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2017年11月10日

Aフィエーゾレの古代遺跡〜ローマとエトルリア【イタリア観光】

今日はフィエーゾレに残る古代ローマとエトゥルリア遺跡2回目です。

一回目はこちらから

フィエーゾレ考古学エリア古代ローマ 浴場.jpg

このレンガ色のところは昔来たときにはなかったですので、

恐らく最近再現された部分かもしれません。

浴場エリアです。

フィエーゾレ考古学エリア古代ローマ (1).jpg

こちらは、前回のブログにのせた扇形の劇場の脇にあった建物です。

もしかしたら、劇場の控え室とか裏方などが待機する場所だったかな?

な〜んて!

フィエーゾレ考古学エリア エトルリア 古代ローマ  神殿.jpg

こちらはエトゥルリア人が立てた 神殿を利用して、

後ほど古代ローマ人が自分達の神々を崇拝する神殿を作った跡です。

(張りぼての木彫像が残念ながら、せっかくの神秘的な雰囲気を

台無しにしてる気がするのは私だけでしょうか?

昔はこんなのなかったのに、

どうしてこういうのを置くようになったのか意味不明です)


そういえば、この考古学エリアの周りの一部を囲むように、

紀元前4世紀頃に立てられたエトゥルリア時代の壁

(城壁のような大きくて、頑丈そうな壁)が残っています。

ここにはそれについての写真はありませんが、

ウィキ・伊版の写真をみると、

上の写真の神殿の左側の中間くらいにある壁と非常に似ていますので、

大きな石がまっすぐに切られているのがつんであるのがエトゥルリア、

小さめの石を積み上げてるのが古代ローマ時代の物なのかなあ?

と思っています。



2000年以上に作られた建物の遺跡の年代を見分けるのは

難しいと思うのですが、

多分、見慣れてくると違いは分かってくる物なのでしょうか?

その昔、エトゥルリアと古代ローマの違いが全く分からなかったのと、

こんなに古い遺跡を一体どうやって分かるのか、皆無だったので、

あるイタリア人に

「どうやって、古代ローマとエトゥルリアの違いを分けるの?」と

素朴な質問をしたところ、


まず、ビックリされ、飽きれた顔をしながら

「2つの民族は全く違っていて、人種も文化も違う物だった」

と言われたことがあるのですが、

当初はどうやって見分けがつくのか全く分かりませんでした。


最近は、興味が出始め、何箇所かエトゥルリア遺跡をみたり、

ネットで情報を集めるなどして独自に調べる事によってわかったのは、


エトゥルリアの遺跡は

大きな石を正確に切って積み上げてる紀元前の技術で

どうやってきったんだろう?と思わせるような超人的な技、

壁画や壷などに残っている絵柄が、東洋文化に近い感じ

という印象を受けました。

フィエーゾレ考古学エリア古代ローマ (4).jpg

まるで、宇宙人とか、超人的な人たちだったんじゃないかな?

なんて気もします。

ローマ人と同化したとも、

忽然と消えたとも言われている謎多い文明エトゥルリアです。



あるイタリア人から聞きましたが、

学校でもエトゥルリアについては大した事は教えてくれないとか。

トスカーナを中心とする地域には沢山エトゥルリアの遺跡が

残っているのですが、それを見てもよく分からないのか、

それとも彼らの存在について、教育する側があまり詳しく

教えたくないのか・・・・?

ますます、怪しく思えてきました。

都合が悪い事をしえたくないときは、知られたくない真実、

庶民には伏せておきたい何かがあるはずですからね・・・。

やっぱり、エトゥルリア人は宇宙と関係ある民俗なのではないか、

と思えてきます。


それと、世界各地で紀元前前の人間のほうが、

紀元後よりも優れた文明を持っていたらしい、

ということが共通するのは何故だろう?と、

思いませんか?

フィエーゾレ考古学エリア古代ローマ (3).jpg

そして、最後にこれ。

神殿のすぐ傍にありました。

生贄の祭壇に見えますが・・・・。怖いですね〜。

人間を乗せるには少し小さいくらいの大きさです。

古代ローマ時代は動物を捧げていたそうですので、

動物を乗せられるくらいの大きさだと思われます。

 

イタリア古代山岳王国悲歌 [ 増山暁子 ]



図説古代ローマの戦い [ エイドリアン・ゴールズワーシー ]




次回も続きます!

