アサシンクリードオデッセイ
人気ステルスアクションゲームシリーズ『アサシンクリード』の最新作。
このゲームはステルスを楽しめるゲーム。
基本的に、敵に気づかれることなくステルスプレイをした方が攻略しやすいゲームバランスになっています。
そのため、敵地に入るときは、どのように潜入するか作戦立ててプレイしなければならない。
一見、面倒くさそうに思えますが、自分の作戦が上手くいったときの爽快感はたまらない!
専門家をも唸らせる……作りこまれた世界
はや言わずもがなとなったUbisoftの「歴史考証チーム」の存在感は今作でも遺憾なく発揮。作中の世界に説得力を与えるため、その舞台(今作では古代ギリシャ)に関わる専門家・研究者を雇い、徹底した調査に基づいてゲームを制作するというスタイルは世界中で大きな評価を獲得しました。
その一端は「発売直前生放送」と銘打たれたUBIJAPAN公式の生放送にも表れており、古代ギリシャ研究家の藤村シシンさんが、ゲーム紹介の進行も気にせずにひたすら語り続ける場面を楽しめます。その内容は、プレイ中に隣で解説してもらいたい!と思えるほどです。『オデッセイ』世界の説得力は、研究者も大興奮の折り紙付きと言えるでしょう。
舞台は紀元前431年のギリシャ。前作『オリジンズ』は紀元前49年を開始とする為、今作は更に古い時代が描かれることに。主人公はケファロニア島に住み、傭兵として日々の生活をしのいでいます。実はスパルタ人である主人公ですが、とある理由によりケファロニア島で天涯孤独の身として幼少から過ごしてきたのです。
ゲーム開始直後には紀元前480年のテルモピュライの戦いが描かれ、レオニダス王を少しだけ操作できます。(映画「300」のあの舞台です!)今作の魅力の一つでもある「大規模戦争」の体験からスタートするという構成です。
ケファロニア島にはメリッサニ洞窟という、地底湖を擁する場所がありますが、ここは穴の底へ導かれる陽の光によって地底湖を蒼く照らす様が美しいと評判の観光地です。そんな場所にも遠慮なく飛び込んでしまえる島の作りこみに、筆者は何枚もスクリーンショットを撮ってしまいました。
物語を進める中で少しずつ主人公が昔を振り返り、生い立ちがハッキリしていきます。主人公はスパルタの戦士であった父から稽古を受け、スパルタとして育つことを期待されていました。厳しくも優しい父の言葉を思い出しつつも、頭を振って苦々しい顔を浮かべる主人公に、プレイヤーは謎を感じることでしょう。
後述する「選択肢」から見てもわかるように、今作『オデッセイ』の主人公は腕っぷしの良さはあっても、様々な未熟さや葛藤が見て取れます。ゲーム開始時点から立場的にも精神的にも成熟していた前作の主人公バエクに代わり、『アサシンクリード』らしい主人公に戻ったと言えるかもしれません。
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