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2016年03月25日
ADのお仕事@ 箸上げ
HTMLとかよくわかんない…そんなあなたも簡単にブログが作れます!【JUGEM PLUS】
こんばんは。
とうとうプロ野球のシーズンがやってきてうはうはしておりますw
まさかの野球ネタkと思いきや、
今日はADのお仕事について。
最初のほうは、仕事内容とかできるだけショックの少ない、ライトなネタにします。
(まだ傷心中なので、ネタによっては書くのがつらいものもあります。それはのちのちということで)
みなさん、テレビとか雑誌で、こういうの、よく見ませんか?
あ、これは今日のお昼ご飯です。なぜかお寿司が食べたくなっちゃってw
最近体調不良で味覚がかなり変わってて、いままであんまり食べたくなったことのないお寿司が食べたくなったと。
こわいこわい。夜になった今でも、もっかいお寿司食べたい。なぜw
本題に戻りましょう。
食べ物を何かしら、箸で挟んで持ち上げる。
グルメ番組に限らず、どの番組を担当しててもだいたい発生するこの作業。
わたし、うどんばっかり毎日撮影するロケの時は、一日2〜3食いやそれ以上を、1週間毎日やってるなんてこともありました。
最後のほうは疲れとスタミナ切れでふらふらだけどw
それでも次の企画が差し迫る・・・恐怖w
この作業のことを、わたしの番組では箸上げと呼んでいました。
(単純に箸でものを上げるからだよね、うん)
もちろん箸だけでなく、フォークやスプーン、お好み焼きのコテとか時にはトングなんてことも。
食べ物の撮影の基本的な流れ。
例として、ここはお寿司10貫盛りのランチにしましょうか。
(状況によって変動しますし、出演者と取材相手の都合で変更なんてよくあることだし、番組によっても違いがあるかも)
あ、こういう撮影のことは物撮りと呼ばれることが多いと思います。
料理を作る行程?を撮影させてもらったあとに、やることが多いです。
おいしそうに見せるための照明機材も、時間とスペースがあればこの前にセッティングしておきます。
その際に、実際の料理に使われている、まだ料理のはいってない空のお皿やそれに付随するものをお借りして机の上に置き、照明とカメラのちょうどいい位置を決めます。
あと、料理以外の余計なものが映り込まないよう、入念にカメラモニターをチェック。コップやおしぼりはほかの机に移動させましょう。
ほら、ここまででやることいっぱい(笑)これやりながら、次何しなきゃとか、他のスタッフさんの様子をチェックしてとか、取材先の人とか出演者に気を使いながらってなるので、混乱しても仕方ないです。
たぶんもっとやんなきゃいけないことたくさんあるよw
机の上に、できあがった料理を置きます。
ここではお寿司ランチなので、お店の人におく向きが間違ってないか、変なとこはないか(できれば)立ち会って確認してもらい、まずは全体像の撮影。
こんな感じかな?
(へたくそだなー)
必要があれば、一貫ずつにズームして撮影。
左から右、右から左にカメラレンズの向きをゆっくり移動させながらっていうカットがあっても使えます。
一貫にズームしたまま、徐々に全体がわかるようにズームをなくしていったりとか。
ここはカメラマンさんにお任せください。きっと撮影になれたカメラマンさんがついてるでしょ?
・・・といいたいところですが、全部自分でやらなきゃいけない場合もあります。これ、自分で考えながら録画ボタン押すんですよ!ひえー!
照明もプロに任せときゃいいんですが、最近経費削減で、ぜんぶディレクターとアシスタントディレクターでやんなきゃいけないって場面が増えてきているようです。私が実際に担当したロケも、ほとんどがこのパターン。1年で完璧にこなせるわけないじゃん。無難に、いわれたとおりこなすので精一杯ですよ。ここまでぜんぶ自分でできるようになるといいね(他人事)
さあて、次は、お待ちかねの箸上げです。
右利きであれば、画面の右側から箸が現れるよう、カメラのある場所の右にスタンバイ。
せまーいスペースに、周りに気を使いながら。
そして、お寿司に箸を添えます。、
他スタッフと自分、両方の準備ができたら、いざ上げます!
(3,2,1とか、なにかしら合図を出しながらやることが多いかと)
わたしの大好きな貝類ー!!!
どのくらいの高さまでお寿司を上げればいいの?
それはカメラマンORディレクターが「ストップ」って言うまで!
