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2017年12月06日

一年を締めくくるビッグイベント!イタリアのクリスマスプレゼント交換

さて、前回のイタリアのクリスマス時期のちょっと変わったエピソード

「自称貧しい人?」に続き

今回はイタリアでよくあるクリスマスプレゼントについての話を

ご紹介します。

(*本記事では「イタリアで〜」と書いてありますが、厳密に言いますと、

あくまでも私の住むフィレンツェを中心とした地域のお話になります。)



上記でも書いた前回の記事にもありますようにイタリアでのクリスマスでは

企業間や個人間同士のクリスマスプレゼントをあげる習慣があり、

そのプレゼントは、例えビジネス関係の贈り物であっても

その人個人にプライベートで使えるものを贈りあいます。





贈る人がプレゼントを選ぶときは必ず、

もらう人の好みやポリシーを考えながら、

その人に似あう色や日常のスタイルを考慮しつつ

本人に喜んでもらえるプレゼントを選びます。

そういったことを考えながら選ぶのはとても難しいので

12月近くになると、直ぐに今年は○○さんへのプレゼントどうしよう?

去年はアレをあげたしなあ・・・。

というイタリア人のつぶやきがよく聞こえてくるものです。

人によっては覚書として「クリスマスプレゼント・リスト」なるものも

ある位です。

それ位、イタリア人にとってプレゼントのやり取りは

仕事でもプライベートの間柄でも

「これからも良い関係を保ちたいと思っている相手」に対して行われる

一年を締めくくる重要なイベントなんですね。





実際に「もらった人が喜んで"個人使用として"使ってもらえる何か」を

選ぶって結構大変ですし、

それに加えて、プレゼントにかかる費用もかなりの額になりますので

12月にはわざわざ「日本のボーナスみたいな賞与(月給と同額)」が

給料の他に会社から出る慣習があるほどで

イタリア人の多くがその賞与をクリスマスプレゼント代に使うようです。

凄いですね!

あと、会社の規模の大小や社長の経営スタイルにより異なりますが、

取引関係のある他会社の社長同士でも

互いに贈り物をしあったり

各社員に対して個人へのプレゼントをする、という会社もあるので

クリスマスプレゼントを選ぶ時間と出費は

会社自体にとっても年末の大きな予定と出費を占める場合もあります。





ちなみによく選ばれるプレゼントというのは具体的に例を挙げますと、

代表的なのですとやはり手袋やお財布類、

洋服やマフラー、アクセサリーなどの装飾品、等があります。


その他にも、ちょっとおしゃれなキッチンなどで使う道具、

といったような実用的かつおしゃれなものであるときもあります。


感じとしては、「少し高いから普段は自分では買わないけど

もしもらったらうれしいもの」というスタンスの贈り物が

多いかもしれません。

         


さて、イタリアのクリスマスプレゼント事情のお話は

興味深く読んでいただけたでしょうか?

私自身もキリスト教徒ではないけれど

12月から年末にかけては

やはり、最小限ではありますが何か気持ちとして

親しい人やお世話になっている方、長いお付き合いの方には

喜ばれる何かをあげようと何かとプレゼントに悩む時期です。



あなたのクリスマスの予定はいかがですか?


それではまた!   ('ω')ノ



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2017年12月03日

「自称?貧しい人」〜クリスマスのちょっと変わったエピソード【イタリアの生活習慣】

今日はカトリックならではのクリスマスについてのエピソードをお送り

します。

イタリアではクリスマス前12月に入ると街中きれいな飾りつけの

施された通りや、お店のウィンドなどが一番華やかになる時期です。

カトリックのイタリアでは日本の商業用の催しだけとは違い、

クリスマスは非常に宗教上で重要なお祝いです。

企業間でもこの時期は色んな取引先やお得意先、お世話になった人に

感謝の気持ちをこめてプレゼントをします。

いわゆるお歳暮みたいな感覚ですが、日本のお歳暮と異なるのは

企業用でもプレゼントするものは主に、みんなで分けられるような

食べ物等ではなく、もらった人が喜んで使ってもらえる

個人的使用のものを選ぶ傾向にあります。


また普通の人とのお付き合いの間柄では、

親戚や家族間、恋人、友人同士、なんと同僚にも

プレゼントを贈りあいます。

こういう感じなので、この時期はお店にとっても一番仕事が忙しい時期で

普段日曜日もしまっているのが当たり前のイタリアのお店も

12月だけは日曜日も開いているのが通常です。

宗教上非常に重要なイヴェントではありますが、随分昔と比べて

イタリアでも商業的な意味が強いのは確かです。



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Il Presepe , Chiesa di Ognissanti (Firenze)
プレゼーペ、フィレンツェのオンニッサンティ教会


