2021年01月31日
借金が返せない場合の整理方法とは?
家や車などの高額な買い物を
するときは、どうしてもローン
を組まなくてはならないことが
ありますね。
無理のない返済計画を立てて
その通りに返済できていれば
問題はないのですが
無理のある借金だったり
先々の収入予測が曖昧だったり
すると返済ができなくなる
ことがあります。
特にコロナ禍による影響や
病気や事故などの不測の事態
により返済が難しくなって
しまうケースもあります。
借金の返済が困難になった場合は
債務の金額を減らしてもらったり
支払えないことを認めてもらったり
する債務整理が必要です。
この債務整理には、代表的なものに
「任意整理」
「個人再生」
「自己破産」
といった方法があります。
今日はこの3つの方法の違いを
書きます。
★専門家に借金減額の交渉をしてもらう
「任意整理」
「任意整理」は弁護士もしくは
認定司法書士に依頼し
自分の代わり(代理人)に
借金の減額の交渉をして
もらう制度です。
法律的に効力がある方法では
ありませんが、金融機関も
比較的素直に交渉に応じて
くれます。
交渉して返済しなくては
ならない借金の金額が
きまったら、無利息で
3年〜5年かけて返済します。
●任意整理のメリット
・法律家に代理人になって資料作成
や借入先との交渉をしてもらう
ため、法的知識もほとんど必要なく
任せることができる
・法律家が「任意整理」の代理人に
なったことを、借入先に伝えた
時点で利息と遅延損害金の発生が
ストップし、取り立ても止まる
・複数の金融機関から借り入れして
いても、「任意整理」をする
借入先を選ぶことができる
●任意整理のデメリット
・収入がなければ法律家は
引き受けてくれない
・法律家への報酬がかかる
・法的な手続きではないので
差し押さえなどは止める
ことはできない
・交渉が必ずうまくいくとは
限らない
・5年間はブラックリスト
●手続き方法
弁護士や特定司法書士に相談。
委任し、借入先に交渉をして
もらいます。
★借金額を約5分の1にしてもらう
「個人再生」
「個人再生」は民事再生法という
法律を利用した債務整理の方法で
将来的に収入の見込みがある人が
利用できます。
借金の総額が5000万円以下
(住宅ローンを除く)
であれば、再生の計画をたてて
返済する借金の一部を免除して
もらい、借金額を約5分の1に
減額してもらう事ができます。
その後、減額された借金を3年間
(特別な事情があれば5年)
で分割返済していくという方法です。
個人再生は、借入先の同意が必要な
場合と、必要でない場合があります。
●個人再生のメリット
・債務が減額されるため返済が楽になる
・住宅(自宅)を処分しないで
債務整理ができる
・現在持っている財産を処分する
必要がない
・手続きが開始されれば
差し押さえはされない
・家族にも知られず債務整理が
できる
●個人再生のデメリット
・再生中に返済ができなくなった
場合は手続きが無効となり
すべての借金が元に戻る
・住宅ローンは減額されない
・5年〜10年間はブラックリスト
・官報という国の発行する機関誌に
名前と住所がのる
・手続きが煩雑なため、法律家に
依頼するため報酬と裁判所へ
納めるお金(約50万円)が必要となる
●手続き方法
弁護士等に依頼し、地方裁判所へ
申し立てをしてもらいます。
要件を満たし書類に不備がなければ
開始が決定します。
借金額が確定後、再生計画書を
作成したのち、裁判所が認めれば
返済をスタートさせます。
★借金を免除してもらう自己破産
「自己破産」は返済できない借金を
自ら申請し法律によって免除して
もらう制度です。
しかし、必ず借金が免除される
わけではありません。
詐欺やギャンブル浪費などで
作った借金は免除されないこと
もあります。
●自己破産のメリット
・無職や生活保護など収入のない
人でも利用できる
・差し押さえを止めることができる
・税金など以外の借金が免除される
ため精神的に楽になる
●自己破産のデメリット
・多くの財産を持てなくなるため
財産を処分しなくてはならない
ことがある
・官報という国の発行する機関誌に
名前と住所がのる
・借金免除が認められるまで
就けない職業がある
・場合によっては財産整理のための
管財人が(弁護士)がつくため
費用がかかる
・5年〜10年間はブラックリスト
●手続き方法
住所地管轄の地方裁判所に
本人または代理人である弁護士が
申請をします。
自己破産の申請と借金を免除して
もらう「免責許可」の申請は
別のため、同時に2つの申請を
することになります。
本人申請は書類等の作成を自分で
行うため不備が多く、本人申請を
あまり認めないという地域も
あるので確認が必要です。
★自己破産は最後の手段
借りたものは返すのが基本です。
借金が返せない=自己破産と
考えがちですが、他の方法を
模索してもどうしても返済が
難しかったり、病気などの事情が
あったりすれば仕方がありません
が、やはり失うものも多いので
返せないときにはしっかり先々
を考えて、方法を吟味する必要
がありあます。
また、返済が厳しくなったら
放っておかずにまずは借入先に
相談し、返済スケジュールを
変更してもらう交渉をしてみる
ことも必要です。
国保の方ももう社保に加入出来ます!
