金買取のコツ

元手があるなら投資を考えてもいいですね。


投資対象は色々ありますが、典型的なものが金（ゴールド）ですね。


値段が崩れないのが金の魅力です。


通貨は国際情勢でレートが変わりますが、金はその影響をほぼ受けないからです。


金イコール高級品という認識が世界中に浸透していることも、外貨や株式と比べて金が値崩れしない要因です。


ですが、時には相場が大きく変わる場合もあるため、売却を検討しているなら、その時の相場をチェックする必要があるでしょうね。


最近は色々なスタイルの金買取サービスが増えてきましたが、中でも買取ショップに売りたいものを直接持っていくスタイルが最もオーソドックスでしょう。


自分も見ている前で商品を誠実に鑑定してくれ、その場で現金を受け取れますから、郵送買取などと違って安心できます。


どうしてその値段になったのかなど、丁寧に説明してくれる場合が多いため、十分納得のいく金額で売却できます。


安心して利用できますね。


金買取を利用してみたいと思っても、気軽に行ける距離には買取ショップがないケースもあります。


その時は、ネットを通じた郵送買取を利用してみましょう。


利用を申請すると、貴金属を安全に送る用の梱包パックが自宅に届きます。


そして、売りたい金製品を入れ、業者に返送すればいいのです。


数日と経たない内に、査定の金額と確認の連絡が来て、その金額でよければ承諾の連絡を返し、その後、銀行口座への振込で買取代金を受け取れます。


2008年のリーマンショック以降、ここ数年で、徐々にですが、市場における金の買取価格が上がりつつあります。


さらに、これも記憶に新しいことですが、経済破綻を起こしたギリシャの国内において、銀行預金の引き出しが無期限で封鎖されました。


この出来事もまた、リーマンショックと並んで、金の市場価格を引き上げる起爆剤として機能したのではないでしょうか。


近年、金の買取ショップが増え、買取価格が全体的に上昇しているようなので、専門店で買い取ってもらったという時、年間20万円以上の利益が出ている場合などは、確定申告が必要なケースが出てきます。


売却の利益、つまり買取価格から購入時の価格や諸費用を引いた額は基本的に譲渡所得となり、給与所得などと合わせて総合課税の対象になりますが、地金（インゴットなど）の場合、50万円の特別控除が受けられます。


金を売却した利益が、他の譲渡所得と合わせても50万円以内なら、全額控除が可能なので、金売却に税金はかかりません。