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2019年07月16日

リーマンショックやギリシャの経済危機の影響を受

リーマンショックやギリシャの経済危機の影響を受け、金の価格が上昇しているようなので、手持ちの金製品を買取に出したというケースでは、その金額や状況によりますが、必要な書類を揃え、確定申告の手続きをしなければなりません。


購入時の価格以上で売れた場合など、売却によって生じた利益は基本的に譲渡所得となり、給与所得などと合わせて総合課税の対象になりますが、地金(インゴットなど)の場合、50万円の特別控除が受けられます。


色々と複雑な計算はありますが、要約すると、50万円以下の譲渡所得であれば全額控除が可能なので、金売却に税金はかかりません。


2008年のリーマンショック以降、現在までの数年間で、決して急速というわけではないですが、買取市場では金の買取価格が上昇に転じているようです。


近頃はそれに加えて、EU加盟国であるギリシャの経済危機により、銀行預金の引き出しが無期限で封鎖されました。


こうした事態もまた、買取市場における金の価格が上昇する要因として機能したのではないでしょうか。


金もプラチナも高級品として有名ですが、どっちが高いかを即答できる人は少ないかもしれません。


基本的には、プラチナの方が金より高価とされています。


理由としては、市場規模の小ささに加え、元々の埋蔵量の少なさの影響があります。


プラチナは年間約200トンほどしか産出されません。


プラチナも金も、錆びたり腐ったりせず何百年でも安定した価値を保ち続けるので、有史以前から世界中で高い価値を認められてきましたが、あまりの希少性の高さが、その価値を担保しているのです。


初めての金買取。


お店選びで慣れていないと悩む人が多いみたいですね。


折角売るなら、高値をつけてほしいというのは利用客としては当たり前の話です。


初めての方が注目するべきは、口コミやレビューなどでの評価です。


ネットレビューで高評価のところは、それだけ買取に満足だったケースが多いと言えます。


初めて利用する際にはそういうお店を選ぶといいですよ。


買取店にとって真贋鑑定は重要です。


時として、お客さん本人が本物と信じていても、当然ニセモノのケースもあります。


本物の金そっくりに巧妙に偽装された金メッキ製品で、業者を誤魔化して、本物の金として買取させる詐欺も古くからあります。


しかし、磁石による検査、刻印周りのキズでも判別できますし、比重計を使えば通常時の重さと水に沈めたときの重さの差から、比重はすぐにわかります。


最近では、タングステン合金を利用して金と似た比重を実現した偽物もありますが、試金石と呼ばれる黒い石に品物を擦り付けて色合いを見る「試金石検査」なら、金の表面を少し削り取ることで、あっという間にメッキが剥がれ、偽物と判ってしまいます。
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