2021年01月03日
iDeCo運用先金融機関が破綻したら?
不足する老後資金を補うために
iDeCoを検討する方が多いですね。
大切なお金を長期間預けるとなると
金融機関の破綻のリスクが心配なの
ではないでしょうか?
コロナ禍で金融機関の業績が悪化しそう
だと予測してる方も多いと聞きます。
今日は、iDeCoに関与する金融機関が
破綻した場合に、加入者が預けたお金は
どうなるかを書きます。
★iDeCoの仕組みは?
iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)に
加入すると、毎月掛金を払うことにより
お金を積み立てることになります。
iDeCoで積み立てたお金は
「60歳」
まで
「引き出し」
できません。
しかし、iDeCoのいちばんのメリットは
税金が安くなることです。
iDeCoの掛金は、全額所得控除の対象に
なります。
また、金融商品で得た利益には通常
「20.315%」
の税金がかかりますが、iDeCoの場合には
全額非課税です。
受け取り時にも、公的年金等控除(一時金)
や退職所得控除(年金)
が受けられるので、税負担が軽くなります。
★iDeCoにかかわる金融機関は3種類
iDeCoでは、次の3つの金融機関が
かかわることにより、制度が運用
されています。
(1) 運営管理機関
iDeCoの申し込みを行うのは
「運営管理機関」
と呼ばれる銀行、証券会社、保険会社
などです。運営管理機関では運用商品
の選定・提示などを行います。
ただし、運営管理機関では、加入者から
預かった年金資産を保有したり
管理したりすることはありません。
(2) 事務委託先金融機関
iDeCo加入者の年金資産は
「事務委託先金融機関」
と呼ばれる信託銀行に預けられます。
信託銀行が年金資産を管理しながら
商品の買い付けも行っています。
(3) 商品提供機関
iDeCoの運用商品
(定期預金、投資信託、生命保険)
を提供する銀行、証券会社、保険会社等は
「商品提供機関」
と呼ばれます。
iDeCoでは、事務委託先金融機関である
信託銀行が、商品提供機関である銀行や
証券会社等の提供する運用商品を購入し
運用が行われるしくみになっています。
★金融機関が破綻したらiDeCoに預けたお金?
iDeCoでは長期間にわたってお金の
運用をすることになるため、金融機関の
経営が破綻するリスクも気になると思います。
金融機関が破綻した場合、iDeCoに預けた
年金資産への影響は次のようになります。
(1) 運営管理機関が破綻したら?
運営管理機関はiDeCoの受付窓口であって
年金資産を預かっているわけではありません。
つまり、運営管理機関が破綻しても
年金資産への影響はないということです。
(2) 事務委託先金融機関が破綻したら?
事務委託先金融機関である信託銀行では
銀行独自の財産と信託財産とは分別して
管理されています。
信託銀行が破綻しても、信託財産である
年金資産は守られます。
(3) 商品提供機関が破綻したら?
商品提供機関が破綻した場合にも
商品ごとのセーフティネットにより
扱いが分かれます。
具体的には、次のようになります。
●預貯金
定期預金など元本保証型の金融商品は
ペイオフの対象になり、1,000万円まで
は預金保険機構によって保護されます。
●投資信託
投資信託の場合には販売会社、運用会社
信託銀行がかかわっていますが
資産を管理しているのは信託銀行です。
販売会社や運用会社の破綻でお金が
なくなることはありません。
また、信託銀行では分別管理が
行われているため、年金資産には
影響がないことになります。
●保険
保険会社では、将来の保険金の支払い
のために責任準備金が積み立てられて
います。保険会社が破綻した場合でも
破綻時点の責任準備金等の90%までが
補償されるしくみになっています。
iDeCoで長期間お金を積み立てると
金額も大きくなるため、できるだけ安全な
金融機関を選びたいと考える方も多い
と思います。
金融機関の安全性だけにこだわらず
幅広い商品を選択肢として考えてみる
のがおすすめです。
その選択肢の一つが
「外貨建て生命保険」
です。
iDeCoは円での資産運用ですので
もし日本円の価値が下がる(円安)に
なったり、インフレになると円資産は
減りますが、外貨を保有していれば
逆に増える可能性が高まります。
iDeCoはインフレに弱いです。
しかも60歳まで何も出来ない。
生命保険ならば解約手続きはいつでも
可能ですね。
資産の自由度も大切な事だと思いますし
国保の方は社保に加入した方が
現役時代の保障も手厚くなり、年金も増えます。
国保の方ももう社保に加入出来ます!
