管理人が住んでいるN市にはあの「コストコ」が無かったのですが(常滑市や岐阜羽島など近隣にはあります)、2021年7月にコストコ守山倉庫店がオープンしました。
場所はN市の北東部にある守山区の、さらに奥地です。「中志段味特定土地区画整理組合地区内70街区1-1」という住所から分かるように、土地区画整理事業でとん挫していた地区に、紆余曲折があって、ようやくコストコがやって来ました。コストコが出来る、というのは守山区民には一種の都市伝説だったのですが、ついに現実となりました。
コストコ守山倉庫店入口。 会員制なので、入店にメンバーズカードが必要です。年会費は4,840円(税込)。 会員になるのはイヤだけど、買い物はしたいという人は、会員に連れて行ってもらおう。 会員1名につき1人まで同伴OK。 |
コストコは、アメリカのワシントン州に本社を置くホールセールクラブ(会員制倉庫型卸売・小売)チェーンです。日本には1999年に1号店が上陸し、現在では全国で約30店舗が営業しています。
コストコで買い物をするには、会員になる必要があります。写真入りのメンバーズカードが入場時に必要で、会費が毎年4,840円(税込)です。
年会費がわりとお高いので、躊躇する人も多いようです。
にもかかわらず、コストコは人気があります。謎ですね。
そんなにコストコは商品が安かったり、品揃えが豊富だったり、商品が優れていたりするのでしょうか?
このあたりは、じつは利用する人の事情や価値観による部分が大きいのです。
客観的な事実だけ述べますと、まず値段は「普通〜やや安い」です。ただし、グラム単価に換算した場合です。
コストコの商品は、いずれも巨大です。いわゆるアメリカンサイズ。おひとり様で食べたり使い切ったりできる量ではないのです。肉や魚などの生鮮食品も扱っていますが、ざっくり言って2kgからスタートです。
日用品なども、6個パックとか、箱単位とか、小分けしていません。お酒も巨人が飲むようなサイズのボトルです。
4人家族以上が、1〜2週間分のまとめ買いをするイメージで臨んでください。どうしてもおひとり様で参戦する場合は、仲間を募って、買い物した後でシェアすることをお勧めします。
品揃えについてはどうでしょうか?
これも微妙です。「カークランド」というオリジナルブランドの品が多数です。品数的には、じつはご近所のスーパーやDIYセンターの方が豊富かもしれない。日頃、ものすごく多くの商品に囲まれている人には、意外と選択肢が少ないことに驚くかもしれない。例えばキャットフードですが、巨大な袋に入った外国製品1種類と、日本製品が数点、という割り切った配置です。扱うジャンルが多いので、それぞれのアイテムは少数です。
品質はどうでしょう?
コストコの売りは、じつはこれかもしれない。とくに食品関係。オーガニックなものが多いのですが、肉や魚はかなり新鮮です。一般的なスーパーではあまり扱わない輸入食品がいろいろあって、口に合えばラッキー。チーズやハムやソーセージなども豊富です。価格や量で考えると、近所のスーパーの方がはるかにコンビニエンスですが、月に1回位、ちょっと変わった美味いものを食べようか、と思ったらコストコです。
ということで、管理人は7/11の朝に様子見に行ってきました。すでに入会登録は済ませていたので、原付で行って、1時間ほどサックリと見学ついでにお買い物をしてきました。
今回お買い上げの商品は以下の通り。
トイレットペーパー30ロール入 1698円 牛乳2パック 310円 マフィン(6個入り×2)798円 生ハム 3パック 698円 バーガーバンズ3個 158円 プルコギビーフ2kg 2807円 合計で6469円也 |
店内に入ると、倉庫型の広いスペースにいろいろな商品がうず高く積まれているうえに、使用するカートが巨大なので、気が付くと山のように買い物をしています。レジでは1万円札が乱れ飛んでおり(カードは指定のモノ以外不可)、5千円以下で済まそうというのは不可能です。基本的にテーマパークで遊ぶ感覚に近いので、家族数人(18歳未満の子供は何人でも同伴OK!)で何時間か遊んで、数万円使いました、という感じです。
お腹が空いたらフードコートのホットドッグがドリンク付(おかわり無限)で180円と超破格なので、みんなで食べたらいいんじゃないかな。