イタリアでは各教会でクリスマス前になると、ツリーの他にこの画像のようなプレゼーペというキリスト誕生の物語を表現する人形やその背景を設置され、人々の目を楽しませます。12月に観光される際は各教会で見比べてみるのも楽しみの一つになるでしょう。 



         


さて、前置きが長くなりましたが本題に入りましょう。


上に書いたように現代のイタリアでは、

クリスマスシーズンは商業的な面も強くありますが、

貧しい人にも自分の何かをあげて人を助けよう、

何かを上げてみんなに幸せを分け与えよう、というのが

クリスマスの本来の趣旨の一つなので、


12月になるとレストランやお店などの商業施設などにも

貧しい人のための寄付をしましょう、

という慈善団体が一軒一軒を回ったり、


寄付を募る「自称(?)貧しい人」たちが

ちらほら出没する時期でもあります。


何年か前の話のクリスマス時期にこういうエピソードがありました。


あるお店に中年女性が入ってきて
「病気の子供がいるのだけど、仕事も無く貧しいので子供に与える薬も変えない状態です。
どうか薬を買うための小銭を分けていただけませんか?」と、言われて
同情したそこで働いていたイタリア人複数がその女性にお金をみんなであげました。

その女性は翌年の同じクリスマス時期にも来ました。
今度は(内容は覚えてないけど)違う事情でお金を恵んでください、という内容でした。
しかも今度はアルコールの匂いをぷんぷんさせながらお金をせがみにきました。さすがのイタリア人達もその時は怪しいと思って、あなたにあげるお金は無いと断りました。
彼女が帰った後、今回分かった事は「去年の病気の息子さんに買うための薬代」も、アルコール代に消えたのであろうということでした。
おそらく、前年に小銭を分けてあげた当時も本当かどうかの多少の疑問はあったのでしょうが、もし深刻な状況であれば、ほんの少しの小銭でお子さんが助けられるならば、という気持ちで金を上げたのでしょう。ただ、今回だまされたことがわかったとしても、おこるわけでもなく「とりあえず、彼女に病気の子供さんがいなかった、ということだけでも良しとしよう」という結果になりました。


この話を聞いて私は

第三者の目から見て、さすがカトリックは慈悲深い国だな、と

単純に感激したりはしませんが、ある意味評価するべき行為だとは

思いました。ただ、この習慣があるから、嘘をついてまで

小銭をもらいにくる人がいるのも事実だと思います。

日本では生活保護システム、というのがあるせいか、

こういう話はほとんど聞かないとおもいますが、結局

どちらが正しい・間違ってるというのは言い切れないものの、

なんかお国の違いがみえるな、と思い

皆さんにもシェアさせていただこうと思いました。



それではまた!

フィレンツェの天翔船より


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2017年11月30日

映画「インフェルノ」の舞台C〜フィレンツェの高台からの眺め【フィレンツェ観光】

みなさん、こんにちは!今日はダン・ブラウン氏原作の映画、

ロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演の「インフェルノ」Inferno に

ちなんでフィレンツェの見どころを紹介する記事の最終回です。

まだの方は過去記事もどうぞ!

@映画「インフェルノ」の舞台〜ドウォーモとサンジョバンニ礼拝堂はこちらから

A映画「インフェルノ」の舞台〜ベッキオ宮殿とシニョリーア広場はこちらから

B映画「インフェルノ」の舞台〜ベッキオ宮殿を脇から見てみるはこちらから



ドォーモとヴェッキオ宮殿については既に紹介はしていますが、

今回は見晴らしの良い場所から撮影した画像を紹介します。


Cattedrale di Santa Maria del Fiore (Duomo di Firenze)
カッテドラーレ・ディ・サンタマリア・デル・フィオーレ
(フィレンツェのドゥオーモ)

