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2018年02月15日
「素敵な照明」と「イタリア人の照明に関する考え方」
みなさん、こんにちは!
イタリアのフィレンツェでは
まだまだ肌寒い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしですか?
今日はこんな素敵な照明ランプのご紹介です。
実はこれ、中心街の郵便局の建物内の照明なんです。
日本でもイタリアでも郵便局というと大概は
もっとシンプルで飾り気のない雰囲気であると思いますが、
この郵便局はフィレンツェの中でもとても立派な歴史的建造物の一つで
あり、内装もとてもエレガントです。
よく見ると天井や壁に施された装飾もとても手が凝っている物ばかりです。
この照明はデザイン的にアンティークではなく
比較的新しいものだとは思いますが、
「立派な歴史的建造物の中にもしっくりくるお洒落なデザインだなあ」
と思い、私の好みだったので写真を撮ってみました。
イタリア人の照明に関する考え方
ここで、少しだけ照明に関してのイタリアでの考え方を紹介します。
もちろん、全てのイタリアで同じ考え方があるのではなく、
ここでは私の住むフィレンツェを中心とした地方で見てきたことを書き
ますので、地方によってはまた違うかもしれません。あしからず。
日本ではとてもポピュラーで電気代も安く済む蛍光灯は
イタリアの一般家庭ではほとんど使われません。
なぜかと言いますと、蛍光灯を使う場所というと
「まるで工場とか作業場のような場所である」、という考えが根強く、
くつろぐ空間とは異なってしまい、
「家の雰囲気を台無しにしてしまうのでよろしくない」、
「ムードがない」という考えがあるようです。
なので、真っ白の蛍光灯ではなく、
イタリアの家庭では黄色味を帯びた温かさ感があるランプを
好んで使っていることが多いです。
当て方も間接的な照明が多いので、もし夜分に本を読む、字を書くなどの
小さいものを見る・する作業をする場合は
いわゆる勉強机に付けるようなデスクライトのような
部分的に明るく照らしてくれる部分照明をつける位で、
大体それ以外は電気をつけたとしても、ちょっと薄暗い位の照明が
通常です。
簡単に言うと、家では電気をつけた時に
「ろうそくの炎をもう少し強くした位」の心をほっとさせるような
ほんのりと柔らかいムーディーな灯りが多く、
また間接照明が好んで使われている、そんなかんじでしょうか?
ゴテゴテに飾られたシャンデリアなどではなく、
イタリアの家庭で好まれるシンプルで温かみのある照明の代表例がこちら。
イタリアの若い世代は伝統的なものではなくモダンなスタイルを好む
傾向が強くその中でも特にKartellは憧れの対象です。
Kartellの家具は軽い素材で便利で機能的かつおしゃれなのが人気です。
それとイタリアでは(日本や他の近隣諸国に比べ)電気代が昔から高い、
だから夜に灯りをバンバンつけたら電気代がかさんでしまうから、
というのもうっすらとした照明をつける習慣の理由の一つかもしれません。
でも、じゃあ電気代が高いなら、蛍光灯を使えばいいんじゃ?
と、日本人の方は普通は思うかもしれませんが
多くのイタリア人はそういう風には思わずに、
ムードのある方を優先するようです。
私自身もイタリアに来たばかりの最初の頃は、
こんな薄暗い灯りじゃ目が悪くなる〜、という風に思っていましたが
今では夜になると好んで間接照明をつけるようになりました。
ちなみに、間接照明をつける瞬間はやはり、
「これからゆっくりくつろげる。」という気持ちで
なぜかうれしくなる瞬間なのです。
もしかしたら、
はっきりくっきりと見える灯りは神経や精神を研ぎ澄まさせ、
(これから働かないといけないと思わせるような信号が脳に来るのでしょうか?)
それに反して、
ゆらりとした灯りは神経や精神を休ませてくれる、というような
(そろそろ休んでいいよ〜、というような合図とかが脳に送られるのかな?)
照明が人間の心や脳に与える効果があるのかもしれませんね。
いかがでしたか?
今回の記事を書くにあたって私にとって意外な発見がありました。
素敵なランプの写真をブログネタとしてアップしようと
写真を撮ったつもりが、イタリア人の照明に関する考え方や、
照明が人間や人間の脳に対してどんな影響を与えるのかを
考えるきっかけになりました。
読んでくれる人がいると思う緊張感から
必然的に記事を一つ一つ真剣に書くようになるんだと思います。
そして、文章に表すことにより、
当初は全く考えていなかったアイデアや気づきがあるので
ブログを書くことは自分自身でも色んな収穫があるのです。
皆さんに感謝です。m(_ _ )m
最後まで、そしていつも、
フィレンツェの天翔船ブログを読んで下さりありがとうございます。
それではまた(o´・ω・`o)ノシ
フィレンツェの天翔船より
イタリアのフィレンツェでは
まだまだ肌寒い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしですか?
今日はこんな素敵な照明ランプのご紹介です。
実はこれ、中心街の郵便局の建物内の照明なんです。
日本でもイタリアでも郵便局というと大概は
もっとシンプルで飾り気のない雰囲気であると思いますが、
この郵便局はフィレンツェの中でもとても立派な歴史的建造物の一つで
あり、内装もとてもエレガントです。
よく見ると天井や壁に施された装飾もとても手が凝っている物ばかりです。
この照明はデザイン的にアンティークではなく
比較的新しいものだとは思いますが、
「立派な歴史的建造物の中にもしっくりくるお洒落なデザインだなあ」
と思い、私の好みだったので写真を撮ってみました。
イタリア人の照明に関する考え方
ここで、少しだけ照明に関してのイタリアでの考え方を紹介します。
もちろん、全てのイタリアで同じ考え方があるのではなく、
ここでは私の住むフィレンツェを中心とした地方で見てきたことを書き
ますので、地方によってはまた違うかもしれません。あしからず。
日本ではとてもポピュラーで電気代も安く済む蛍光灯は
イタリアの一般家庭ではほとんど使われません。
なぜかと言いますと、蛍光灯を使う場所というと
「まるで工場とか作業場のような場所である」、という考えが根強く、
くつろぐ空間とは異なってしまい、
「家の雰囲気を台無しにしてしまうのでよろしくない」、
「ムードがない」という考えがあるようです。
なので、真っ白の蛍光灯ではなく、
イタリアの家庭では黄色味を帯びた温かさ感があるランプを
好んで使っていることが多いです。
当て方も間接的な照明が多いので、もし夜分に本を読む、字を書くなどの
小さいものを見る・する作業をする場合は
いわゆる勉強机に付けるようなデスクライトのような
部分的に明るく照らしてくれる部分照明をつける位で、
大体それ以外は電気をつけたとしても、ちょっと薄暗い位の照明が
通常です。
簡単に言うと、家では電気をつけた時に
「ろうそくの炎をもう少し強くした位」の心をほっとさせるような
ほんのりと柔らかいムーディーな灯りが多く、
また間接照明が好んで使われている、そんなかんじでしょうか?