お楽しみに〜!!


フィレンツェの天翔船より



2017年11月09日

@フィエーゾレの古代遺跡〜ローマとエトルリア【イタリア観光】


フィエーゾレのゾーナ・アルケオロジカ 考古学ゾーン〜Zona Archeologica〜
フィーエーゾレ考古学ゾーン古代ローマ (4).jpg

みなさん、こんにちは!

3回に分けて書いたフィエーゾレの様子ですが、

楽しんで頂けたでしょうか?

まだの方はこちらから過去の3記事をご覧ください!



写真を見ているだけで、きっと普通の町とは違う、

なんともいえない空気があるのがわかっていただけたと思います。

本当に、フィエーゾレって天空と繋がっている気がします。

また、それと同時に、ガリバルディ達のメイソン握手の銅像が

無言で語ってくれるように、まるで、何か黒い陰謀が、

光り輝く風貌の街の影に潜んでいるような気がしないでもありません。


さて、今日はエトゥルリアと古代ローマ遺跡が残る場所を紹介したいと思います。

まずは有料エリアにある扇形の劇場です。

フィーエーゾレ考古学ゾーン古代ローマ (3).jpg

そういえば、この古代ローマ時代の劇場は、

現代でも夏に野外コンサートや野外オペラなどに実際に使用されます!!

Σ(=°ω°=;ノ)ノ

びっくりでしょう?イタリアの凄いところはそれなんですよ。

古代遺跡を現代でも実際に利用するなんて日本では考えられませんよね。

夜、 星空の下で古代遺跡という場所 で開催される野外コンサート

素敵だろうな〜(*´Д`)=з

ちなみにチケットは普通より高めだそうです。



この考古学エリアは、主にローマ以前にこの街に住んでいたエトゥルリア人達が建てた遺跡に、

それを利用して後からローマ人が作ったそうですので、

残っている遺跡の目に見える場所のほとんどが古代ローマ遺跡だと思われます。

フィーエーゾレ考古学ゾーン古代ローマ (2).jpg
なぜか

何年か前から登場したと思われる木彫のぼってりした人型が・・・・

10年以上前に見た時は無かったのに・・・・

無いほうがすっきりとしたミステリーな雰囲気があったんだけど、なんでだろう??

カカシみたいな役目?

聖霊がおりてこないように?

(私の勝手な妄想です。スルーしてください! )

フィーエーゾレ考古学ゾーン古代ローマ (1).jpg

こちらは、上の写真を少し高台に立ったところで真横から撮った写真です。


次は浴場だったと思われる場所。

フィーエーゾレ考古学ゾーン古代ローマ (5).jpg

結構広いですね。

この街は丘の上にあるのですが、本当に先日のブログで書いたように、

天とつながってる雰囲気がある、という場所がいくつかあります。

この写真も、なんかそういう感じがする場所の一つだと、私は思います。


フィエーゾレ考古学ゾーン古代ローマ (6).jpg

次回もフィエーゾレの遺跡の続きを書きますので、お楽しみに!

スパルタン 戦士 子供用 コスチーム 古代ローマ 古代ギリシャ ハロウィン コスプレ コスチューム・衣装



古代 ローマ 皇帝 ネロ 至高の コスチューム 男性 大人用 ハロウィン コスプレ パーティー テルマエ ロマエ 衣装 パジェント ページェント



この場所にはこんな衣装が似合うかも?

フィレンツェの天翔船より



2017年11月08日

Bフィレンツェの高台にある町 フィエーゾレ ~Fiesole~(番外編)【フィレンツェ観光】

さて、今回はフィエーゾレ 3回目です。(今日は一寸変わった番外編です!)

1回目
2回目  については、過去記事をみてくださいね!

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ここの広場が、フィエーゾレのメイン広場です。

この広場には、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世と

ジュゼッペ・ガリバルディが握手してる銅像があります。

(写真の一番右側にあります。)


ガリバルディとヴィットリオ・エマヌエーレ2世はフリーメーソンだった、

と聞いてましたが

まさか、ほんとにここの銅像までメーソン特有の握手をしてるとは・・・

そんなことを全く知らない人にはただのさわやかな握手と思うかも

しれませんが、知ってる人にはその意味が大体わかるはずです。

これ、そのものですよね?