フィレンツェのドゥオーモとジョットの鐘楼.jpg

見ている人を明るい気分にさせる景色ですね。

ドゥオーモの他、

左にはジョットの鐘楼 (Il campanile di Giotto) や

右にはオルサンミケーレ教会 (La chiesa di Orsanmichele)、

も見えます。


Palazzo Vecchio  e La badia Fiorentina
ヴェッキオ宮殿とバディア・フィオレンティーナ

ヴェッキオ宮殿とバディア・フィオレンティーナ.jpg

宮殿、名門家族の邸宅などの立派な建造物から、

一般家庭の屋上やテラスに増築された家々までよく見るとごちゃごちゃ

していてでも何とも言えない均一性のある景色。

フィレンツェでは、少し高台から見ると、こんな感じの景色が

よく見えます。


実は、それぞれ高さの大小の違いはあるものの、

高台からフィレンツェを一望できる場所は沢山ありまして、

外国から観光で訪れる方にも簡単に行ける場所がそこかしこにあり

今日の記事ではそれらを紹介させていただきます。


<観光施設>として代表的なのは 

フィレンツェのドォーモのクーポラ
(映画 「冷静と情熱のあいだ」の一場面で知られています。)

ジョットの鐘楼、

ベッキオ宮殿のアルノルフォの塔、


等があります。

*ドォーモのクーポラに登るには、かなり階段を上がる必要があるので
時間と体力、また歩きやすい靴を履くなど服装にも注意してください。



また、ホテルの屋上など<商業施設>も色々あり、一例ではありますが


ホテル・エクセルシオールのテラス「SE・STO」

フィレンツェのリナシェンテというデパートの屋上にあるバール
「La terrazza」

ホテル・コンチネンターレ HOTEL CONTINETALEの屋上ラウンジ


等があげられます。

*こういった飲食店ではフィレンツェの上からの景色をみながら飲食でき、
優雅なひと時を過ごせるのでフィレンツェの旅の思い出作りに、
また旅の疲れをいやす休憩等に利用されると良いでしょう。
ちなみに、景色の良い場所ですと他と比較してやはり料金は若干高めな設定ですが、コーヒーやカクテルを一杯位なら、目玉が飛び出るほど高い、という事はありません。
飲み物一杯だけの利用や、ランチ、ディナーといった色んな利用方法がありますのでご自分のご予算と相談してご利用されると良いでしょう。



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さて、映画「インフェルノ」の舞台はこれで最後です。

今回は映画にかこつけて、常々皆さんにお勧めしたかった

「フィレンツェの眺めの良い場所」は気に入って頂けましたたか?

是非行ってみてくださいネ!(^-^)ノ~~


それではまた

フィレンツェの天翔船より




2017年11月27日

「インフェルノ」の舞台B〜ベッキオ宮殿を脇から見てみる【フィレンツェ観光】

みなさん、こんにちは!今日もダンブラウン原作の映画、

ロン・ハワード監督、トムハンクス主演の「インフェルノ」 Inferno

にちなんでフィレンツェの見どころを紹介しようと思います。


過去記事もどうぞ!

@映画「インフェルノ」の舞台〜ドウォーモとサンジョバンニ礼拝堂はこちらから

A映画「インフェルノ」の舞台〜ベッキオ宮殿とシニョリーア広場はこちらから


Palazzo Vecchio
ヴェッキオ宮殿の脇

ベッキオ宮殿 (3).jpg

さて、前回の記事ではベッキオ宮殿の正面だけを紹介しましたが

今回はちょっと趣向を変えまして、脇から見たヴェッキオ宮殿に

クローズアップしていきたいと思います。

一番上の写真の中央をご覧ください。


よく見ると結構ボロボロです。

今まで立派だと思っていたパラッツォ・ヴェッキオでしたがよく見ると

崩れかけた部分もちらほらあるという事に気が付きました。

そこで、今回は日本ではあまり考えられないイタリア事情等

(かなり古い建物を改修・増築して古いものも

新しいものも残して使っているという)

をBlogで皆さんに紹介しようと写真を撮ってみたところ・・・

ベッキオ宮殿 (1).jpg

PCで画像を見ながらあとから気づいたのですが

開いた窓から見える豪華な天井を見た時、その窓のある部屋は

あの「500人広間」の天井かも?という事に気が付きました。

ベッキオ宮殿 (7).jpg

「500人広間」とは、もちろんインフェルノでも序盤のストーリーで

メインの場面として出てきますが

あの、「五百人広間」にはヴァザーリの巨な壁画に隠された

レオナルド・ダ・ヴィンチの失われた未完の壁画があるかもしれない、

という事で世界中から注目されている場所なんです。

詳しくは下の記事に書かれているので是非目を通してみてください。


500人広間にてファッションショー【フィレンツェのファッション展示会 ピッティ PITTI】


Salone dei Cinquecento
五〇〇人広間

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今まで何回か五〇〇人の間に入ったことがあった時の記憶から