初心者のうちは勝手にとめたらあかん。めっちゃ怒られてやり直しやで。とりあえずベテランの指示に従っとくんや
この写真では、ネタが主張していますが、
ごはんもちゃんと見せる!とか、場合によっては醤油の入った小皿にダイブさせてから上げて!とか、
いろいろ要求されると思います。
これはぜんぶディレクターの意図。
どうやったらおいしそうに見えるか、ちゃんと考えてる(はず)んですよ
この意図が読み取れんようじゃなあ(最後まで分からなかったくせに)
んで、数秒で終わる・・・わけがない。
上げたまま、数十秒キープなんてことは当たり前です。
同じ位置にキープなんてできっこねえよ!箸が震える・・・
あまりにも震えすぎたらやり直しだよ。つらいよ。怒られるよ。
でも、震えてお寿司を落っことしたらもっと怒られるよ。
ということで、どんなに震えてもそのお寿司は離さないでね(根本的な解決ができてないよ)
んで、ディレクターが納得できたら終わり。
納得するまで、何度もやり直しです。
他にも撮影しなきゃいけないものはたくさんあるので、スムーズに終わらせることが求められます。
それだけじゃなく、あったかいもんはあったかそうに、つめたいものはつめたそうに・・・って撮影しなきゃおいしく見えないでしょ?
だからスムーズな撮影が大事。湯気出なくなったらお店の人に作り直してもらう・・・なんてこともあるので、できるだけお店の人に迷惑かけないように、箸上げなんかに時間かけちゃだめよ。
箸上げなんて無理だって!
そんな君に、コツをアドバイス。
うどんなどの麺類は、箸をうどんに縦に突っ込んで、上げる直前にかるーくひねってから箸上げ。
こうすれば「麺ぜんぜん箸に残ってないし!」とか「麺ぐっちゃぐちゃ!」って事態を回避できます。
1週間うどんばっか食べてた経験から学びました。
あとは練習してください。
写真フォルダを箸上げ画像でいっぱいにしてください。
いろいろパターンがあるだろうから、練習するにこしたことはないね。
ただしい箸の持ち方をマスターしてください。
それが一番です。結局最後まで箸上げ苦手でした。ちくせう。
以上、箸上げレクチャー終わり!
ADを目指すかたに、ちょっとでもお役に立てれば!!!
仕事探しなら転職サイトの【meeta】
こんばんは。
とうとうプロ野球のシーズンがやってきてうはうはしておりますw
まさかの野球ネタkと思いきや、
今日はADのお仕事について。
最初のほうは、仕事内容とかできるだけショックの少ない、ライトなネタにします。
(まだ傷心中なので、ネタによっては書くのがつらいものもあります。それはのちのちということで)
みなさん、テレビとか雑誌で、こういうの、よく見ませんか?
あ、これは今日のお昼ご飯です。なぜかお寿司が食べたくなっちゃってw
最近体調不良で味覚がかなり変わってて、いままであんまり食べたくなったことのないお寿司が食べたくなったと。
こわいこわい。夜になった今でも、もっかいお寿司食べたい。なぜw
本題に戻りましょう。
食べ物を何かしら、箸で挟んで持ち上げる。
グルメ番組に限らず、どの番組を担当しててもだいたい発生するこの作業。
わたし、うどんばっかり毎日撮影するロケの時は、一日2〜3食いやそれ以上を、1週間毎日やってるなんてこともありました。
最後のほうは疲れとスタミナ切れでふらふらだけどw
それでも次の企画が差し迫る・・・恐怖w
この作業のことを、わたしの番組では箸上げと呼んでいました。
(単純に箸でものを上げるからだよね、うん)
もちろん箸だけでなく、フォークやスプーン、お好み焼きのコテとか時にはトングなんてことも。
食べ物の撮影の基本的な流れ。
例として、ここはお寿司10貫盛りのランチにしましょうか。
(状況によって変動しますし、出演者と取材相手の都合で変更なんてよくあることだし、番組によっても違いがあるかも)
あ、こういう撮影のことは物撮りと呼ばれることが多いと思います。
料理を作る行程?を撮影させてもらったあとに、やることが多いです。
おいしそうに見せるための照明機材も、時間とスペースがあればこの前にセッティングしておきます。
その際に、実際の料理に使われている、まだ料理のはいってない空のお皿やそれに付随するものをお借りして机の上に置き、照明とカメラのちょうどいい位置を決めます。
あと、料理以外の余計なものが映り込まないよう、入念にカメラモニターをチェック。コップやおしぼりはほかの机に移動させましょう。
ほら、ここまででやることいっぱい(笑)これやりながら、次何しなきゃとか、他のスタッフさんの様子をチェックしてとか、取材先の人とか出演者に気を使いながらってなるので、混乱しても仕方ないです。
たぶんもっとやんなきゃいけないことたくさんあるよw
机の上に、できあがった料理を置きます。
ここではお寿司ランチなので、お店の人におく向きが間違ってないか、変なとこはないか(できれば)立ち会って確認してもらい、まずは全体像の撮影。
こんな感じかな?