ゴテゴテに飾られたシャンデリアなどではなく、
イタリアの家庭で好まれるシンプルで温かみのある照明の代表例がこちら。
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イタリアの若い世代は伝統的なものではなくモダンなスタイルを好む
傾向が強くその中でも特にKartellは憧れの対象です。
Kartellの家具は軽い素材で便利で機能的かつおしゃれなのが人気です。
それとイタリアでは(日本や他の近隣諸国に比べ)電気代が昔から高い、
だから夜に灯りをバンバンつけたら電気代がかさんでしまうから、
というのもうっすらとした照明をつける習慣の理由の一つかもしれません。
でも、じゃあ電気代が高いなら、蛍光灯を使えばいいんじゃ?
と、日本人の方は普通は思うかもしれませんが
多くのイタリア人はそういう風には思わずに、
ムードのある方を優先するようです。
私自身もイタリアに来たばかりの最初の頃は、
こんな薄暗い灯りじゃ目が悪くなる〜、という風に思っていましたが
今では夜になると好んで間接照明をつけるようになりました。
ちなみに、間接照明をつける瞬間はやはり、
「これからゆっくりくつろげる。」という気持ちで
なぜかうれしくなる瞬間なのです。
もしかしたら、
はっきりくっきりと見える灯りは神経や精神を研ぎ澄まさせ、
(これから働かないといけないと思わせるような信号が脳に来るのでしょうか?)
それに反して、
ゆらりとした灯りは神経や精神を休ませてくれる、というような
(そろそろ休んでいいよ〜、というような合図とかが脳に送られるのかな?)
照明が人間の心や脳に与える効果があるのかもしれませんね。
いかがでしたか?
今回の記事を書くにあたって私にとって意外な発見がありました。
素敵なランプの写真をブログネタとしてアップしようと
写真を撮ったつもりが、イタリア人の照明に関する考え方や、
照明が人間や人間の脳に対してどんな影響を与えるのかを
考えるきっかけになりました。
読んでくれる人がいると思う緊張感から
必然的に記事を一つ一つ真剣に書くようになるんだと思います。
そして、文章に表すことにより、
当初は全く考えていなかったアイデアや気づきがあるので
ブログを書くことは自分自身でも色んな収穫があるのです。
皆さんに感謝です。m(_ _ )m
最後まで、そしていつも、
フィレンツェの天翔船ブログを読んで下さりありがとうございます。
それではまた(o´・ω・`o)ノシ
フィレンツェの天翔船より
2018年02月09日
メディチ家のヴィラへの道
今日はフィレンツェにあるメディチ家のヴィラの一つ
ヴィラ・メディチェア・ディ・カステッロへ続く道の景色を紹介します。
別荘については過去記事をご覧ください。
@ヴィラ・メディチェア・ディ・カステッロ
Aヴィラ・メディチェア・ディ・カステッロ
Villa medicea di Castello
中心街から離れ、昔から別荘地で近辺にはメディチ家以外にも
沢山のヴィラも沢山残っている地域にあります。
今現在は、少し裕福な家庭と思われる庭付きの家や
いわゆる普通の住宅なども立ち並んでいますが、
今でも閑静なたたずまいの地域と言えるでしょう。
木々に囲まれた小石の道の向こうにはメディチ家のヴィラが見え、
この小道が始まる場所にはこんなモニュメントが置かれています。
少し寂しげですが、結構大きく 荘厳さを醸し出しています。
近辺にあった木にクローズアップしてみると
ほんのりと太陽の光が差し、
少し前まで降っていた雨が木の葉や実を濡らし
キラキラ輝いています。
見とれてしまう、偶然と自然が織りなす美しさ・・・。
あなたも身近で是非見つけてみてください。
フィレンツェの天翔船より
ヴィラ・メディチェア・ディ・カステッロへ続く道の景色を紹介します。
別荘については過去記事をご覧ください。
@ヴィラ・メディチェア・ディ・カステッロ
Aヴィラ・メディチェア・ディ・カステッロ
Villa medicea di Castello
中心街から離れ、昔から別荘地で近辺にはメディチ家以外にも
沢山のヴィラも沢山残っている地域にあります。
今現在は、少し裕福な家庭と思われる庭付きの家や
いわゆる普通の住宅なども立ち並んでいますが、
今でも閑静なたたずまいの地域と言えるでしょう。
木々に囲まれた小石の道の向こうにはメディチ家のヴィラが見え、
この小道が始まる場所にはこんなモニュメントが置かれています。
少し寂しげですが、結構大きく 荘厳さを醸し出しています。
近辺にあった木にクローズアップしてみると
ほんのりと太陽の光が差し、
少し前まで降っていた雨が木の葉や実を濡らし
キラキラ輝いています。
見とれてしまう、偶然と自然が織りなす美しさ・・・。
あなたも身近で是非見つけてみてください。
フィレンツェの天翔船より
2018年01月29日
A南イタリアに伝わるクリスマスの伝統的な揚げ菓子<パンツェロッティ>