その仕組を毎月ZOOMでお伝えしてます。
月1回しか開催しません。
2021年度からは第3水曜日に変更になります!
是非ご参加下さい!
勿論個別相談も受けております!
<ZOOM会議>
開催日2月17日(水曜日)
開始時間:22:30〜
イベントページ:
https://www.facebook.com/events/463600708177389
内容:@社保に国保の方がどう加入出来るか?
A法人成りの注意点
参加希望の方は上記URLから参加表明お願いします。
ZOOMのコードは当日イベントページのみで
配信します。どなたでも参加可能です。
また、簡単な無料試算はいつでも受け付けてます。
こちらのブログで無料試算受付中!!
https://shaho-kokuho.com
Messengerからの方
必要な情報は下記のみです!
・年齢(扶養者全員)
例:35歳/奥様32歳/お子様5歳・3歳
・住所(市町村まで)
例:横浜市
・2019年度の事業所得又は国民健康保険料年額
例:事業所得/320万
国民健康保険料年額/48万
この3つだけで今の国保負担額
と当社社保加入した時の差額が
見れます。
ただ、削減対象になる方は下記に
なります。お気をつけ下さい。
★奥様専業主婦又はパート・専従者給与で
130万未満(お子様扶養)
「事業所得200万以上」
★独身(奥様会社員やパート・専従者給与
130万以上)
「事業所得300万以上」
*事業所得とは申告書B左中段
又は損益計算書右下の数字
一度知っておくだけでも良いと
思います。お気軽にご相談下さい。
連絡先:t.yokoi@imple.net
担当:横井
するときは、どうしてもローン
を組まなくてはならないことが
ありますね。
無理のない返済計画を立てて
その通りに返済できていれば
問題はないのですが
無理のある借金だったり
先々の収入予測が曖昧だったり
すると返済ができなくなる
ことがあります。
特にコロナ禍による影響や
病気や事故などの不測の事態
により返済が難しくなって
しまうケースもあります。
借金の返済が困難になった場合は
債務の金額を減らしてもらったり
支払えないことを認めてもらったり
する債務整理が必要です。
この債務整理には、代表的なものに
「任意整理」
「個人再生」
「自己破産」
といった方法があります。
今日はこの3つの方法の違いを
書きます。
★専門家に借金減額の交渉をしてもらう
「任意整理」
「任意整理」は弁護士もしくは
認定司法書士に依頼し
自分の代わり(代理人)に
借金の減額の交渉をして
もらう制度です。
法律的に効力がある方法では
ありませんが、金融機関も
比較的素直に交渉に応じて
くれます。
交渉して返済しなくては
ならない借金の金額が
きまったら、無利息で
3年〜5年かけて返済します。
●任意整理のメリット
・法律家に代理人になって資料作成
や借入先との交渉をしてもらう
ため、法的知識もほとんど必要なく
任せることができる
・法律家が「任意整理」の代理人に
なったことを、借入先に伝えた
時点で利息と遅延損害金の発生が
ストップし、取り立ても止まる
・複数の金融機関から借り入れして
いても、「任意整理」をする
借入先を選ぶことができる
●任意整理のデメリット
・収入がなければ法律家は
引き受けてくれない
・法律家への報酬がかかる
・法的な手続きではないので
差し押さえなどは止める
ことはできない
・交渉が必ずうまくいくとは
限らない
・5年間はブラックリスト
●手続き方法
弁護士や特定司法書士に相談。
委任し、借入先に交渉をして
もらいます。
★借金額を約5分の1にしてもらう
「個人再生」
「個人再生」は民事再生法という
法律を利用した債務整理の方法で
将来的に収入の見込みがある人が
利用できます。
借金の総額が5000万円以下
(住宅ローンを除く)
であれば、再生の計画をたてて
返済する借金の一部を免除して
もらい、借金額を約5分の1に
減額してもらう事ができます。
その後、減額された借金を3年間
(特別な事情があれば5年)
で分割返済していくという方法です。
個人再生は、借入先の同意が必要な
場合と、必要でない場合があります。
●個人再生のメリット
・債務が減額されるため返済が楽になる
・住宅(自宅)を処分しないで
債務整理ができる
