2021年01月15日
ナンピン買いはダメ?ドルコスト平均法はおすすめ?
ナンピン買いもドルコスト平均法も
株価が下落した時に対象銘柄を買い増す
というのは同じですが
なぜ初心者には
「ナンピン買いはダメ」
「ドルコスト平均法はおすすめ」
といわれることが多いのでしょうか?
その理由について、ナンピン買いと
ドルコスト平均法の解説しつつ書きます。
★価格が下落したときに買い増す
「ナンピン買い」
買った株が予想に反して値下がりして
しまった時の対処法として「ナンピン買い」
があります。
ナンピン買いとは、株価が買った
値段より下がってしまった場合
その株を買い増しして平均単価を
引き下げる方法です。
例えば、A株を1000円で100株購入した
のちに、株価が800円まで値下がりした
とします。そこで、さらに100株を
買い増ししたとすれば、A株の
平均購入単価は
(1000+800)÷2=900円
となります。つまり、900円で
200株購入したのと同じです。
この場合、その後株価が900円に
回復すれば、損はゼロになります。
このように、ナンピン買いをすると
保有株の平均単価を下げることが
出来ますが、買い増しした後も株価
が下がるようであれば、ナンピン買い
は“失敗”です。なぜなら、損失がさら
に膨らんでしまうからです。
買い増しすることで、100株保有の時は
たとえば株価が10円値下がりしても
1000円の損失で済んだのに対し
保有株数が100株→200株と増えた
ことで、2倍の2000円となるからです。
つまり、ナンピン買いをすることで
リスクも2倍となってしまうのです。
★価格に関わらず一定額ずつ買う
「ドルコスト平均法」
同じように、平均単価を下げる投資法
に「ドルコスト平均法」があります。
こちらは、株価に関わらず積立で一定の
金額で株を買い続け、平均単価を
下げる方法です。
(株式のほか、投資信託や外貨などでも
用いられます)
例えば、3ヶ月の間に
1000円→800円→1100円
と値動きした銘柄を、るいとう
(毎月一定の金額で株式を買い続け
ていく仕組み)
を使って毎月1万円ずつ買った
とします。このとき各月に
買える株数は、10株、12.5株、9株となります。
このときの平均購入価格は
3万円÷(10株+12.5株+9株)≒952.3円
1株あたり952.3円で買ったことに
なります。もし、10株ずつ購入して
いたら、2万9000円÷30株≒966.6円です
から、ドルコスト平均法のほうが
1株あたりの平均購入価格が下がるのです。
ただ、こちらも株価の下落局面が
続く場合は、平均単価は下がるものの
株価も下がるために、損失も広がって
しまいます。
このように、ナンピン買いであっても
ドルコスト平均法であっても
株価の下落が続いた場合では
損失が広がるリスクがあるのは同じです。
ただ、ナンピン買いは価格が下落した
ときに買うのに対し、ドルコスト平均法は
今の価格が高くても安くても一定額ずつ
定期的に買うという点が異なります。
★初心者向けなのはドルコスト平均法
ナンピン買いが有効な手段となるのは
「長期投資目的で、株価が下がれば
買い増しをする」
と決めている場合です。
例えば買った銘柄が、何らかの理由で
株価が大きく下がったとします。
その株の将来性に期待して長期で
持つ意思がある場合は、「今は割安」
と判断して、追加購入をします。
こうして、平均単価を下げつつ保有株数を
増やしていく訳です。保有株数が増える
ことで、その後株価が回復した時には
利益もその分だけ大きくなります。
〇〇ショックなどで暴落した場合は
さらにその効果を発揮します。
しかし、初心者の場合はさらに株価が
下がるのではないかという恐怖で
買いボタンを押せないなど
そのタイミングを計ることや
購入すること自体が難しいのです。
ですから、ナンピン買いは
中上級者向けの投資法といえます。
一方、ドルコスト平均法の積立で
あれば、最初に毎月決まった日にち
に設定していれば機械的に購入して
くれます。株価が下がっても様々な
感情に左右されず、安い値段で買い増す
ことが出来ます。ですから、初心者向けの
投資法といえるのです。
ナンピン買いは成功すれば大きな利益を
見込める大変有効な方法ですが
初心者の場合は、タイミングを見極めるのが
難しかったり、「株価が戻れば取り戻せる」
など甘い希望的な観測で買ってしまったり
恐怖心などに左右されてしまったり
するため、あまりお勧めできません。
ドルコスト平均法を使った場合は
ナンピン買いより利益幅は小さく
なるものの、売買タイミングを見計らう
ことも感情に左右されることもなく
誰でも簡単に取引することが出来きます。
「下手なナンピンはすかんぴん」
(下手なナンピン買いをすると損が
膨らむだけ)
という相場格言があるように、ナンピン買い
は難しい投資法です。
初心者の場合は、ナンピン買いで失敗を
するリスクを取るよりは、ドルコスト平均法
を使ってコツコツと投資する方に軍配が
上がりそうです。
国保の方ももう社保に加入出来ます!