ちなみにジュゼッペ・ガリバルディについて、wikiをみると、

歴史上、英雄だってことになってますが、

私は今まで、ガリバルディやマッツィーニを

英雄扱いしてるイタリア人を見たことがありません。 

それどころか、人によっては

イタリアは統一してくれないほうが良かったんだから、

ガリバルディなんかいなければ良かったって

言ってる人がいるって聞きましたよ。

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話はフィエーゾレに戻りますが、

この町のメイン広場にまるで英雄のように、

この銅像が堂々と建ってメーソン独特の握手してるということは、

彼らがこの町を乗っ取ったという勝利の証を置きたかったではないか?

あと、この町が彼らにとってなにか重要なものがあって、

どうしても、手中に収めておきたい物でもあったのだろうか?

という気がしてなりません。

フィエーゾレには独特な、魔法のような雰囲気があるというのか、

もしくは何か、フィレンツェなども含めての

この近辺の霊的なガードの重要な役割が存在していたのではないかなあ、

それで、まず手中に収めたかったのと、

彼らの支配下にしましたよ、という事を

わざわざ銅像にのこしていきたかったのかな?

などなど、考える事がつきません。

ガリバルディ イタリア建国の英雄 (中公新書) [ 藤沢房俊 ]



「イタリア」誕生の物語 (講談社選書メチエ) [ 藤沢房俊 ]





とにかく、観光だけじゃなくて、色々秘密がありそうなフィエーゾレです。

近いうちに、有料でしか入れない遺跡のある考古学エリアに書きますのでお楽しみに!

続きの考古学エリアはこちらから

フィレンツェの天翔船より



2017年11月07日

Aフィレンツェの高台にある町 フィエーゾレ〜Fiesole〜【フィレンツェ観光】

さて、前回に続き、今日はフィエーゾレの2回目です。

フィエーゾレのメイン広場からすぐそばにある、

短いけど急な坂の終わりにあるサン・フランチェスコ教会からの景色をお届けします。

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教会正面です。

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 正面から、坂道を見下ろすと、フィレンツェの町並みが遠くに見えます。

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 教会内の回廊です。

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修道士がこういう小さくて質素な部屋で毎日過ごしていた場所でしょうか。
 

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いかがでしたか?

日本にいると、なかなかこういう世界を垣間見ることはめったにないのではないで


しょうか?


また、Bに続きます。

フィレンツェの天翔船より


2017年11月06日

@フィレンツェの高台にある町 フィエーゾレ〜Fiesole〜【フィレンツェ観光】

今日はフィレンツェの高台にある町、フィエーゾレを紹介します。

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フィエーゾレはフィレンツェの中心街からバスに乗って

15分〜20分ほど坂道を登って行くとつく場所にあります。

高台にあって、見晴らしがいいところだからか、

住宅のお値段は高いそうで、名だたる高級住宅街の一つでもあります。

随分昔にきいた話ですが、ニュースキャスターなど、著名人、お金持ちが

住んでるところだと聞きました。

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ちなみに、フィエーゾレという町は、

フィレンツェが出来るよりもずいぶん前に集落が出来ていたそうです。

イタリアでよく聞くのが昔の人はよく高台に街を作った、という話です。


フィエーゾレの街並みの多くは中世に立てられた物ですが、

紀元前3世紀頃に立てられた、

エトゥルスキの壁(城壁に似ている頑丈そうな壁)や、

エトゥルリア時代のお墓などが、歩いていると

街にちらほらと小さな古代遺跡をみかけることがあります。




他にも有料で入れるエトゥルリアと古代ローマ時代の考古学エリア

(扇形劇場、浴場、神殿など)があります。

遺跡については近いうちに、書きますね!

