2019年11月13日
繰り下げ受給すると加給年金どうなる?
65歳から始まる老齢年金の受給を遅らせると
遅らせた期間に応じて年金の金額が増えます。
例えば、70歳から受け取るようにすると
年金の金額が42%増えます。
これを「年金の繰り下げ受給」と言います。
しかし、繰り下げ受給をしている人は
年金を受け取っている人の1%しかいません。
その理由は、いくつかありますが今日は
「加給年金」と「振替加算」
との関係を学びましょう!
「加給年金」は、老齢厚生年金を貰えるよう
になった時点で、その人によって生計が
維持されている配偶者または子がいれば
年金額が増えます。
「振替加算」は、加給年金の対象になっていた
配偶者が65歳になったときに
その基礎年金に上乗せされます。
つまり、2つでセットになっている
面白い年金なのです。
どうして「加給年金」と「振替加算」は
「繰り下げ受給」と相性が悪いのでしょうか。
その理由は、「加給年金」と「振替加算」が
「65歳」という年齢を基準にしていることです。
ここでは、夫のほうが年上の夫婦を例にしてみましょう。
「加給年金」は、夫が65歳のときから始まって
妻が65歳になるときに終わります。
「振替加算」は、妻が65歳になったときに
始まり、死ぬまで続きます。
しかし、夫が年金を繰り下げ受給をして
「70歳」から受け取ることにすると
困ることが出てきます。
「繰り下げ受給」を待っている65歳から70歳
の間は、「加給年金」も「振替加算」
も受け取れないのです。
5年間も、「加給年金」と「振替加算」が
もらえないとなると、70歳からの年金が
増えても、トータルでは損をする可能性が高いのです。
「加給年金と振替加算は欲しい。
でも、繰り下げ受給もしたい」
という、欲張ったことはできないのでしょうか。
ちょっと複雑な方法になりますが
まったく不可能ではありません。
「加給年金」は、夫が「老齢厚生年金」
を受け取っていることが必要条件です。
一方、「振替加算」は、妻が「老齢基礎年金」
を受け取っていることが必要条件です。
つまり、夫の「老齢基礎年金」と
妻の「老齢厚生年金」は
繰り下げても「加給年金」や「振替加算」には影響しません。
夫は「老齢厚生年金」だけを65歳から
受け取り、「老齢基礎年金」を繰り下げます。
妻は、「老齢基礎年金」だけを65歳から
受け取り、「老齢厚生年金」を繰り下げます。
これで、「加給年金」と「振替加算」
そして「繰り下げ受給」が両立できます。
しかし、この方法には欠点もあります。
年金を2つに分けて、片方だけを繰り下げるの
ですから、まるごと繰り下げ受給するのに
比べると、増える金額が少なくなります。
また、それぞれの制度には適用される条件も
あるので、複雑なことをすると見落としを
する可能性があります。
実際には、いろいろな条件の試算も必要でしょう。
繰り下げ受給を実行する前には、必ず年金事務所に
電話予約を入れた上で、自分の場合はどうすれば
有利になるのか相談することをお勧めします。
また、ご存知とは思いますが「加給年金」は
厚生年金に20年以上加入しないと得れない
権利です。
国保の方には残念ながら制度すらありません。
でも、国保の方ももう社保に加入出来ます。
その仕組を毎月ZOOMでお伝えしてます。
是非ご参加下さい!
<ZOOM会議>
開催日:12月4日(水曜日)
開始時間:22:30〜
準備物:ZOOMのダウンロード
https://zoom-kaigi.com/welcome/
内容:@社保に国保の方がどう加入出来るか?
A法人成りの注意点
参加希望の方はメール下さいね。
又はFacebook過去投稿でイベント上げてます
ので参加ボタン押して下さい。
どなたでも参加可能です。
また、簡単な無料試算はいつでも受け付けてます。
こちらのブログで無料試算受付中!!
https://shaho-kokuho.com
Messengerからの方
必要な情報は下記のみです!
・年齢(扶養者全員)
例:35歳/奥様32歳/お子様5歳・3歳
・住所(市町村まで)
例:横浜市
・2018年度の事業所得
例:320万
この3つだけで今の国保負担額
と当社社保加入した時の差額が
見れます。
ただ、削減対象になる方は下記に
なります。お気をつけ下さい。
★奥様(お子様も)扶養
事業所得200万以上
★独身(奥様扶養してない方も)
事業所得300万以上
一度知っておくだけでも良いと
思います。お気軽にご相談下さい。
連絡先:t.yokoi@imple.net
担当:横井
遅らせた期間に応じて年金の金額が増えます。
例えば、70歳から受け取るようにすると
年金の金額が42%増えます。
これを「年金の繰り下げ受給」と言います。
しかし、繰り下げ受給をしている人は
年金を受け取っている人の1%しかいません。
その理由は、いくつかありますが今日は
「加給年金」と「振替加算」
との関係を学びましょう!