建物と各部屋部屋の配置を考えたり、

(ちなみに私は方向音痴ですσ(^_^;))

ネットでも500人広間を検索し色々と画像を見ながら窓の配置や

広間の天井の上

(インフェルノの映画でも出てくる屋根裏部屋みたいな部分)の写真

(こちらのトリップアドヴァイザーから画像を見ることが出来ます。)と

見比べてみたところ、絢爛豪華な五〇〇人広間なので、

外側からはなかなか想像がつきませんでしたが、

やはりこの記事の一番目の画像の中央部分に500人広間がある

と、確信できました。


もっと知りたいボッティチェッリ 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション) [ 京谷啓徳 ]



ぼくらのイタリア旅行記(2(フィレンツェ・ヴェネツィア) 12日間の奇跡 [ 中津克己 ]





さて、前置きが長くなってしまいましたが   (*'-'*)エヘヘ

今回、何が言いたいかというと

「建物のボロボロの部分にあの著名な500人広間があるんですね、

びっくりです」でした。

ド━━Σ(ll゚艸゚(ll゚艸゚ll)゚艸゚ll)━━ン!!!

いかがでしたか?


さて、映画「インフェルノ」の舞台は次回で最後です。

お楽しみに!!

フィレンツェの天翔船より


2017年11月23日

「インフェルノ」の舞台A〜ベッキオ宮殿とシニョリーア広場【フィレンツェ観光】

みなさん、こんにちは!今日もダンブラウン原作の映画、

ロン・ハワード監督、トムハンクス主演の「インフェルノ」 Inferno 

にちなんでフィレンツェの見どころ2回目を紹介しようと思います。


「インフェルノ」の舞台@〜ドゥオーモとサンジョバンニ礼拝堂 
はこちらから


さて、今日の舞台はベッキオ宮殿と宮殿のあるシニョリーア広場。

*時々日本語での表記だと私自身も間違いやすいのですが
「シニョーリア広場」とよく書かれています。でもイタリア語の発音だと
正しくは「シニョリーア」になります。


Palazzo Vecchio
パラッツォ ヴェッキオ (ヴェッキオ宮殿)

ベッキオ宮殿 (6).jpg

フィレンツェの秋の深まる頃って、いつもこんな感じのグレーな曇り空で、

街中は重くてミステリーな雰囲気が漂うので、

実をいうと個人的には一番好きじゃない時期なんですが

殺人とか、陰謀が話題を占めるダン・ブラウン氏の小説の舞台には

ふさわしいイメージかもしれないですね。


いつもはほとんど見もしない、右側手前の回廊

「ロッジャ・デイ・ランツィ Loggia dei Lanzi 」 (WIKI)の彫像を

クローズアップしながらパラッツォ・ベッキオの入り口の一つを

撮ってみたところライオン像のもつ独特のおどろおどろしさの漂う

画像になり、今回のテーマにはまっているかも、と思いました。

左下にはミケランジェロのダヴィデ像のレプリカがあります。


Loggia dei Lanzi
ロッジア・ディ・ランツィ (手前 右)

ベッキオ宮殿 (4).jpg

ベッキオ宮殿は

何世紀も前からフィレンツェの市政の場として活用されていて、

重要な歴史的建造物としてはもちろん、

今現在もフィレンツェ市の市庁舎と、博物館として、

観光だけでなく、役所の手続き、結婚式、市民ホールとしても

多方面で市民や観光客に親しまれ利用されています。


ここしばらく隣にあるウフィッツィ美術館の圧倒的な知名度のせいでか

若干、陰の薄い存在であったベッキオ宮殿博物館も、

近年はダン・ブラウン氏の小説のおかげで、

その素晴らしい存在価値を多くの人に認識されるようになった

のではないか、と個人的には喜んでいます。


Piazza della Signoria
シニョリーア広場

シニョリーア広場.jpg

ベッキオ宮殿のあるシニョーリア広場には

有名な老舗カフェのCaffe Rivoireもあります。

カフェ・リヴワールはカフェの他、チョコレートなどでも有名で、

秋にはマロングラッセのような季節限定のお菓子類なども

とても美味しいです。

イタリアでは立ち飲みであれば大概、老舗の有名カフェ店でも

お手軽なお値段でカフェが出来、ちょっとした休憩にお勧めです。


Piazza della Signoria
シニョリーア広場

シニョーリア広場2.jpg

フィレンツェの中心外のメインとなる広場には馬車もあり,

有料で市内観光ができます。

(時々、時代衣装を着た御者の方もいて、素敵です)