南イタリアに伝わるクリスマスの伝統的な揚げ菓子2回目です。
二種類の菓子を作る際、二種類同時につくりましたが
前回ご紹介したスカルテッラーテ (Scartellate)については
こちらからどうぞ。
さて、今回ご紹介するのは
パンツェロッティ・ディ・ナターレ(panzerotti di natale)
まずは中に詰める餡(あん)を用意します。
餡となる材料には、ひよこ豆の粉、カカオパウダー(砂糖なしのココア)、
エスプレッソコーヒー、砂糖などが入っています。
(*前回の記事にも書きましたが、口頭で素早く教えてもらったので
正確なレシピはありませんが、似たようなレシピをネットで見つけ、
リンクを張ったのでそちらも参考にしてください。)
パスタマシーンで伸ばした生地の上に一列、端に寄せてアンをのせます。
入れすぎると良くないので、少し小さいかな、と思えるくらいの大きさが
丁度良いそうです。
アンをのせたら、アンがのっていない方の生地を被せて2つ折りにします。
手で優しく抑えながら生地と生地や、生地と餡をくっつけ安定させます。
同時に後で切る位置も決めます。
道具で丁寧に周りをカットします。
(生地が大きすぎる場合は周りもカットします。)
大体こんな感じが理想的だそうです。(上)
カットした後にも、生地と餡が離れないように軽く押さえながら
よくくっつけます。
中に空気が沢山入ってしまった場合も、軽く空気抜きすると良いでしょう。
強く押す必要は全くありませんが、
こういったちょっとした手間と工夫によって
油で揚げる時に破裂して餡が出てしまうことによって、
揚げ油が汚れてしまったり
飛び出てしまったアンが焦げることによって
油に焦げた匂いがついたりするのを防ぐことが出来、
最後の最後まで上手に揚げ物を終える事が出来ます。
こういった地道な作業が最後までパンツェロッティが上手に作れるか、
決まる秘訣の一つなんだそうです。
(*ちなみに余談ですが作ったことがないので断言はできないのですが
これら工程はパスタのラビオリを作るのと一緒だと思いました。
但し念のために書きますがラビオリの場合は
最後は揚げるのではなく、茹でます。)
さて、形を作り終わったら、前回のスカルッテラーテと同様に
オイルでカラッと揚げます。
ほんのりとしたきつね色が美しい
揚げ終わったスカルテッラーテとパンツェロッティがこちら。
もちろん、このまま食べても美味しいのですが、
この上に前回のスカルッテラーテと同様、下の画像のように
「蜂蜜と砕いたクルミを合わせたソース」を上からかけて出来上がりです。
(左)スカルテッラーテ、(右)パンツェロッティ・ディ・ナターレの完成
完成のソースをかけた途端、みんなの手が伸びてアッという今の勢いで
お菓子が消えていきそうだったので、私も慌てて写真を撮り
(そのせいで写真がぶれていますがお許しをm(_ _ )m)
南イタリアに伝わるクリスマス時期の伝統菓子を
アツアツで頂きました。
そのお味は・・・・
シンプルな味でサクサクした生地に、
クルミと蜂蜜ソースの織りなす絶妙なお味のコンビ、
とっても美味しかったです。(人´∀`*).。:*+゜゜+*:.。.*:+☆
(*前回も書きましたが、本来の食べ方は冷ましてから食べるもの
だそうです。でもアツアツで頂くのも美味しかったです。)
普段イタリアのドルチェとかお菓子ですと、大概甘すぎて
余り好みではないことも多いのですが
このお菓子は砂糖は入っているものの、控えめな甘さなので
日本人にも好まれるお菓子だと思いました。
ちなみに、パンツェロッティに入ってるアンは、
どちらかというと、日本の餡子に風味に似ています。
もし日本で作るなら、餡子を入れて作ってもいいのかもしれません。
最後のエピソードですが
この二種類のお菓子作りを見せながらご馳走してくれた方達は、
このお菓子を夕方から深夜にかけて延々と大量に作って
その日寝たのは深夜の3時だったそうです。
翌日私や他の友人などに沢山配ってくれましたが、
翌日の午後に疲労と流行り病の風邪のせいでか、一人は寝込んでしまう、
というハプニングがありました。
なんで、そこまでして大量に作るのか、全く理解できませんでしたが
彼女たちが小さかった頃、クリスマス時期になると
自分の御婆ちゃんがこうやって一日かけて沢山作ってくれたそうで、
その姿を今でも覚えてる、とのことでした。
彼女たちの出身の地方では各家庭で作ったものを親しい人や近所にも配る為
各家庭で一日かけて大量に作る事が当たり前なんだそうです。
そういう思い出もあるせいか彼女たち自身も、
次の世代にもこの伝統を伝えたい、というのがあったのかもしれません。
「なんでそんなに作るんだろう?」
「まるで儀式か何かのようにひたすら懸命に作ってるなあ」、と
そんな彼女たちが延々と作っている姿を見て、
私自身そう思ったのですが
こういう地方の伝統や風習をブログを通して
いろんな方に知ってもらうのも、とても興味深いのではないか?