その仕組を毎月ZOOMでお伝えしてます。
月1回しか開催しません。
2021年度からは第3水曜日に変更になります!
是非ご参加下さい!
勿論個別相談も受けております!
<ZOOM会議>
開催日1月20日(水曜日)
開始時間:22:30〜
イベントページ:
https://www.facebook.com/events/134064928245412
内容:@社保に国保の方がどう加入出来るか?
A法人成りの注意点
参加希望の方は上記URLから参加表明お願いします。
ZOOMのコードは当日イベントページのみで
配信します。どなたでも参加可能です。
また、簡単な無料試算はいつでも受け付けてます。
こちらのブログで無料試算受付中!!
https://shaho-kokuho.com
Messengerからの方
必要な情報は下記のみです!
・年齢(扶養者全員)
例:35歳/奥様32歳/お子様5歳・3歳
・住所(市町村まで)
例:横浜市
・2019年度の事業所得又は国民健康保険料年額
例:事業所得/320万
国民健康保険料年額/48万
この3つだけで今の国保負担額
と当社社保加入した時の差額が
見れます。
ただ、削減対象になる方は下記に
なります。お気をつけ下さい。
★奥様専業主婦又はパート・専従者給与で
130万未満(お子様扶養)
「事業所得200万以上」
★独身(奥様会社員やパート・専従者給与
130万以上)
「事業所得300万以上」
*事業所得とは申告書B左中段
又は損益計算書右下の数字
一度知っておくだけでも良いと
思います。お気軽にご相談下さい。
連絡先:t.yokoi@imple.net
担当:横井
iDeCoを検討する方が多いですね。
大切なお金を長期間預けるとなると
金融機関の破綻のリスクが心配なの
ではないでしょうか?
コロナ禍で金融機関の業績が悪化しそう
だと予測してる方も多いと聞きます。
今日は、iDeCoに関与する金融機関が
破綻した場合に、加入者が預けたお金は
どうなるかを書きます。
★iDeCoの仕組みは?
iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)に
加入すると、毎月掛金を払うことにより
お金を積み立てることになります。
iDeCoで積み立てたお金は
「60歳」
まで
「引き出し」
できません。
しかし、iDeCoのいちばんのメリットは
税金が安くなることです。
iDeCoの掛金は、全額所得控除の対象に
なります。
また、金融商品で得た利益には通常
「20.315%」
の税金がかかりますが、iDeCoの場合には
全額非課税です。
受け取り時にも、公的年金等控除(一時金)
や退職所得控除(年金)
が受けられるので、税負担が軽くなります。
★iDeCoにかかわる金融機関は3種類
iDeCoでは、次の3つの金融機関が
かかわることにより、制度が運用
されています。
(1) 運営管理機関
iDeCoの申し込みを行うのは
「運営管理機関」
と呼ばれる銀行、証券会社、保険会社
などです。運営管理機関では運用商品
の選定・提示などを行います。
ただし、運営管理機関では、加入者から
預かった年金資産を保有したり
管理したりすることはありません。
(2) 事務委託先金融機関
iDeCo加入者の年金資産は
「事務委託先金融機関」
と呼ばれる信託銀行に預けられます。
信託銀行が年金資産を管理しながら
商品の買い付けも行っています。
(3) 商品提供機関
iDeCoの運用商品
(定期預金、投資信託、生命保険)
を提供する銀行、証券会社、保険会社等は
「商品提供機関」
と呼ばれます。
iDeCoでは、事務委託先金融機関である
信託銀行が、商品提供機関である銀行や
証券会社等の提供する運用商品を購入し
運用が行われるしくみになっています。
★金融機関が破綻したらiDeCoに預けたお金?
iDeCoでは長期間にわたってお金の
運用をすることになるため、金融機関の
経営が破綻するリスクも気になると思います。
金融機関が破綻した場合、iDeCoに預けた
年金資産への影響は次のようになります。
(1) 運営管理機関が破綻したら?
運営管理機関はiDeCoの受付窓口であって
年金資産を預かっているわけではありません。
つまり、運営管理機関が破綻しても
年金資産への影響はないということです。
(2) 事務委託先金融機関が破綻したら?
事務委託先金融機関である信託銀行では
銀行独自の財産と信託財産とは分別して
管理されています。
信託銀行が破綻しても、信託財産である
年金資産は守られます。
(3) 商品提供機関が破綻したら?
商品提供機関が破綻した場合にも
商品ごとのセーフティネットにより
扱いが分かれます。
具体的には、次のようになります。
●預貯金
定期預金など元本保証型の金融商品は
ペイオフの対象になり、1,000万円まで
は預金保険機構によって保護されます。
●投資信託
投資信託の場合には販売会社、運用会社
信託銀行がかかわっていますが
資産を管理しているのは信託銀行です。
販売会社や運用会社の破綻でお金が
なくなることはありません。
また、信託銀行では分別管理が
行われているため、年金資産には
影響がないことになります。
●保険
保険会社では、将来の保険金の支払い
のために責任準備金が積み立てられて
います。保険会社が破綻した場合でも
破綻時点の責任準備金等の90%までが
補償されるしくみになっています。
iDeCoで長期間お金を積み立てると
金額も大きくなるため、できるだけ安全な
金融機関を選びたいと考える方も多い
と思います。
金融機関の安全性だけにこだわらず
幅広い商品を選択肢として考えてみる
のがおすすめです。
その選択肢の一つが
「外貨建て生命保険」
です。
iDeCoは円での資産運用ですので
もし日本円の価値が下がる(円安)に
なったり、インフレになると円資産は
減りますが、外貨を保有していれば
逆に増える可能性が高まります。
iDeCoはインフレに弱いです。
しかも60歳まで何も出来ない。
生命保険ならば解約手続きはいつでも
可能ですね。
資産の自由度も大切な事だと思いますし
国保の方は社保に加入した方が
現役時代の保障も手厚くなり、年金も増えます。
国保の方ももう社保に加入出来ます!
その仕組を毎月ZOOMでお伝えしてます。
月1回しか開催しません。
2021年度からは第3水曜日に変更になります!
是非ご参加下さい!
勿論個別相談も受けております!
<ZOOM会議>
開催日1月20日(水曜日)
開始時間:22:30〜
イベントページ:
https://www.facebook.com/events/134064928245412
内容:@社保に国保の方がどう加入出来るか?
A法人成りの注意点
参加希望の方は上記URLから参加表明お願いします。
ZOOMのコードは当日イベントページのみで
配信します。どなたでも参加可能です。
また、簡単な無料試算はいつでも受け付けてます。
こちらのブログで無料試算受付中!!
https://shaho-kokuho.com
Messengerからの方
必要な情報は下記のみです!
・年齢(扶養者全員)
例:35歳/奥様32歳/お子様5歳・3歳
・住所(市町村まで)
例:横浜市
・2019年度の事業所得又は国民健康保険料年額
例:事業所得/320万
国民健康保険料年額/48万
この3つだけで今の国保負担額
と当社社保加入した時の差額が
見れます。
ただ、削減対象になる方は下記に
なります。お気をつけ下さい。
★奥様専業主婦又はパート・専従者給与で
130万未満(お子様扶養)
「事業所得200万以上」
★独身(奥様会社員やパート・専従者給与
130万以上)
「事業所得300万以上」
*事業所得とは申告書B左中段
又は損益計算書右下の数字
一度知っておくだけでも良いと
思います。お気軽にご相談下さい。
連絡先:t.yokoi@imple.net
担当:横井
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