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こちらは、小さな教会です。かなり古い雰囲気があります。

今現在よく見かける立派な教会とは雰囲気が違い、かざっりけがないです。

中に入ったら、真っ暗で何も見えない状態で、誰かのぶつぶつ声が聞こえ、、

まるで呪文のように思えて怖かったのですが、

段々目がなれて暗闇から女性が一人で祈っているのが見えました。

お化けじゃなくてよかった。(;^_^A


さて、お次はお気に入りの写真です。

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これが一体なんなのかわかりませんが、

フィエーゾレからフ下にあるィレンツェを一望できる

景色が良い場所の近くにありました。



ある人にこの写真を見せたところ、

「うわ〜、まるで天とつながっていそうな場所ですね!」と、

おっしゃってくださいました。


確かに、そういわれてみれば、フィエーゾレのそこかしこの場所で

天とつながっていそうな空気が漂っています。

考古学エリアもそういう雰囲気があるんですよ。


なんか、ただの勘なんですが、このフィエーゾレだったら、

簡単に宇宙とコンタクトを取れるのかなって気がします。

私は、謎の多いエトゥルリア文化に興味あるのですが、

この街を選んで住んだエトゥルリア人は、

もしかして、宇宙人か、もしくは宇宙人のような凄いテクノロジーと

技術を持った民族だったのではないかと思っているのですが、

天とつながっていそうな場所、

だからフィエーゾレという場所を選んだのだろうか?

などと、色々考えることがあります。

フィレンツェから近くいので、交通の便も良いので、

もしフィレンツェにきたら是非こちらにもよってみてください!

話は次回に続きます。


フィレンツェの天翔船より

2017年11月04日

フィレンツェの大道芸人〜婦人画像のチョークアート

みなさん、こんにちは!ヾ(@°▽°@)ノ

今日は中心街で時々みかけるフィレンツェの大道芸人についてです。

大道芸人はいつどこで遭遇するかわからない、

しかしイタリア、フィレンツェを旅行する際には

必ずどこかで出会う人達。

凄い人たちから、「別に〜」と思う人まで色々いますが、

あなたのイタリアでの旅を彩る素敵な脇役さん達です。

さあ、あなたはどんな人と遭遇するでしょうか?


さて、今日ご紹介するのはこちらの方。

婦人画のチョークアートパフォーマーです!

チョークアート(1).jpg

見本画を横に置きそれを見ながら道路にチョークで丁寧に描いています。

たかがチョークで描く絵とはいえ

最後まで書き上げるには恐らく数時間かかると思われます。

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ちなみに、フィレンツェの中心街の路上で

チョークアートを書かれている方は何人かいるんですが

今回の男性は白人男性が1人で描いていました。

mitibataArt (2).jpg

さて、このチョークアートですが、

チップをはずむとアーティストの方がわざわざどいて

じっくりと写真を撮らせてくれるようです。

私自身はわずかなチップを置いただけだったので

チップをおいて黙ってささっと写真をとりましたが、

もし胸を張れるくらいのチップを置くのであれば、

入れるチップを見せながら「写真を撮らせてくれ」とお願いすれば

アーティストさんが作業を止めてあなたの為にわざわざどいて

絵だけの素敵な写真を撮らせてくれるかもしれません。

興味がありましたら、試してみてください。

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それではまた〜!(°∀°)b

フィレンツェの天翔船より

2017年11月02日

Aヴィッラ メディチェア ディ カステッロ〜Villa medicea di Castello

先日の記事 @ヴィッラ メディチェア ディ カステッロ ですが

いかがでしたか?

文章を書いてる自分でも、気分が明るくなるような美しい景色を

みなさんに紹介することが出来て 大変嬉しく楽しみながら書いています。


さて、今日皆さんにお届けするのは

古代から中世の歴史がこれでもかと残るフィレンツェを

身近に感じていただけるネットでのヴァーチャル体験のススメです。



まず、こちらのwiki

みていただくとわかるのですがこのような絵が掲載されています。


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ヴィッラ ラ ぺトライア Villa La Petraia【フィレンツェ観光】

の記事の中で


ぺトライアの別荘内にはブリュッセル出身の画家 Giusto Utens作の

メディチ家のヴィラの数々が描かれた、有名な半月型の絵のコレクション

があり、時々一般公開もされる、と書きました。

そのコレクションの中の一枚がこの半月型の絵であり、

ヴィッラ メディチェア ディ カステッロが描かれています。



この4世紀前に描かれた絵をまじまじと見てからその次は

イタリアのグーグルマップから航空写真でフィレンツェの地図内の

ヴィッラ メディチェア ディ カステッロをみてください。

上空からのヴィッラの様子を皆さんも見ることが出来ますよ!!! 