もし興味のある方は、御者の方に直接声をかけて見てください。

値段の交渉をすることも可能だそうです。(・ω・)b

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さて、2回目の映画「インフェルノ」の舞台〜ベッキオ宮殿と

シニョリーア広場はいかがでしたか?



「あ〜、フィレンツェ行ってみたいな〜」Oo。。( ̄¬ ̄*)

とあなたに思っていただけたら、幸いです。

ワ━ヽ(*´Д`*)ノ━ィ!!!!

Bに続きます。

それではまた

フィレンツェの天翔船より


2017年11月19日

「インフェルノ」の舞台@〜ドォーモとサンジョヴァンニ礼拝堂【フィレンツェ観光】

今日は先日の話題に続き、

ダンブラウン原作の映画、トムハンクス主演の「インフェルノ」にちなんで

フィレンツェの見どころを紹介しようと思います。

Battistero di San Giovanni,
サン・ジョヴァンニ洗礼堂
Cattedrale di Santa Maria del Fiore  (Duomo di Firenze) 
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 (通称フィレンツェのドゥオーモ)

ドゥオーモ.jpg

やはり、フィレンツェといえばまず

赤い大きな卵型のクーポラが特徴のフィレンツェのドゥオーモと

手前の八角形の建物がサンジョヴァンニ礼拝堂です。


映画の中でも主人公のラングドンがダンテのデスマスクを

このサンジョバンニ洗礼堂で見つけるシーンがあります。

洗礼堂内は私自身、大昔に入ったことがありますが

外から入る太陽の光がキラキラしているのが

とても綺麗で印象的に残っています。


(サンジョバンニ礼拝堂には有料で入場することが可能です。)


余談になりますが

サンジョバンニ洗礼堂は、ロレンツォ・ギベルティが作った

「天国への門」と呼ばれている東側の扉が特に有名です。

黄金色の扉、「天国への門」は現在は飾られているのはレプリカですが、

本物の「天国への門」は1966年11月4日に起こったフィレンツェでの大洪水で

被害を受けた為、その後何十年もの修復期間を経て

近年からドゥオーモ所属博物館内にて見学が可能になっています。

レプリカの扉も素敵ですが、本物は見る価値ありの素晴らしい作品ですので

お時間のある方は是非ドゥオーモ所属博物館に行かれることをお勧めします。

ドゥオーモ所属博物館はドゥオーモ広場内、

ドゥオーモのファザードがある場所の入り口を表としたら、

その裏側にある建物から入った場所になります。

ドゥオーモ (2).jpg

さて、こちらの写真は、ドゥオーモと洗礼堂の大きさを理解していただくために

わざと人影無しと人影ありの写真を掲載しました。

上の写真だけを見るとこじんまりしているように見えますが、

2番目の写真で見るとかなり大きい建物である事が分かっていただけるかと思います。

特にドゥオーモはかなり大きく、赤い巨大なクーポラは

飛行機からもよく見ることが出来るほどです。


Badia Fiorentina
バディア・フィオレンティーナ(左の塔がある教会)

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次はバディア・フィオレンティーナ (WIKI イタリア語)という教会。

(badia バディアという意味は abbazia アッバツィアという意味。ある種の修道院)


この教会はフィレンツェの重要で古い教会の一つですが

観光地としては知っている人はそんなにいないと思いますが

映画「インフェルノ」では、キーパーソンとなる、あのゾブリストが

追い詰められて身を投げる場面が、この教会の塔からになります。

「インフェルノ」以降は、恐らく知名度がかなり上がったのではないでしょうか?

ウフィッツィ美術館やベッキオ宮殿から徒歩で〜3分位の距離にありますので、

観光のついでに立ち寄られるのもいいかもしれませんね。


Via della Spada
ヴィア・デッラ・スパーダ (スパーダ通り)

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さて、次はこちら。

こちらは観光地でもないのですが、フィレンツェのドゥオーモなどからも近く、

有名なブランド街であるトルナブオーニ通りから入ってすぐの場所にあります。

とはいうものの、いわゆるちょっとした裏道感と庶民風の雰囲気が残る通りで

物語の序盤ではFelicity Jones扮するシエナ・ブルックスの「自宅」からの

景色の一つがここ、ヴィア・デッラ・スパーダでした。映画のシーンでは

このスパーダ通りと、そこからすぐのデッレ・ドンネ通り (via delle  Donne)近辺が

映っているのを見た時、「え、こんなところで?」と意外でしたが、

私自身も結構なじみのある場所だったのでちょっとうれしかったです。

ワ━ヽ(*´Д`*)ノ━ィ!!!!

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映画「インフェルノ」にちなむフィレンツェの旅は次回に続きます。
お楽しみに!!(°∀°)b

フィレンツェの天翔船より


2017年11月16日

トム・ハンクス主演映画「インフェルノ」を観賞した感想とダンテのデス・マスク


比較的最近ですが、

自分が住むフィレンツェが物語の序盤の舞台になっている

ハリウッド映画トム・ハンクス主演の「インフェルノ」を見ました。


数年前にダン・ブラウン氏の書いた本「インフェルノ」が

出版されたばかりの時に自分の住むフィレンツェが舞台の一つである

というのを聞いてすぐに買って読んだのですが

同氏の書いた「ダヴィンチ・コード」を読んだ時よりも

いわゆる「興奮度」というものが数段分少なく、

正直いうと期待はずれだったかなというのが正直な感想でした。


もしかしたらダヴィンチコードの時には、

舞台がフランスだったというのもあり、身近ではない場所で

あまり知らない言葉を題材に繰り広げられる舞台である方が

「読み手である」自分の頭の中で生まれる想像力が

文章をさらに引き立てる作用があるのかもしれません。


今回の「インフェルノ」のようにほとんどの舞台や芸術作品が

実際にどこにあってそれはどの様な物質であるかを

ある程度見知っていた為「小説に書かれているのは、アレか。」位しか

思えなかったのが原因なのか

それともダ・ヴィンチ・コード Da Vinci Code の時の様に

あれだけ世界中でヒット作し話題となった小説と映画化とまでなると

その後に書かれる小説はやはりただ単にビッグビジネスと変わり

作者の作品に対する情熱もほとんどなく、ただ数や量といったものを

こなせばいいという姿勢でもし作品が作られたとしたら

(あくまでも私の憶測の域ですが)

やはり人間にその情熱が伝わらない為に

以降の小説が以前の様なものでなく

とても期待はずれになってしまうのかなと思いました。

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*****こちらが物語内に登場するダンテのデス・マスクです*****

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小説と映画の中に出てくるベッキオ宮殿にある
詩人ダンテ・アリギエーリ(Dante Alighieri)のデスマスク

******************************************************


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とはいえ、自分の住む街を舞台に自分にとって馴染み深いものが

小説や映画に登場するのは興味深いのは確かです。


ということで、前置きが少し長くなりましたが

映画「インフェルノ」が巷に出て随分経ちましたが

小説がそんなに期待できるのではなかったので

すぐに映画館に見に行かず遅れて映画を見た感想は、

結論から言いますと「まあ普通」でした。


でも映画を見ながら

「これはフィレンツェのどこだろう?あ、あそこか。へ〜。」

「ボーボリ庭園のあそこかー」

「あ、あのベッキオ宮殿の秘密の通路は入ったことがないけど

ああなってるんだな。」

「五百人広間の上ってあんな風なのね」と、

色々興味深く見れたのは確かです。


物語はフィレンツェを後にしその後ヴェネツィア、

そして最後はトルコのイスタンブールへと舞台を変えて行きますが


まあ他のダン・ブラウン氏が書かれた小説の映画化された作品を

見るのと同様にとにかく謎解きが終わった途端、

次々と違う場所に引っ張られていき

そこではまた新たな謎解きが待っている〜というパターンに

「やっぱりか」、と感じOo。。( ̄¬ ̄*)