と思い皆さんにも紹介させていただきました。
もし、気に入って頂けたら、本望です。(∩・∀・)∩
宜しければ感想などもお聞かせください。m(_ _ )m
それではまた
フィレンツェの天翔船より
二種類の菓子を作る際、二種類同時につくりましたが
前回ご紹介したスカルテッラーテ (Scartellate)については
こちらからどうぞ。
さて、今回ご紹介するのは
パンツェロッティ・ディ・ナターレ(panzerotti di natale)
まずは中に詰める餡(あん)を用意します。
餡となる材料には、ひよこ豆の粉、カカオパウダー(砂糖なしのココア)、
エスプレッソコーヒー、砂糖などが入っています。
(*前回の記事にも書きましたが、口頭で素早く教えてもらったので
正確なレシピはありませんが、似たようなレシピをネットで見つけ、
リンクを張ったのでそちらも参考にしてください。)
パスタマシーンで伸ばした生地の上に一列、端に寄せてアンをのせます。
入れすぎると良くないので、少し小さいかな、と思えるくらいの大きさが
丁度良いそうです。
アンをのせたら、アンがのっていない方の生地を被せて2つ折りにします。
手で優しく抑えながら生地と生地や、生地と餡をくっつけ安定させます。
同時に後で切る位置も決めます。
道具で丁寧に周りをカットします。
(生地が大きすぎる場合は周りもカットします。)
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大体こんな感じが理想的だそうです。(上)
カットした後にも、生地と餡が離れないように軽く押さえながら
よくくっつけます。
中に空気が沢山入ってしまった場合も、軽く空気抜きすると良いでしょう。
強く押す必要は全くありませんが、
こういったちょっとした手間と工夫によって
油で揚げる時に破裂して餡が出てしまうことによって、
揚げ油が汚れてしまったり
飛び出てしまったアンが焦げることによって
油に焦げた匂いがついたりするのを防ぐことが出来、
最後の最後まで上手に揚げ物を終える事が出来ます。
こういった地道な作業が最後までパンツェロッティが上手に作れるか、
決まる秘訣の一つなんだそうです。
(*ちなみに余談ですが作ったことがないので断言はできないのですが
これら工程はパスタのラビオリを作るのと一緒だと思いました。
但し念のために書きますがラビオリの場合は
最後は揚げるのではなく、茹でます。)
さて、形を作り終わったら、前回のスカルッテラーテと同様に
オイルでカラッと揚げます。
ほんのりとしたきつね色が美しい
揚げ終わったスカルテッラーテとパンツェロッティがこちら。
もちろん、このまま食べても美味しいのですが、
この上に前回のスカルッテラーテと同様、下の画像のように
「蜂蜜と砕いたクルミを合わせたソース」を上からかけて出来上がりです。
(左)スカルテッラーテ、(右)パンツェロッティ・ディ・ナターレの完成
完成のソースをかけた途端、みんなの手が伸びてアッという今の勢いで
お菓子が消えていきそうだったので、私も慌てて写真を撮り
(そのせいで写真がぶれていますがお許しをm(_ _ )m)
南イタリアに伝わるクリスマス時期の伝統菓子を
アツアツで頂きました。
そのお味は・・・・
シンプルな味でサクサクした生地に、
クルミと蜂蜜ソースの織りなす絶妙なお味のコンビ、
とっても美味しかったです。(人´∀`*).。:*+゜゜+*:.。.*:+☆
(*前回も書きましたが、本来の食べ方は冷ましてから食べるもの
だそうです。でもアツアツで頂くのも美味しかったです。)
普段イタリアのドルチェとかお菓子ですと、大概甘すぎて
余り好みではないことも多いのですが
このお菓子は砂糖は入っているものの、控えめな甘さなので
日本人にも好まれるお菓子だと思いました。
ちなみに、パンツェロッティに入ってるアンは、
どちらかというと、日本の餡子に風味に似ています。
もし日本で作るなら、餡子を入れて作ってもいいのかもしれません。
最後のエピソードですが
この二種類のお菓子作りを見せながらご馳走してくれた方達は、
このお菓子を夕方から深夜にかけて延々と大量に作って
その日寝たのは深夜の3時だったそうです。
翌日私や他の友人などに沢山配ってくれましたが、
翌日の午後に疲労と流行り病の風邪のせいでか、一人は寝込んでしまう、
というハプニングがありました。
なんで、そこまでして大量に作るのか、全く理解できませんでしたが
彼女たちが小さかった頃、クリスマス時期になると
自分の御婆ちゃんがこうやって一日かけて沢山作ってくれたそうで、
その姿を今でも覚えてる、とのことでした。
彼女たちの出身の地方では各家庭で作ったものを親しい人や近所にも配る為
各家庭で一日かけて大量に作る事が当たり前なんだそうです。
そういう思い出もあるせいか彼女たち自身も、
次の世代にもこの伝統を伝えたい、というのがあったのかもしれません。
「なんでそんなに作るんだろう?」
「まるで儀式か何かのようにひたすら懸命に作ってるなあ」、と
そんな彼女たちが延々と作っている姿を見て、
私自身そう思ったのですが
こういう地方の伝統や風習をブログを通して
いろんな方に知ってもらうのも、とても興味深いのではないか?
と思い皆さんにも紹介させていただきました。
もし、気に入って頂けたら、本望です。(∩・∀・)∩
宜しければ感想などもお聞かせください。m(_ _ )m
それではまた
フィレンツェの天翔船より
2018年01月25日
@南イタリアに伝わるクリスマスの伝統的な揚げ菓子
まだまだ年末の話題が続きますが、
とても素敵な内容なので皆さんに紹介させていただきます。
年末にクリスマス時期に各家庭で作る
南イタリアに伝わるクリスマスの伝統的な揚げ菓子
スカルテッラーテ (Scartellate)と
パンツェロッティ・ディ・ナターレ(panzerotti di natale)
という2種類です。
<左> スカルテッラーテ (Scartellate)
<右>パンツェロッティ・ディ・ナターレ(panzerotti di natale)
******************************************************
口頭で素早く教えてもらったので正確なレシピはありませんが、
パンツェロッティ・ディ・ナターレ(panzerotti di natale)については
(私が教えてもらったレシピとは若干違うのですが、)
検索したら似たようなレシピがありましたのでよろしければ
下のサイトを参考にしてください。
https://www.petitchef.it/ricette/dessert/calzoncelli-di-castagne-o-panzerotti-di-natale-fid-1226933
******************************************************
まずは2種類の菓子の仕上げにかける
「蜂蜜とクルミのトッピングソース」に使うクルミを大量に用意します。
クルミの実を割って、食べる部分とカスをわけて、
食べる部分もこんな感じに細かく砕いておきます。
トッピングソースは揚げ菓子を作った後、食べる前に準備しておきます。
今回二種類の菓子を作る際、二種類同時につくりましたが
ブログでは判り易いようにスカルッテッラーテを先に紹介します。
(パンツェロッティは次回の記事です。お楽しみに)
まず、あらかじめ生地(バター・卵・薄力粉・白ワイン・砂糖少々)
を用意しておきます。
それをパスタマシーン等で薄く平たくのばしてから、
下の画像にあるような道具などを使って細長く切ります。
細く切った生地を下のように手で合わせて形作ります。
更に、くるくると円を描き時々生地と生地を指でくっつけながら
花のような形に形成していきます。
こんな感じです。
全てをきっちりくっつける必要はありませんが、
きちんと生地をくっつけないと
揚げる時に形が崩れてしまうので注意しましょう。
これをたっぷりの油で揚げます。
ほんのりきつね色になったらOKです。
お皿の上にキッチンぺーパーをしいたところで油をきり
冷めたら「蜂蜜と刻んだクルミ」をよく混ぜたソースを上からかけて
出来上がりです。
ちなみに揚げたての状態でもおいしいのですが、
このお菓子は冷ましてから食べるものだそうです。
次回はパンツェロッティです。お楽しみに〜!