ヴィッラ・ぺトライアもそばにあるので見てくださいね!

(*方法 https://maps.google.it を開けて、

Villa Medicea Di Castello Firenzeで検索してみてください)



見比べてみるとそんなに変わっていないのが大体わかると思うのですが、

変わっているのはいくつか池や噴水と思われるところがなくなっている、

建物を囲っている塀の外側の道路がコンクリートに変わってる位、

でしょうか?



イタリアは、何百年もたった昔からの立派な建物が当たり前のように

残っていて、現在も日常的に利用されているのが普通です。

地震の多い国から来ている日本人にとってはびっくりですよね?



さて、話題はすこし変わり捕捉になりますが、

カステッロ CASTELLO  という言葉についてですが、

 (城 CASTLE)  という意味です。

しかし、このヴィッラの場合の場合は城という意味ではなく、

CASTELLO という地名からきています。


ここからすぐそばのところに、

2箇所のエトゥルリア時代のお墓の遺跡があるのですが、

(ちなみにそのお墓は私はまだ見たことはありません。)

この地名の由来はエトルリア時代とその後の古代ローマ時代に

集落が出来て  ここが Castellum カステッルム   

と呼ばれていたことから来ているそうです。 

そんな大昔(約2千年前)の頃から、カステッロと呼ばれてるとは・・・。

つくづく、この土地は凄いなあと思ってしまいます。

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いかがでしたか?

今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。

それではまた!

フィレンツェの天翔船より

2017年10月31日

@ヴィッラ メディチェア ディ カステッロ〜Villa medicea di Castello

2つほど前の記事 ヴィッラ ぺトライアに続いて紹介させていただくのは

ヴィッラ メディチェア ディ カステッロ 〜Villa medicea di Castello〜
伊版wikiはこちらから

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ここは、ヴィッラ ぺトライアからは歩いて数分で来れるくらいの

近さのところに位置するもう一つのメディチ家の別荘です。

現在は別荘の建物の中は一般公開されてませんので、

見れるのはお庭と別荘の外観だけなのですが、

それでも十分素敵なところです。それとですね、なんと、

この別荘の一室に飾る為に描かれた絵が

あのボッティチェッリの「春」と「ヴィーナス誕生」だそうです。

(2つの絵は現在、ウフィッツィ美術館に飾られています!)

*後述  ウィキ プリマヴェーラには
*******************(一部抜粋転載)*******************
長い間、この作品はロレンツォ・ディ・ピエルフランチェスコのために描かれたとされていた。画家、建築家のジョルジョヴァザーリが1551年に、「春の訪れ」(「春」はイタリア語で Primavera)と呼ばれる絵画がメディチ家<のペトライア邸(villa de Petraia)の近くの、同じくメディチ家のカステッロ別邸に存在すると書いている。この別邸は1477年にロレンツォ・ディ・ピエルフランチェスコが購入した土地に建てられたもので、そのためこの絵画は、当時別邸を購入した14歳のロレンツォ・ディ・ピエルフランチェスコのために描かれたと考えられていたのである。

しかしながら、1975年に再発見された1499年当時の財産目録には、ロレンツォ・ディ・ピエルフランチェスコと彼の弟のジョヴァンニ・デ・メディチ・イル・ポポラーノの資産が記録されており、以前には『プリマヴェーラ』がフィレンツェの大邸宅に飾られていたことが明記されている。その後でこの作品はロレンツォ・ディ・ピエロフランチェスコの私室への待合室に飾られたのであり、ロレンツォ・ディ・ピエロフランチェスコが最初の所有者ではないことが判明した。

*******************(一部抜粋転載終わり)******************
と、書かれていました。


一般公開されていない別荘の建物はこちらです。↓

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本当に、素敵なところです。

こちらの沢山の鉢はレモンなどの柑橘類が沢山植えてあり、

素敵な雰囲気が出ています。イタリア特有の雰囲気ですよね。

ちなみに、鉢は結構大きくて、

中には小柄な人間ほどの大きさの物もあるんですよ!

