本日はこちら「Phantom Breaker :Battle Grounds」のレビューです。
プロデュースしたのはいわゆる美少女ゲーム(シュタインズゲート他多数)の開発や移植で有名な5pb.です。
テキストゲーだけじゃなくって、格ゲーも出しちゃったよ的な挑戦的タイトル「ファントムブレイカー」……のスピンオフ作品が本作です(笑)
公式サイト
本家ファンブレについては体験版までしかやったことがないので、なんとも言えませんが、方々のレビューを鑑みるあたり評判は上々なようです。
さて、本作についてですが、私はこれ、当たりだと思いますよ。
未プレイにつき、勝手なイメージですが、もしかしたら本家ファントムブレイカーよりも、より5pb.らしいファントムブレイカーかもしれません。
本作は8bitテイストのベルトスクロールアクションで、3ラインあるベルトを適宜移りながら、襲い来る暴漢たちを格ゲーらしい(本家の)コマンド入力で必殺技などを放ちながら進んでいきます。
しかし、ドットで描かれた画面は、キャラクターだけでなく背景までも実に細かく描かれており、キャラのモーションもすごく豊かで、見た目の印象程地味ではないんですよね。
まぁ、パッと見地味さはうかがえないとは思うんですけど(笑)
最近のドットゲーって、ほんとよく動きますよね。時代の流れを感じます……。
本作もそんな流れに沿っていて、ドットでありながらキャラはよく動くし、表情豊かですし、操作系もかなり良好で、弱中強、弱必殺からの強必殺そしてトドメへと、技が繋がるとかなり爽快です。
そして敵を倒して得た経験値を使って、レベルアップやスキル振りの要素もあるので、「わかってるねぇ」「憎いねちきしょー」というツボを押さえた設計なのが良いんですよね。
ゲームとしても十分に面白いし、何よりキャラがとても可愛くて、あ、あと実績アイコンも可愛いんですよ。
暗くてドロドロしい洋ゲーのアイコンがずらっと並んだ私の実績一覧がパッと華やいで、それだけで価値があると思うのは私だけでしょうか。
そういった意味で、なんだか弾けていて、余計にファントムブレイカーらしいと思っちゃうんですよね。
DLCのクリスも、どうせだったら一緒に導入を考えて良いレベルの出来です。
予告PVが出た時点で狙っていたタイトルですが、配信日当日に即買いしつつ、DLCはセールされた時にゲットしました。配信直後にオンライン実績も談合ナシで取れたので満足してます。さすがにDLCゲットした頃は廃れていたのでフレンドさんに協力してもらいましたけど。
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