フィレンツェの天翔船より
とても素敵な内容なので皆さんに紹介させていただきます。
年末にクリスマス時期に各家庭で作る
南イタリアに伝わるクリスマスの伝統的な揚げ菓子
スカルテッラーテ (Scartellate)と
パンツェロッティ・ディ・ナターレ(panzerotti di natale)
という2種類です。
<左> スカルテッラーテ (Scartellate)
<右>パンツェロッティ・ディ・ナターレ(panzerotti di natale)
******************************************************
口頭で素早く教えてもらったので正確なレシピはありませんが、
パンツェロッティ・ディ・ナターレ(panzerotti di natale)については
(私が教えてもらったレシピとは若干違うのですが、)
検索したら似たようなレシピがありましたのでよろしければ
下のサイトを参考にしてください。
https://www.petitchef.it/ricette/dessert/calzoncelli-di-castagne-o-panzerotti-di-natale-fid-1226933
******************************************************
まずは2種類の菓子の仕上げにかける
「蜂蜜とクルミのトッピングソース」に使うクルミを大量に用意します。
クルミの実を割って、食べる部分とカスをわけて、
食べる部分もこんな感じに細かく砕いておきます。
トッピングソースは揚げ菓子を作った後、食べる前に準備しておきます。
今回二種類の菓子を作る際、二種類同時につくりましたが
ブログでは判り易いようにスカルッテッラーテを先に紹介します。
(パンツェロッティは次回の記事です。お楽しみに)
まず、あらかじめ生地(バター・卵・薄力粉・白ワイン・砂糖少々)
を用意しておきます。
それをパスタマシーン等で薄く平たくのばしてから、
下の画像にあるような道具などを使って細長く切ります。
細く切った生地を下のように手で合わせて形作ります。
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更に、くるくると円を描き時々生地と生地を指でくっつけながら
花のような形に形成していきます。
こんな感じです。
全てをきっちりくっつける必要はありませんが、
きちんと生地をくっつけないと
揚げる時に形が崩れてしまうので注意しましょう。
これをたっぷりの油で揚げます。
ほんのりきつね色になったらOKです。
お皿の上にキッチンぺーパーをしいたところで油をきり
冷めたら「蜂蜜と刻んだクルミ」をよく混ぜたソースを上からかけて
出来上がりです。
ちなみに揚げたての状態でもおいしいのですが、
このお菓子は冷ましてから食べるものだそうです。
次回はパンツェロッティです。お楽しみに〜!
フィレンツェの天翔船より
2018年01月11日
12月のイタリア流クリスマスパーティ
皆さん、少しご無沙汰していましたが、いかがお過ごしですか?
お正月はゆっくりできましたか?
私は、と言いますとクリスマス前から年明けにかけ
数回ほど友人・知人たちと集まって
一緒に御馳走を食べながらゆっくりと過ごすことが多かったです。
主にホームパーティがほとんどでしたが、
今回は山の上のログハウスのレストランに行き
大勢でビュッフェ形式の昼食会にも参加する機会がありました。
寒い時期にわざわざ寒い地域に集まって、
雪が激しく舞う様子を窓から眺めながらの食事も
なかなか雰囲気がありオツなものですね。
今回はその時の様子をみなさんにさらっとご紹介。
写真はこれでもかと沢山の種類とものすごい量の料理が置かれていますが
あくまでも昼食会のスタートとなる前菜たちです。
数種類のクロスティーニ、チーズ、ドライトマトのオイル漬け、
スキアッチャータ、生ハム、サラミ類などがずらっとならべられており
次に続く第一の皿(米・パスタなど)と
そのあとの第二の皿の肉・魚料理もあるので、
自分自身で制御しながらこれらを好きなだけ食べます。
まあでも前菜の種類がこれだけあるので、
前菜を食べ終えた時点で既にお腹がいっぱいになっている人が
ほとんどかもしれません。
その後、第一・第二の皿の種類も次々と運び込まれて、
最後にドルチェ数種類とカフェがありました。
ちなみに当日は食べ過ぎて、夕食の時間になっても全くお腹が空かない
まだすべてを消化していない感じが残っていたので
夕食はサラダ・フルーツなどのごく軽いもので済ませました。
でも、どれもシンプルで、美味しい料理ばかりでした。
イタリアでは毎年クリスマス前から年末にかけて、
一年間の閉めとして
家族、親戚、友人、学校・会社・習い事関係といたるところで
イベントや食事会などで集う機会が多く、非常に忙しいうえ、
食べ過ぎることが多くある意味大変な時期ではありますが
普段は忙しくてなかなか会えない人と会える良い時期でもあります。
こういうキッカケがあるおかげで、
理由もなくなんとなく疎遠になってしまう、なんて事もないし
パーティで新しい人と出会えるきっかけにもなる、
そう感じています。
今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
それではまた
フィレンツェの天翔船より
お正月はゆっくりできましたか?