・現在持っている財産を処分する
必要がない
・手続きが開始されれば
差し押さえはされない
・家族にも知られず債務整理が
できる
●個人再生のデメリット
・再生中に返済ができなくなった
場合は手続きが無効となり
すべての借金が元に戻る
・住宅ローンは減額されない
・5年〜10年間はブラックリスト
・官報という国の発行する機関誌に
名前と住所がのる
・手続きが煩雑なため、法律家に
依頼するため報酬と裁判所へ
納めるお金(約50万円)が必要となる
●手続き方法
弁護士等に依頼し、地方裁判所へ
申し立てをしてもらいます。
要件を満たし書類に不備がなければ
開始が決定します。
借金額が確定後、再生計画書を
作成したのち、裁判所が認めれば
返済をスタートさせます。
★借金を免除してもらう自己破産
「自己破産」は返済できない借金を
自ら申請し法律によって免除して
もらう制度です。
しかし、必ず借金が免除される
わけではありません。
詐欺やギャンブル浪費などで
作った借金は免除されないこと
もあります。
●自己破産のメリット
・無職や生活保護など収入のない
人でも利用できる
・差し押さえを止めることができる
・税金など以外の借金が免除される
ため精神的に楽になる
●自己破産のデメリット
・多くの財産を持てなくなるため
財産を処分しなくてはならない
ことがある
・官報という国の発行する機関誌に
名前と住所がのる
・借金免除が認められるまで
就けない職業がある
・場合によっては財産整理のための
管財人が(弁護士)がつくため
費用がかかる
・5年〜10年間はブラックリスト
●手続き方法
住所地管轄の地方裁判所に
本人または代理人である弁護士が
申請をします。
自己破産の申請と借金を免除して
もらう「免責許可」の申請は
別のため、同時に2つの申請を
することになります。
本人申請は書類等の作成を自分で
行うため不備が多く、本人申請を
あまり認めないという地域も
あるので確認が必要です。
★自己破産は最後の手段
借りたものは返すのが基本です。
借金が返せない=自己破産と
考えがちですが、他の方法を
模索してもどうしても返済が
難しかったり、病気などの事情が
あったりすれば仕方がありません
が、やはり失うものも多いので
返せないときにはしっかり先々
を考えて、方法を吟味する必要
がありあます。
また、返済が厳しくなったら
放っておかずにまずは借入先に
相談し、返済スケジュールを
変更してもらう交渉をしてみる
ことも必要です。
国保の方ももう社保に加入出来ます!
その仕組を毎月ZOOMでお伝えしてます。
月1回しか開催しません。
2021年度からは第3水曜日に変更になります!
是非ご参加下さい!
勿論個別相談も受けております!
<ZOOM会議>
開催日2月17日(水曜日)
開始時間:22:30〜
イベントページ:
https://www.facebook.com/events/463600708177389
内容:@社保に国保の方がどう加入出来るか?
A法人成りの注意点
参加希望の方は上記URLから参加表明お願いします。
ZOOMのコードは当日イベントページのみで
配信します。どなたでも参加可能です。
また、簡単な無料試算はいつでも受け付けてます。
こちらのブログで無料試算受付中!!
https://shaho-kokuho.com
Messengerからの方
必要な情報は下記のみです!
・年齢(扶養者全員)
例:35歳/奥様32歳/お子様5歳・3歳
・住所(市町村まで)
例:横浜市
・2019年度の事業所得又は国民健康保険料年額
例:事業所得/320万
国民健康保険料年額/48万
この3つだけで今の国保負担額
と当社社保加入した時の差額が
見れます。
ただ、削減対象になる方は下記に
なります。お気をつけ下さい。
★奥様専業主婦又はパート・専従者給与で
130万未満(お子様扶養)
「事業所得200万以上」
★独身(奥様会社員やパート・専従者給与
130万以上)
「事業所得300万以上」
*事業所得とは申告書B左中段
又は損益計算書右下の数字
一度知っておくだけでも良いと
思います。お気軽にご相談下さい。
連絡先:t.yokoi@imple.net
担当:横井
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