その仕組を毎月ZOOMでお伝えしてます。
月1回しか開催しません。
2021年度からは第3水曜日に変更になります!
是非ご参加下さい!
勿論個別相談も受けております!
<ZOOM会議>
開催日1月20日(水曜日)
開始時間:22:30〜
イベントページ:
https://www.facebook.com/events/134064928245412
内容:@社保に国保の方がどう加入出来るか?
A法人成りの注意点
参加希望の方は上記URLから参加表明お願いします。
ZOOMのコードは当日イベントページのみで
配信します。どなたでも参加可能です。
また、簡単な無料試算はいつでも受け付けてます。
こちらのブログで無料試算受付中!!
https://shaho-kokuho.com
Messengerからの方
必要な情報は下記のみです!
・年齢(扶養者全員)
例:35歳/奥様32歳/お子様5歳・3歳
・住所(市町村まで)
例:横浜市
・2019年度の事業所得又は国民健康保険料年額
例:事業所得/320万
国民健康保険料年額/48万
この3つだけで今の国保負担額
と当社社保加入した時の差額が
見れます。
ただ、削減対象になる方は下記に
なります。お気をつけ下さい。
★奥様専業主婦又はパート・専従者給与で
130万未満(お子様扶養)
「事業所得200万以上」
★独身(奥様会社員やパート・専従者給与
130万以上)
「事業所得300万以上」
*事業所得とは申告書B左中段
又は損益計算書右下の数字
一度知っておくだけでも良いと
思います。お気軽にご相談下さい。
連絡先:t.yokoi@imple.net
担当:横井
株価が下落した時に対象銘柄を買い増す
というのは同じですが
なぜ初心者には
「ナンピン買いはダメ」
「ドルコスト平均法はおすすめ」
といわれることが多いのでしょうか?
その理由について、ナンピン買いと
ドルコスト平均法の解説しつつ書きます。
★価格が下落したときに買い増す
「ナンピン買い」
買った株が予想に反して値下がりして
しまった時の対処法として「ナンピン買い」
があります。
ナンピン買いとは、株価が買った
値段より下がってしまった場合
その株を買い増しして平均単価を
引き下げる方法です。
例えば、A株を1000円で100株購入した
のちに、株価が800円まで値下がりした
とします。そこで、さらに100株を
買い増ししたとすれば、A株の
平均購入単価は
(1000+800)÷2=900円
となります。つまり、900円で
200株購入したのと同じです。
この場合、その後株価が900円に
回復すれば、損はゼロになります。
このように、ナンピン買いをすると
保有株の平均単価を下げることが
出来ますが、買い増しした後も株価
が下がるようであれば、ナンピン買い
は“失敗”です。なぜなら、損失がさら
に膨らんでしまうからです。
買い増しすることで、100株保有の時は
たとえば株価が10円値下がりしても
1000円の損失で済んだのに対し
保有株数が100株→200株と増えた
ことで、2倍の2000円となるからです。
つまり、ナンピン買いをすることで
リスクも2倍となってしまうのです。
★価格に関わらず一定額ずつ買う
「ドルコスト平均法」
同じように、平均単価を下げる投資法
に「ドルコスト平均法」があります。
こちらは、株価に関わらず積立で一定の
金額で株を買い続け、平均単価を
下げる方法です。
(株式のほか、投資信託や外貨などでも
用いられます)
例えば、3ヶ月の間に
1000円→800円→1100円
と値動きした銘柄を、るいとう
(毎月一定の金額で株式を買い続け
ていく仕組み)
を使って毎月1万円ずつ買った
とします。このとき各月に
買える株数は、10株、12.5株、9株となります。
このときの平均購入価格は
3万円÷(10株+12.5株+9株)≒952.3円
1株あたり952.3円で買ったことに
なります。もし、10株ずつ購入して
いたら、2万9000円÷30株≒966.6円です
から、ドルコスト平均法のほうが
1株あたりの平均購入価格が下がるのです。
ただ、こちらも株価の下落局面が
続く場合は、平均単価は下がるものの
株価も下がるために、損失も広がって
しまいます。
このように、ナンピン買いであっても