「加給年金」は、老齢厚生年金を貰えるよう
になった時点で、その人によって生計が
維持されている配偶者または子がいれば
年金額が増えます。
「振替加算」は、加給年金の対象になっていた
配偶者が65歳になったときに
その基礎年金に上乗せされます。
つまり、2つでセットになっている
面白い年金なのです。
どうして「加給年金」と「振替加算」は
「繰り下げ受給」と相性が悪いのでしょうか。
その理由は、「加給年金」と「振替加算」が
「65歳」という年齢を基準にしていることです。
ここでは、夫のほうが年上の夫婦を例にしてみましょう。
「加給年金」は、夫が65歳のときから始まって
妻が65歳になるときに終わります。
「振替加算」は、妻が65歳になったときに
始まり、死ぬまで続きます。
しかし、夫が年金を繰り下げ受給をして
「70歳」から受け取ることにすると
困ることが出てきます。
「繰り下げ受給」を待っている65歳から70歳
の間は、「加給年金」も「振替加算」
も受け取れないのです。
5年間も、「加給年金」と「振替加算」が
もらえないとなると、70歳からの年金が
増えても、トータルでは損をする可能性が高いのです。
「加給年金と振替加算は欲しい。
でも、繰り下げ受給もしたい」
という、欲張ったことはできないのでしょうか。
ちょっと複雑な方法になりますが
まったく不可能ではありません。
「加給年金」は、夫が「老齢厚生年金」
を受け取っていることが必要条件です。
一方、「振替加算」は、妻が「老齢基礎年金」
を受け取っていることが必要条件です。
つまり、夫の「老齢基礎年金」と
妻の「老齢厚生年金」は
繰り下げても「加給年金」や「振替加算」には影響しません。
夫は「老齢厚生年金」だけを65歳から
受け取り、「老齢基礎年金」を繰り下げます。
妻は、「老齢基礎年金」だけを65歳から
受け取り、「老齢厚生年金」を繰り下げます。
これで、「加給年金」と「振替加算」
そして「繰り下げ受給」が両立できます。
しかし、この方法には欠点もあります。
年金を2つに分けて、片方だけを繰り下げるの
ですから、まるごと繰り下げ受給するのに
比べると、増える金額が少なくなります。
また、それぞれの制度には適用される条件も
あるので、複雑なことをすると見落としを
する可能性があります。
実際には、いろいろな条件の試算も必要でしょう。
繰り下げ受給を実行する前には、必ず年金事務所に
電話予約を入れた上で、自分の場合はどうすれば
有利になるのか相談することをお勧めします。
また、ご存知とは思いますが「加給年金」は
厚生年金に20年以上加入しないと得れない
権利です。
国保の方には残念ながら制度すらありません。
でも、国保の方ももう社保に加入出来ます。
その仕組を毎月ZOOMでお伝えしてます。
是非ご参加下さい!
<ZOOM会議>
開催日:12月4日(水曜日)
開始時間:22:30〜
準備物:ZOOMのダウンロード
https://zoom-kaigi.com/welcome/
内容:@社保に国保の方がどう加入出来るか?
A法人成りの注意点
参加希望の方はメール下さいね。
又はFacebook過去投稿でイベント上げてます
ので参加ボタン押して下さい。
どなたでも参加可能です。
また、簡単な無料試算はいつでも受け付けてます。
こちらのブログで無料試算受付中!!
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Messengerからの方
必要な情報は下記のみです!
・年齢(扶養者全員)
例:35歳/奥様32歳/お子様5歳・3歳
・住所(市町村まで)
例:横浜市
・2018年度の事業所得
例:320万
この3つだけで今の国保負担額
と当社社保加入した時の差額が
見れます。
ただ、削減対象になる方は下記に
なります。お気をつけ下さい。
★奥様(お子様も)扶養
事業所得200万以上
★独身(奥様扶養してない方も)
事業所得300万以上
一度知っておくだけでも良いと
思います。お気軽にご相談下さい。
連絡先:t.yokoi@imple.net
担当:横井
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