いみじのあんちの徒然なるままに

南方の山奥で、とある妖怪が決意する。
日本に行き、故郷の村の為に働こうと。
「オレ 村の皆に楽チンな生活させたい！」
はるばる日本にやって来たものの名前を言っただけで面接不採用…
「そう言えば、まだ貴方の名前聞いてなかったね。何て言うの？」
偶然知り合ったまなが聞くが放送禁止用語なので、ねこ娘が慌てる！
「あ、貴方！次の面接チンさんって名前で受けて見たら」

面接に合格したチンさんは、とある物流倉庫に就職する。だが、そこには外国人労働者を差別する上司がいて…
そんなチンさんに、まながプレゼント♡
「これは？」「就職祝い…てほどの大したものじゃないんだけど。これ食べて頑張ってね」「ありがとう！オレ怒らない！くじけない！オレ頑張る！」「応援してるよ」

上司は外国人労働者を差別するどころか、給与もピンハネ！過労で倒れた仲間を見殺しに！チンさんの怒りが爆発！そこに…
「やめてー！」「まな？」「暴力はダメだよ」「こいつ仲間を侮辱した！暴力をふるった！」「だからって、その人を傷つけていいって事にはならないよ！」「まな、何故止める？」「友達だから！村の為に頑張る貴方を見て友達になりたいと思った。なれたと思った。これからも仲良くなりたいと思ってる！何か嫌な目に遭ったのかもしれないけど、これ以上は取り返しがつかなくなっちゃうよ。だからお願い、もう怒らないで。人間を嫌いにならないで」
まなの説得にチンさんは怒りを鎮める。
チンさんの仲間は助かり、物流倉庫は労働基準法違反で閉鎖に追い込まれる。
チンさんも違う場所で仕事をみつけた。
チンさんとの別れ…
チンさんはまなにマフラーをプレゼント！
「うれしー！でもいいの？せっかく稼いだお金なのに？」「大丈夫。まなが喜んでくれた。オレ、それがうれしい！…じゃあ、オレ行く！さよなら！」「待って！チンさん。貴方の本当の名前は？」「俺の名前は、チン…」その先は、飛行機の爆音でかき消され…放送事故回避！