ドルコスト平均法であっても
株価の下落が続いた場合では
損失が広がるリスクがあるのは同じです。
ただ、ナンピン買いは価格が下落した
ときに買うのに対し、ドルコスト平均法は
今の価格が高くても安くても一定額ずつ
定期的に買うという点が異なります。
★初心者向けなのはドルコスト平均法
ナンピン買いが有効な手段となるのは
「長期投資目的で、株価が下がれば
買い増しをする」
と決めている場合です。
例えば買った銘柄が、何らかの理由で
株価が大きく下がったとします。
その株の将来性に期待して長期で
持つ意思がある場合は、「今は割安」
と判断して、追加購入をします。
こうして、平均単価を下げつつ保有株数を
増やしていく訳です。保有株数が増える
ことで、その後株価が回復した時には
利益もその分だけ大きくなります。
〇〇ショックなどで暴落した場合は
さらにその効果を発揮します。
しかし、初心者の場合はさらに株価が
下がるのではないかという恐怖で
買いボタンを押せないなど
そのタイミングを計ることや
購入すること自体が難しいのです。
ですから、ナンピン買いは
中上級者向けの投資法といえます。
一方、ドルコスト平均法の積立で
あれば、最初に毎月決まった日にち
に設定していれば機械的に購入して
くれます。株価が下がっても様々な
感情に左右されず、安い値段で買い増す
ことが出来ます。ですから、初心者向けの
投資法といえるのです。
ナンピン買いは成功すれば大きな利益を
見込める大変有効な方法ですが
初心者の場合は、タイミングを見極めるのが
難しかったり、「株価が戻れば取り戻せる」
など甘い希望的な観測で買ってしまったり
恐怖心などに左右されてしまったり
するため、あまりお勧めできません。
ドルコスト平均法を使った場合は
ナンピン買いより利益幅は小さく
なるものの、売買タイミングを見計らう
ことも感情に左右されることもなく
誰でも簡単に取引することが出来きます。
「下手なナンピンはすかんぴん」
(下手なナンピン買いをすると損が
膨らむだけ)
という相場格言があるように、ナンピン買い
は難しい投資法です。
初心者の場合は、ナンピン買いで失敗を
するリスクを取るよりは、ドルコスト平均法
を使ってコツコツと投資する方に軍配が
上がりそうです。
国保の方ももう社保に加入出来ます!
その仕組を毎月ZOOMでお伝えしてます。
月1回しか開催しません。
2021年度からは第3水曜日に変更になります!
是非ご参加下さい!
勿論個別相談も受けております!
<ZOOM会議>
開催日1月20日(水曜日)
開始時間:22:30〜
イベントページ:
https://www.facebook.com/events/134064928245412
内容:@社保に国保の方がどう加入出来るか?
A法人成りの注意点
参加希望の方は上記URLから参加表明お願いします。
ZOOMのコードは当日イベントページのみで
配信します。どなたでも参加可能です。
また、簡単な無料試算はいつでも受け付けてます。
こちらのブログで無料試算受付中!!
https://shaho-kokuho.com
Messengerからの方
必要な情報は下記のみです!
・年齢(扶養者全員)
例:35歳/奥様32歳/お子様5歳・3歳
・住所(市町村まで)
例:横浜市
・2019年度の事業所得又は国民健康保険料年額
例:事業所得/320万
国民健康保険料年額/48万
この3つだけで今の国保負担額
と当社社保加入した時の差額が
見れます。
ただ、削減対象になる方は下記に
なります。お気をつけ下さい。
★奥様専業主婦又はパート・専従者給与で
130万未満(お子様扶養)
「事業所得200万以上」
★独身(奥様会社員やパート・専従者給与
130万以上)
「事業所得300万以上」
*事業所得とは申告書B左中段
又は損益計算書右下の数字
一度知っておくだけでも良いと
思います。お気軽にご相談下さい。
連絡先:t.yokoi@imple.net
担当:横井
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10467390
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック