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2019年08月06日

東京クロノス  おすすめ ゲーム


東京クロノス – MyDearest





東京クロノス - MyDearest




2019年3月にPC用ソフトとしてSteamでリリースされた『東京クロノス』。誰もいない渋谷に閉じ込められてしまった8人の高校生たちが、元いた世界に戻るために、謎を解きながら脱出を目指すPS VR用ビジュアルノベルゲームです。





本作は360度のVR空間に立ちながら、キャラクターのひとりとして物語に参加できるのが特徴。本当に登場人物になったかのような没入感を味わえます。会話しているキャラクター以外の表情なども見ることができるのは、VRならではの魅力。新しいビジュアルノベルゲームの可能性を体験できるおすすめのゲームソフトです。





東京クロノス - MyDearest




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先の気になるミステリーノベル! 青春活劇としても見事!!





 この『東京クロノス』ですが、内容はミステリーになっています。時が止まった誰もいない渋谷に閉じ込められた主人公たちが、「私は死んだ。犯人は誰?」という謎のメッセージを発見。このメッセージに書いてある私とは誰なのか、犯人とは誰なのか、そして、この世界に主人公たちが閉じ込められた理由はなんなのか、出る方法はあるのか……といった、さまざまな謎が提示されていきます。





 そして物語のいたる所に張られていた伏線が物語のなかで徐々に、ときには一気に明かされていくことになります。ほとんどネタバレになってしまうので謎については語ることはできないのですが、推理作家の瀬川コウさんが手掛けているだけあり、プロットの組み方が上手で、飽きさせない作りになっています。本作はクリアまでに10時間以上かかる作品で、VRのアドベンチャーゲームとしては長い部類になると思うのですが、一気にプレイしたくなる魅力があります。





  • ▲テキストのテンポや謎の明かし方が素晴らしく、物語を読むのが止まりません。




 少し踏み込んだネタバレをすると、本作では次々にキャラクターが世界から消滅していきます。









▲次は誰が消えるのか、もしかしたら主人公かも……。そんなハラハラが続くストーリーになっています。





 また、先ほどはミステリーとして書きましたが、青春モノとしてもよくできています。プレイした当初は「ビビットなビジュアルのキャラクターだなぁ……」ぐらいにしか思わなかったのですが、それぞれの性格やバックボーンが明らかになるにつれ、全員を好きになって応援したくなります。自分のようなおっさんゲーマーでもそう感じたので、キャラクターと年齢の近い人であれば、もっと共感できるのではないでしょうか。





  • ▲最初は「オシャレなキャラだな」ぐらいにしか思っていなかったのですが、クリアした後ではみんな大好きに! グッズ展開してほしい……。




 自分が特に好きなのは天才物理学者でボクッ娘の東国ユリアですね。頭脳明晰で頼れるキャラクターなのですが、彼女の悩みを知った時はなんというか………不憫すぎて抱きしめたくなりました(苦笑)。キモいと思われるかもしれませんが、プレイしてもらえればわかってもらえるハズ!!









  • ▲いちばん好きなのはユリア。おバカキャラクターの街小路颯太とのコンビもいい感じ!




 また、本作は1周目では謎が明らかにならず、2周目をプレイする必要があります。スタッフロールが流れて完結ではないので気をつけましょう。





 本作の物語やキャラクターについては語りたいことが山程あるのですが、PS VR版が発売されてからプレイする人も多いと思うので自重しておきます……。でも、そうやって語りたくなる作品というのはいい作品である証拠だと思います!(笑)





疲労感なく没頭できるVRタイトル





 本作はVR専用のタイトル。VR用タイトルというと驚きの仕掛けなどが多いというイメージがあるかもしれませんが、本作は騒がしい演出などは存在せず、オーソドックスな作りになっています。そのため、疲労感を覚えることなく物語に没頭することができます。





 また、オーソドックスに見えてプレイヤーがストレスを感じないように工夫された部分も。本作ではプレイヤーが見ている視点にテキストが表示されるので、つねに自然に文字を読むことができます。文章も簡潔でテンポよく、ダラダラしていないのも個人的にはポイントです。





  • ▲テキストがキャラクターの方向から表示されるので、誰がしゃべったのかわかりやすいです。




 もちろん、キャラクターとの距離感によって、声が聞こえてくるといったVRならではの仕掛けもあり、これまでのアドベンチャーゲームでは味わえない体験も。あくまでテキストアドベンチャーとしてのフォーマットはしっかり守りつつ、新たな挑戦に取り組んでいるところに好感が持てます。今後、増えていくであろうVRのアドベンチャーゲームの基本は、本作になるかもしれませんね。









▲近くにキャラクターがいる際の迫力は、VRタイトルならではです。





 これは賛否が分かれるところかもしれませんが、個人的には選択肢が少ないのと、分岐が分かりやすいことが助かりました。VRの作品だと外部から情報を得る場合、ヘッドセットを一度外すことになるため、本作のように物語に集中したい作品の場合は向かないかなと………。そのうえで本当に重要なところではプレイヤーに選択を迫る作りになっているため、結果としてよかったのではないかと思います。





  • ▲物語が分岐する重要な部分はわかりやすいかと。




 自分もそうでしたが、VR作品ということでプレイしていないユーザーが多いと思われる本作。ただ、アドベンチャーゲーム好きなら、絶対にプレイしたほうがいい作品になっているのでぜひ遊んでみてほしいです。












posted by gomabon at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム
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