(へたくそだなー)
必要があれば、一貫ずつにズームして撮影。
左から右、右から左にカメラレンズの向きをゆっくり移動させながらっていうカットがあっても使えます。
一貫にズームしたまま、徐々に全体がわかるようにズームをなくしていったりとか。
ここはカメラマンさんにお任せください。きっと撮影になれたカメラマンさんがついてるでしょ?
・・・といいたいところですが、全部自分でやらなきゃいけない場合もあります。これ、自分で考えながら録画ボタン押すんですよ!ひえー!
照明もプロに任せときゃいいんですが、最近経費削減で、ぜんぶディレクターとアシスタントディレクターでやんなきゃいけないって場面が増えてきているようです。私が実際に担当したロケも、ほとんどがこのパターン。1年で完璧にこなせるわけないじゃん。無難に、いわれたとおりこなすので精一杯ですよ。ここまでぜんぶ自分でできるようになるといいね(他人事)
さあて、次は、お待ちかねの箸上げです。
右利きであれば、画面の右側から箸が現れるよう、カメラのある場所の右にスタンバイ。
せまーいスペースに、周りに気を使いながら。
そして、お寿司に箸を添えます。、
他スタッフと自分、両方の準備ができたら、いざ上げます!
(3,2,1とか、なにかしら合図を出しながらやることが多いかと)
わたしの大好きな貝類ー!!!
どのくらいの高さまでお寿司を上げればいいの?
それはカメラマンORディレクターが「ストップ」って言うまで!
初心者のうちは勝手にとめたらあかん。めっちゃ怒られてやり直しやで。とりあえずベテランの指示に従っとくんや
この写真では、ネタが主張していますが、
ごはんもちゃんと見せる!とか、場合によっては醤油の入った小皿にダイブさせてから上げて!とか、
いろいろ要求されると思います。
これはぜんぶディレクターの意図。
どうやったらおいしそうに見えるか、ちゃんと考えてる(はず)んですよ
この意図が読み取れんようじゃなあ(最後まで分からなかったくせに)
んで、数秒で終わる・・・わけがない。
上げたまま、数十秒キープなんてことは当たり前です。
同じ位置にキープなんてできっこねえよ!箸が震える・・・
あまりにも震えすぎたらやり直しだよ。つらいよ。怒られるよ。
でも、震えてお寿司を落っことしたらもっと怒られるよ。
ということで、どんなに震えてもそのお寿司は離さないでね(根本的な解決ができてないよ)
んで、ディレクターが納得できたら終わり。
納得するまで、何度もやり直しです。
他にも撮影しなきゃいけないものはたくさんあるので、スムーズに終わらせることが求められます。
それだけじゃなく、あったかいもんはあったかそうに、つめたいものはつめたそうに・・・って撮影しなきゃおいしく見えないでしょ?
だからスムーズな撮影が大事。湯気出なくなったらお店の人に作り直してもらう・・・なんてこともあるので、できるだけお店の人に迷惑かけないように、箸上げなんかに時間かけちゃだめよ。
箸上げなんて無理だって!
そんな君に、コツをアドバイス。
うどんなどの麺類は、箸をうどんに縦に突っ込んで、上げる直前にかるーくひねってから箸上げ。
こうすれば「麺ぜんぜん箸に残ってないし!」とか「麺ぐっちゃぐちゃ!」って事態を回避できます。
1週間うどんばっか食べてた経験から学びました。
あとは練習してください。
写真フォルダを箸上げ画像でいっぱいにしてください。
いろいろパターンがあるだろうから、練習するにこしたことはないね。
ただしい箸の持ち方をマスターしてください。
それが一番です。結局最後まで箸上げ苦手でした。ちくせう。
以上、箸上げレクチャー終わり!
ADを目指すかたに、ちょっとでもお役に立てれば!!!
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