気をつけ下さい。
★奥様専業主婦又はパート・専従者給与で
130万未満(お子様扶養)
 「事業所得200万以上」
★独身(奥様会社員やパート・専従者給与
 130万以上)
 「事業所得300万以上」

*事業所得とは申告書B左中段
 又は損益計算書右下の数字

一度知っておくだけでも良いと
思います。お気軽にご相談下さい。

連絡先:t.yokoi@imple.net
担当:横井
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