そして、後半にいわゆる「予想もできないどんでん返し」の様なものが

登場するのを見て「またか」、と感じながらながら

早くラストが訪れるを待ちながら見終わりました。(^-^)ノ~~

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映画の舞台の一つとなったヴェッキオ宮殿美術館五百人の広間

ちなみにダヴィンチコードの小説の時はかなり興奮しながら

早く続きが読みたい、ラストが知りたいと思いながら読んだのを

強烈に覚えていますが


知らない言葉が多買った為にどんな内容だったのか

今はほとんど覚えていないし、唯一覚えているのは

レオナルドが書いたミラノの最後の晩餐にはキリストの使徒の一人が

実はマグダラのマリアであり彼女はキリストの子供を身ごもっていた、

という事位ですがとにかく小説はその後しばらくは好きでしたね。



ただ、ダンブラウンの複数の小説と彼の原作の映画を見終わった後に

感じることは、とにかくワンパターンであること


先を急がせようと次から次へと謎をポンポン置いていく設定で

意図的に視聴者の感情を焦らせようとしていること

後半に現れる予期できないどんでん返し (((( ;°Д°))))


これらのパターンが読めた後の今現在感じるのは

言い方は失礼かと思いますが

「すごい安っぽさ感が残る」、と思いました。 (・∀・)


*以上はあくまでも素人の一読者としての率直な意見です。

偉そうにすみません。ダン・ブラウン氏やファンの方々、

何卒お許しを m(_ _ )m 

*それと以下は捕捉になりますが、

(フィレンツェの現役ライセンスガイド筋からのお話や

WIKI ITALIAの情報によりますと)

ダン・ブラウン氏の小説と映画「インフェルノ」には

いくつか事実と異なる部分があります。

なので、他の作者の小説同様にあくまでも小説として楽しむのが

丁度いい位ですね。



それではまた!

次回の記事は映画「インフェルノ」の舞台を紹介します。お楽しみに

フィレンツェの天翔船より


2017年11月14日

ウンブリア州ペルージャの市場〜【イタリアの日常生活】


今日はイタリア人にとっての日常生活の一つである、

市場(メルカート Mercato)の紹介です。

今回紹介するのはまだ夏の名残が残る初秋の頃の週末に

フィレンツェのあるトスカーナ州のおとなり、

ウンブリア州にあるペルージャで見かけた市場です。

ウンブリア州 ペルージャ 市場.jpg

イタリアの市場は平日の早朝から大体14時にかけて、

休日の市場だと早朝から大体日が暮れるまでの夕方くらいまで

開催していることが多く、

大体は散歩がてらですとか、暇つぶしにぶらぶらする目的で

家族やカップル、親戚、友人などで市場に出かけることがあります。


「きちんと商品が整理整頓され、必要な設備を完備した立派な店舗や

アドバイスをくれる店員さんなどのサポートサーヴィスはない」

代わりに基本的にお値段はかなり安く設定され

運にもよりますが、かなり掘り出し物も多いです。



例えば洋服関係などですと試着室もほとんどのところがなく、

あってもかなり簡易な試着室があるのみ。

まあ値段が値段なので、万が一似合わなくてもサイズが

あっていなくても数ユーロ〜10ユーロとか、20ユーロ以下だったしな、

と基本的に諦められる値段の商品を売っています。


商品も露店によって色々違うのですが

中古品を扱う店ですとか、傷物・アウトレット商品などを

売っているところ、などまちまちです。

イタリア ペルージャ ウンブリア 市場.jpg

洋服や靴などの装飾品以外では

よくある代表例が

日常に使われる雑貨(テーブルクロス、カーペット、カーテン等)を

売っている店、

メルカート 市場.jpg

八百屋さんや、

(*スーパーなどではあまり見かけない野菜を売る店や

農家が農作物を直接売りに来る場合もあります。)

ペルージャ メルカート .jpg

あとは、チーズハムなどの総菜を売るお店などがあります。

ちなみに市場での野菜や食べ物に関しては普通のスーパーで買うより、

少しこだわりのある食品を売っていることが多いかもしれません。

メルカート ペルージャ.jpg

市場といっても色んなタイプの市場があります。

今回ご紹介した市場は日常の雑貨・食品を扱う普通の市場でしたが、

他にも骨董専門市場や自然派の市場など

テーマがある市場もあり、市場によっても色んな顔があります。

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それではまた!!