私は、と言いますとクリスマス前から年明けにかけ
数回ほど友人・知人たちと集まって
一緒に御馳走を食べながらゆっくりと過ごすことが多かったです。
主にホームパーティがほとんどでしたが、
今回は山の上のログハウスのレストランに行き
大勢でビュッフェ形式の昼食会にも参加する機会がありました。
寒い時期にわざわざ寒い地域に集まって、
雪が激しく舞う様子を窓から眺めながらの食事も
なかなか雰囲気がありオツなものですね。
今回はその時の様子をみなさんにさらっとご紹介。
写真はこれでもかと沢山の種類とものすごい量の料理が置かれていますが
あくまでも昼食会のスタートとなる前菜たちです。
数種類のクロスティーニ、チーズ、ドライトマトのオイル漬け、
スキアッチャータ、生ハム、サラミ類などがずらっとならべられており
次に続く第一の皿(米・パスタなど)と
そのあとの第二の皿の肉・魚料理もあるので、
自分自身で制御しながらこれらを好きなだけ食べます。
まあでも前菜の種類がこれだけあるので、
前菜を食べ終えた時点で既にお腹がいっぱいになっている人が
ほとんどかもしれません。
その後、第一・第二の皿の種類も次々と運び込まれて、
最後にドルチェ数種類とカフェがありました。
ちなみに当日は食べ過ぎて、夕食の時間になっても全くお腹が空かない
まだすべてを消化していない感じが残っていたので
夕食はサラダ・フルーツなどのごく軽いもので済ませました。
でも、どれもシンプルで、美味しい料理ばかりでした。
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イタリアでは毎年クリスマス前から年末にかけて、
一年間の閉めとして
家族、親戚、友人、学校・会社・習い事関係といたるところで
イベントや食事会などで集う機会が多く、非常に忙しいうえ、
食べ過ぎることが多くある意味大変な時期ではありますが
普段は忙しくてなかなか会えない人と会える良い時期でもあります。
こういうキッカケがあるおかげで、
理由もなくなんとなく疎遠になってしまう、なんて事もないし
パーティで新しい人と出会えるきっかけにもなる、
そう感じています。
今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
それではまた
フィレンツェの天翔船より
2018年01月02日
2018年あけましておめでとうございます。
2017年12月26日
動くヒトデ
今日は海でのエピソードです。
海岸沿いを何気なく散歩していたら、色んな海の生物をみかけました。
砂浜のあちこちに穴をあけて、こそこそと移動する小さなカニとか
特に印象的だったのはこちらのヒトデ!
ジャジャジャーン!★☆彡★ ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
ヒトデってあまり動くイメージはなかったんですが、
結構激しく動くんですね。
砂浜に穴をあけて水たまりを作っておいた場所に置いておくと、
下の画像のように段々砂に埋もれて隠れようとしたりします。
画像ではそのままのイメージをお伝えするのは難しいので残念ですが
ヒトデを裏返しにすると下の画像のように沢山ついている足のようなピロピロを使って
動いているのが良く観察できます。
掌に置いてる間にも
このように反り返ったり、
結構動きが激しいヒトデたちでした。(゚_゚i)
それではまた!!
フィレンツェの天翔船より
海岸沿いを何気なく散歩していたら、色んな海の生物をみかけました。
砂浜のあちこちに穴をあけて、こそこそと移動する小さなカニとか
特に印象的だったのはこちらのヒトデ!
ジャジャジャーン!★☆彡★ ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
ヒトデってあまり動くイメージはなかったんですが、
結構激しく動くんですね。
砂浜に穴をあけて水たまりを作っておいた場所に置いておくと、
下の画像のように段々砂に埋もれて隠れようとしたりします。
画像ではそのままのイメージをお伝えするのは難しいので残念ですが
ヒトデを裏返しにすると下の画像のように沢山ついている足のようなピロピロを使って
動いているのが良く観察できます。
掌に置いてる間にも
このように反り返ったり、
結構動きが激しいヒトデたちでした。(゚_゚i)
それではまた!!
フィレンツェの天翔船より
2017年12月21日
羽田ランチ〜ネギトロ丼とマグロカツ
今日は前回に引き続き、
日本に一時帰国中に羽田を利用した時のランチのお話です。
例え空港の中のような人がたくさん集まる場所でも
私にとって食事は旅路のうちの楽しみの一つです。
さて、私が選んだのは
和食 「ANA FESTA 羽田魚米処 旬」
住所 羽田空港第2ターミナルロビー 3階飲食店フロア
(手荷物検査場通過前)
旬のサイトはこちら
全部で29席というこじんまりしたお店です。
海外在住だからか、日本滞在中での外食は大概日本食を選びます。
今回、見本に魅了されて選んだメニューが
ネギトロ丼とマグロカツのみぞれ和えが両方味わえる定食セット。
なぜかというと「食べたいな〜」と思った二つのメニューが
丁度セットになっていてとっても魅力的だったからです。
。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚
ネギトロ丼とマグロカツのみぞれ和え
ちなみに、お味は「可」「といったところでしょうか。
人の集まる場所にしては悪くないかったですし、外れではなかったです。
しいて言えば、(空港内のテナントだからしょうがないのを十分承知で言いますが、)
各席が小さく、隣のテーブルの方と間が狭かったので、
食事中はあまりリラックスできる雰囲気ではなく
「飛行場につき、搭乗時間までの空き時間を利用しての食事」という
いわゆる"空港という場所に求められるニーズ"の条件を満たすことを
当然ながら優先しているんだな、という印象を受けました。
テーブルが満席で、店外で待っている人がいれば、
あらかじめ先に注文を取って、お客様がテーブルに着いたら、
ほとんど待たせることなく料理が届くような配慮もされているので、
イタリアではまず自分で口で説明して言わない限りは、あまりない事なので、
そういった店側の気遣いはさすが日本だな、と思えることがありました。
さて、うれしい羽田での昼食を後にして飛行機へ乗ったあとはフェリーに乗り島に行き、
島では美しい自然の景色と素晴らしい魚介料理を堪能することが出来て
日本滞在での良い思い出となりました。
とにかく日本に帰国する際つくづく思うのは
日本の各地もイタリアに劣らない素晴らしい観光要素があるな、ということ。
歴史的建造物の量や質ではヨーロッパ諸国には負けてしまうかもしれませんが
それ以外での分野で各国にも劣らない魅力がある、と私は思います。
ただ、あまり外国人向け(ほぼ二度と帰ってこないイチゲンさん観光客向け)の
観光が活発になり、
そういった観光地がもつ独特の短所があからさまになる様では残念なので、
日本の観光地化はほどほどでいい、と願っています。
なぜかというと、私自身、世界中から観光客が集まるフィレンツェに居住しているので
観光地化した土地になると、それはそれで嫌な事も多々あることを痛感しているからです。
。:゚(。ノω\。)゚・。 ウワァーン
私の独り言にお付き合いいただきありがとうございました。m(_ _ )m
それではまた!
