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2021年08月09日

要らなくなった金のアクセサリー等を専門店で買取

要らなくなった金のアクセサリー等を専門店で買取してもらうにも、事前に留意すべき点があるのです。


同量の金を買取に出す場合でも、どこに持っていくかによっても最終的な買取価格はそれぞれ異なっていることです。


ですから、店舗ごとの買取価格やその他の条件をネットで調べて、損しない売却先はどこか、色々な情報を総動員して判断しましょう。


金の取引は昔から犯罪と切っても切り離せない仲であり、時には精巧に作られた贋物を金と偽って店に持ち込む輩もいます。


メッキの一部に本物の金を厚く盛り、巧妙に刻印を施すなどの方法で、専門家の目までも誤魔化そうとしてくる場合もあります。


しかし、磁石による検査、刻印周りのキズでも判別できますし、比重計を使えば刻印通りの金かどうかは簡単に判ります。


タングステン合金で作られた偽物などは比重計でも判別できませんが、試金石という、ケイ酸を多く含む特殊な石を用いて検査すれば、硝酸や王水に融けるかどうかも検査することができ、簡単に見分けられます。


この方法は江戸時代には既に使われていたといいます。


金のネックレスやブレスレットといった装飾品、あるいは指輪など、何年も使っていない貴金属製品をずっと死蔵していても一円の得にもなりません。


自分のことかなと思ったあなたには、買取をやっているお店に持ち込んでみましょう。


金製品ならどこの店でも買取可能なことが多いです。


24カラットの純金の場合、購入時の相場はグラム4800円くらいでしょうか。


買取相場は一般的にその価格より若干安くなるとはいえ、それでも、買取の一般イメージからすれば、いい意味で予想を裏切るような値段には十分なることと思います。


金の価格高騰に伴い、友人が金を売却してそこそこのお金になったと聞いて、自宅にあった金製品の買取をショップに依頼してみると、刻印が入っていないものは買取れないと言われてしまいました。


刻印の入っているものもあったので、それだけ買取してもらってもよかったのですが、査定金額も低くなる上、手数料を引かれるとほとんど残りません。


刻印ありも無しもまとめて買い取ってくれる店を求め、日本有数の宝飾店街である御徒町へ行ってみることにしました。


すると、買取店のスタッフや設備も流石にレベルが違い、専用の機械を使って、金性という金の純度の測定をしてくれ、刻印の入っていない金にも全て買取額を付けてくれたのです。


最近は金買取のお店も増えてきましたが、その中には専門家による鑑定の費用や、買取に伴う手数料などを無償にしている店ならいいですが、有料の店も少なくありません。


高額買取を掲げている店でも、こうした費用が設定されていたら、当然、そのぶん最終的に受け取る現金の額が減ってしまう結果になります。


なんだか損した気分になりますね。


せっかくの買取で後悔しないように、どういう費用が発生するかは事前に確認しておくことです。
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