フィレンツェの天翔船より

2017年11月12日

最終章〜高台のフィエーゾレから見たフィレンツェ【イタリア観光】

長く続いたフィエーゾレについてですが、いよいよ今日で最後です。

前回はこちらからどうぞ


今回は高台に位置するフィエーゾレから眺めるフィレンツェの様子をお届けします。

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見晴らしの良い場所は、観光者は勿論、

夜は美しい夜景を見に若者のデートスポット として人気があります。

フィエーゾレは、フィレンツェよりも先に出来た町だそうです。

エトゥルリアや古代ローマ時代は今のような赤レンガの屋根の建物が並ぶような景色は

勿論無かったでしょうが、それでも、ここから見下ろす景色はさぞ美しかったでしょうね。

この写真は、一部ではありますが、フィレンツェの全体像を見ることが出来ます。
 
これを見ると、東京やその周りの関東の街並みの規模違いが分かりますね。

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やっぱりフィレンツェはこじんまりしている街だと思います。

それではまた!!

フィレンツェの天翔船より

2017年11月11日

Bフィエーゾレの古代遺跡〜ローマとエトルリア【イタリア観光】

フィエーゾレに残る古代ローマとエトゥルリア遺跡 、今日は三回目です。

前回はこちらからどうぞ

今回は有料エリアから出て、少し歩くと見ることが出来る場所にあります。

有料ではないせいか少し雑草が生えてたり、

遺跡の石がそのままごろりと転がったままで整備されていませんが、

雰囲気は味わえると思います。

こちらがエトゥルリア時代の墓といわれている場所です。

フィエーゾレ 古代エトルリア 墓 (1).jpg

このとなりにもう一つあるのがこちら


フィエーゾレ 古代エトルリア 墓 (2).jpg

実は、この写真からは見えない側に、入り口のようなものがあり、

石の扉のような物で閉まっているのです。
  
きちんと写真を撮らなくて、ごめんなさい。 ・°・(ノД`)・°・


もし、扉を開けたら、エトゥルリア時代のお墓があるんでしょうけど、

一般公開はされてないと思われます。




ちなみに、この場所は少し傾斜がかかっている場所に建てられています。

そういえば、山とか、ピラミッドのような形の下には

UFO基地があるとか、宇宙の英知が眠っている、

という噂をネット内の情報で聞きますよね?

私は、このフォエーゾレのエトゥルリアの墓にも

何か凄い人類の秘密などが眠っているのではないか、

という気がしないでもないです。


そういえば、エトゥルリア人のことについて何も知らなかった頃、

一回だけ違う町にあるエトゥルリア人の墓、といわれてる

集合墓地の中に見学に行ったことがありますが、

何せかなり昔の事なので、うろ覚えですが、

(どこの町だったのかも覚えていません。)

何で集合墓地なんか作ったんだろう、

という気持ちで見学した覚えがあります。

墓地というよりはあまり怖い印象はありませんでした。

まさに異空間という言葉が相応しいかもしれません。

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こんな漫画もあるんですね〜♪  ↑↑↑ (^_-)-☆ 


どうでしたか?

皆さんもエトゥルリアに興味を持っていただけたでしょうか?

良ければ、ネットで色んなことを調べてみてください!

イタリア語でEtrursco, Etrurschi , Etruriaなどのキーワードで

画像を調べれば沢山の写真が見ることが出来ます。面白いですよ!!


良ければ、お気軽に感想も聞かせてください!

お待ちしております。


そして、次回は高台のフィエーゾレから見た

フィレンツェの景色をご紹介します。お楽しみに〜!

フィレンツェの天翔船より



本物に価するレザー製品を厳選し、出逢いをお届けするメンズ向けセレクトショップ。
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フィレンツェの天翔船
イタリアに住むフィレンツェの天翔船と申します。 アメブロでブロガーとしてスタートしたのが2012年の12月。 スピリチュアルなものから、観光に役立つこと、ルネッサンス時代の芸術、料理やイタリアでの日常生活、イタリア人の生活習慣エピソードなどを書いています。 ファンブログでは今まで書き貯めた記事の中でも特に優良だと思う過去記事を読みやすく一気にまとめて編集し直したもの「まとめ版ブログ」と、私のおすすめする一品もご一緒に紹介させていただきます。アメブロ版共によろしくお願いします。 https://ameblo.jp/firenzenoamakakerufune/
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