フィレンツェの天翔船より
日本に一時帰国中に羽田を利用した時のランチのお話です。
例え空港の中のような人がたくさん集まる場所でも
私にとって食事は旅路のうちの楽しみの一つです。
さて、私が選んだのは
和食 「ANA FESTA 羽田魚米処 旬」
住所 羽田空港第2ターミナルロビー 3階飲食店フロア
(手荷物検査場通過前)
旬のサイトはこちら
全部で29席というこじんまりしたお店です。
海外在住だからか、日本滞在中での外食は大概日本食を選びます。
今回、見本に魅了されて選んだメニューが
ネギトロ丼とマグロカツのみぞれ和えが両方味わえる定食セット。
なぜかというと「食べたいな〜」と思った二つのメニューが
丁度セットになっていてとっても魅力的だったからです。
。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚
ネギトロ丼とマグロカツのみぞれ和え
ちなみに、お味は「可」「といったところでしょうか。
人の集まる場所にしては悪くないかったですし、外れではなかったです。
しいて言えば、(空港内のテナントだからしょうがないのを十分承知で言いますが、)
各席が小さく、隣のテーブルの方と間が狭かったので、
食事中はあまりリラックスできる雰囲気ではなく
「飛行場につき、搭乗時間までの空き時間を利用しての食事」という
いわゆる"空港という場所に求められるニーズ"の条件を満たすことを
当然ながら優先しているんだな、という印象を受けました。
テーブルが満席で、店外で待っている人がいれば、
あらかじめ先に注文を取って、お客様がテーブルに着いたら、
ほとんど待たせることなく料理が届くような配慮もされているので、
イタリアではまず自分で口で説明して言わない限りは、あまりない事なので、
そういった店側の気遣いはさすが日本だな、と思えることがありました。
さて、うれしい羽田での昼食を後にして飛行機へ乗ったあとはフェリーに乗り島に行き、
島では美しい自然の景色と素晴らしい魚介料理を堪能することが出来て
日本滞在での良い思い出となりました。
とにかく日本に帰国する際つくづく思うのは
日本の各地もイタリアに劣らない素晴らしい観光要素があるな、ということ。
歴史的建造物の量や質ではヨーロッパ諸国には負けてしまうかもしれませんが
それ以外での分野で各国にも劣らない魅力がある、と私は思います。
ただ、あまり外国人向け(ほぼ二度と帰ってこないイチゲンさん観光客向け)の
観光が活発になり、
そういった観光地がもつ独特の短所があからさまになる様では残念なので、
日本の観光地化はほどほどでいい、と願っています。
なぜかというと、私自身、世界中から観光客が集まるフィレンツェに居住しているので
観光地化した土地になると、それはそれで嫌な事も多々あることを痛感しているからです。
。:゚(。ノω\。)゚・。 ウワァーン
私の独り言にお付き合いいただきありがとうございました。m(_ _ )m
それではまた!
フィレンツェの天翔船より
2017年12月12日
和風テイストな羽田空港
みなさん、こんにちは!
今日は日本で滞在中に利用した羽田での話題です。
羽田空港は日本の国内線はもちろん、
ここ数年前からは(ANA、Lufthansa、Air France等の)一部の
ヨーロッパからの国際線も発着するようになったので
海外からの利用客も増えていること、
2020年には東京オリンピックが開催される予定の事も考えてか
かなり和風テイストを意識して装飾を施しているようです。
日本人にとっては懐かしく、
また、海外からくる人間にはエキゾチックな雰囲気を
感じさせる和風がなかなか素敵なので、
ブログの中で紹介させていただきたいと思います。
上はフリースペースの休憩所ですが、すぐとなりに伊藤園のお店があるので、
買った飲み物や和風抹茶パフェなどを持ち込んで
ゆっくり食べることが出来ます。
スペースもゆったりしていて余裕で大きなスーツケースもおけるので
飛行機での移動中であっても不便さを感じません。
フリースペースはいろんな場所にあります。
なにやら、日本風の大きな橋が見えました。
見学がてらに橋を見に行くと・・・・
想像もしませんでしたが、空港内にこんな和風の立派な橋が
立っているんですね。確かに、木で作られる日本の伝統的な橋は
石造りの西洋の橋と比べると独特な眺めなのかもない、と
その時気づきました。
橋を渡るとこういった粋な和の風景がありましたが、
ここ(写真左側)はまだテナントとしては利用されておらず、
(写真右側)自由に過ごせるスペースがあるのみでした。
上は主に商店街で和風のデザインの土産物屋やレストラン等があります。
ちなみに、数年前に羽田を利用した際にも、
この商店街の部分だけは既にあったと記憶しています。
そういう記憶もあったので、
羽田空港では恐らく数年規模で段々スペースを増やしながら、
これからも少しづつテナントを広げていくという計画なのだろうか
と思いました。
また来年、再来年には新しいところが増えているかもしれません。(・ω・)b
今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。
それではまた!(。´・∀・)ノ゙ バィバィ〜
フィレンツェの天翔船より
今日は日本で滞在中に利用した羽田での話題です。
羽田空港は日本の国内線はもちろん、
ここ数年前からは(ANA、Lufthansa、Air France等の)一部の
ヨーロッパからの国際線も発着するようになったので
海外からの利用客も増えていること、
2020年には東京オリンピックが開催される予定の事も考えてか
かなり和風テイストを意識して装飾を施しているようです。
日本人にとっては懐かしく、
また、海外からくる人間にはエキゾチックな雰囲気を
感じさせる和風がなかなか素敵なので、
ブログの中で紹介させていただきたいと思います。
上はフリースペースの休憩所ですが、すぐとなりに伊藤園のお店があるので、
買った飲み物や和風抹茶パフェなどを持ち込んで
ゆっくり食べることが出来ます。
スペースもゆったりしていて余裕で大きなスーツケースもおけるので
飛行機での移動中であっても不便さを感じません。
フリースペースはいろんな場所にあります。
なにやら、日本風の大きな橋が見えました。
見学がてらに橋を見に行くと・・・・
想像もしませんでしたが、空港内にこんな和風の立派な橋が
立っているんですね。確かに、木で作られる日本の伝統的な橋は
石造りの西洋の橋と比べると独特な眺めなのかもない、と
その時気づきました。
橋を渡るとこういった粋な和の風景がありましたが、
ここ(写真左側)はまだテナントとしては利用されておらず、
(写真右側)自由に過ごせるスペースがあるのみでした。
上は主に商店街で和風のデザインの土産物屋やレストラン等があります。
ちなみに、数年前に羽田を利用した際にも、
この商店街の部分だけは既にあったと記憶しています。
そういう記憶もあったので、
羽田空港では恐らく数年規模で段々スペースを増やしながら、
これからも少しづつテナントを広げていくという計画なのだろうか
と思いました。
また来年、再来年には新しいところが増えているかもしれません。(・ω・)b
今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。
それではまた!(。´・∀・)ノ゙ バィバィ〜
フィレンツェの天翔船より
2017年12月09日
パリのCDGでラドゥレのマカロン
皆さん、こんにちは!これから少しの間ですが、
今年日本に一時帰国した時の思い出話をつづってみたいと思います。
今日はフィレンツェから日本に帰国する為に乗り換えで立ち寄った
パリのシャルル・ド・ゴール空港(以下CDGと記入します)で
マカロンを購入した時のお話。
マカロンといえば、ラドゥレ RADUREE というお店が
日本でも世界でも知られていますよね?
実はフィレンツェにも、4〜5年前くらいに、
Via Della VignaNuova ヴィーニャ・ヌオヴァ通りに出来て、
フィレンツェの町中で(女子限定かな?)かなり話題になり、
開店後のしばらくは行列もあったほどです。
しかし、やはりイタリアはなんといっても長期で不景気、
しかもフィレンツェはテナント料が高いというのは当たり前で
経営する方は商売を続けていくのもなかなか難しい、
という状況をよく聞きます。
ラドゥレもそうだったのかまではわかりませんが
なんと、今年の春には早々と閉店してしまったのです。
色んな意味でかなりショックでした〜。。゚(T^T)゚。
今年はそんな事があり、今回久しぶりにマカロンに出会えたので
すかさずCDGで購入!
フィレンツェでは有料の立派な箱に入れてもらった事がなかったのですが、
今回は値段がかわらなかったので8個入りの箱入りにしてもらいました。
(*ちなみに、マカロン一個の値段はフィレンツェ市内の店内価格と異なり
空港での販売価格でした。日本で買う値段と変わりないくらいだったと思います。)
こんなに小さくてかわいらしいまるで食べる宝石のようなマカロンを
その後、日本まで持ち帰り、家族と大事に大事にありがたく頂きました。。゚(T^T)゚。
CDG内にはかなりの数のラドゥレの店舗がありますので
移動中にどこかでばったり行き当たりますので、
ラドゥレのマカロンに興味のある方は是非お立ち寄りください!
それではまた!
フィレンツェの天翔船より
今年日本に一時帰国した時の思い出話をつづってみたいと思います。
今日はフィレンツェから日本に帰国する為に乗り換えで立ち寄った
パリのシャルル・ド・ゴール空港(以下CDGと記入します)で
マカロンを購入した時のお話。
マカロンといえば、ラドゥレ RADUREE というお店が
日本でも世界でも知られていますよね?
実はフィレンツェにも、4〜5年前くらいに、
Via Della VignaNuova ヴィーニャ・ヌオヴァ通りに出来て、
フィレンツェの町中で(女子限定かな?)かなり話題になり、
開店後のしばらくは行列もあったほどです。
しかし、やはりイタリアはなんといっても長期で不景気、
しかもフィレンツェはテナント料が高いというのは当たり前で
経営する方は商売を続けていくのもなかなか難しい、
という状況をよく聞きます。
ラドゥレもそうだったのかまではわかりませんが
なんと、今年の春には早々と閉店してしまったのです。
色んな意味でかなりショックでした〜。。゚(T^T)゚。
今年はそんな事があり、今回久しぶりにマカロンに出会えたので
すかさずCDGで購入!
フィレンツェでは有料の立派な箱に入れてもらった事がなかったのですが、
今回は値段がかわらなかったので8個入りの箱入りにしてもらいました。
(*ちなみに、マカロン一個の値段はフィレンツェ市内の店内価格と異なり
空港での販売価格でした。日本で買う値段と変わりないくらいだったと思います。)
こんなに小さくてかわいらしいまるで食べる宝石のようなマカロンを
その後、日本まで持ち帰り、家族と大事に大事にありがたく頂きました。。゚(T^T)゚。
CDG内にはかなりの数のラドゥレの店舗がありますので
移動中にどこかでばったり行き当たりますので、
ラドゥレのマカロンに興味のある方は是非お立ち寄りください!
それではまた!
フィレンツェの天翔船より