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次の写真は何気なく置かれてる素敵な噴水ですが

でも、イタリアには、特にフィレンツェにはこういう立派な彫刻が

当たり前のように沢山あって、普段からみなれてるせいか

「ふーん」としか思わなかったのですが、最近、ある本を読んで、

隠されたルネッサンスの本当の意味というのを知った私には

今まで、「ふーん」としか思えなかったことが、

非常に刺激的で魅力的に思えるようになり、

そしていくつかのルネッサンス文化の芸術作品の中には

ある種の500年前のメッセージが存在する、

というのを知ったことによって、

それを謎解きのように楽しめるようになりました!!

もちろん私はまだ未熟で、今ようやく分かりかけたところですので、

そのメッセージの明確な意味はわかりません。


でも、普通に考えても、

時を超えた想いを受け止めるってわくわくしませんか?


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そして下の写真は庭の片隅に会った人工の池/(噴水?)です。

こちらは綺麗ではありますが、寸だけ怖い気がしますね。

何かがいそうな気がしないでもない・・・感じ?

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ちなみに、私はまだ見たことはないですが、この別荘がある近辺に、

2箇所ほどエトゥルリア時代(古代ローマより前に栄えた文明)の

墓の遺跡があります。

メディチ家がこのヴィッラを使っていた当時そういう紀元前の古代遺跡が

すぐそばにあることを知っていたかどうかは分かりませんが、

この土地は何か霊的な意味合いがありそうな気がします。

根拠はなく、まったくの勘だけなんですがね。


この次もヴィッラ・メディチ・ ディ・ カステッロについて続きます。

続きのAはこちらから

エトゥルリアについてやルネッサンス芸術にこめられた

メッセージについては少しづつ紹介していくつもりです。

お楽しみに!!


フィレンツェの天翔船より

<追記>もろ余談ですが・・・
な、なにこれ!こんなものが売ってるとは〜!気になります。
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2017年10月27日

イタリアの中世の衣装〜中世に時間旅行【フィレンツェ観光】

皆さん、こんにちは。お元気でいらっしゃいますか?

イタリアではもうすぐサマータイムが終わり、標準時間に戻ります。

標準時間に変わる時は、日が暮れる時間も非常に早くなり

丁度この時期、フィレンツェでは秋から初冬にかけて曇り空の日も多く、

独特の寂しくて閑散とした雰囲気が漂うので、毎年少し残念に思います。

これからだんだん寒くなっていくので体調を崩しやすい季節になりますが

皆様も風邪やインフルエンザ等にかからないように

ご自分の体調管理等には十分お気を付けくださいね。

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さて、今日は少し寂しい秋を吹き飛ばしてくれるような

色鮮やかなイタリアの時代衣装のご紹介です。

しばし、イタリア中世での時間旅行をお楽しみください。(^^♪

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フィレンツェでは時々旧市街の町中を歩いていると

こういった時代衣装で歩いている団体を見かけることがあります。


具体的にそれはどう行った時に?といいますと、

「正式な市の恒例行事等のお祭り」の場合もありますし、

又は

「私的な団体によるいわゆる宣伝の為のプロモーション」、

「ボランティア団体によるイベント」、等になります。


やはり時代衣装を着た団体がくると

観光客の目を引くので良い宣伝になるからそれで、だと思います。


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この写真を撮った時は平日だったせいかわかりませんが、

出演者のほとんどが年配の方が多く、

恐らくボランティアだから、ではないかと思いました。


(祝祭日などに執り行われる市の恒例行事の時代衣装パレードには、

少年から働き盛りの年齢の方の参加者もいらっしゃいますが

そちらも恐らくボランティアかと思われます。)


おば様たちもとっても素敵ですね

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ちなみに、

こういったイベントの日時や時間帯はまちまちなので運にもよりますが

結構ちょくちょく見かけますので

フィレンツェ観光に来られる時に見られる可能性も無くはないですよ!

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ところで、「今回の写真の中でなかなか渋い」、

と思ったのが下の画像のシニョーレ。

頭に巻いてる黒い布のせいでしょうか?

フィリッポ・ブルネッレスキ

(Filippo Brunelleschi, 1377年 - 1446年4月15日)
WIKIはこちら

と、イメージが重なってしまうのは私だけでしょうか?

(あくまでも個人のイメージです。<(_ _)> )

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最後に見物客たちを誘ってみんなで輪になって踊っていました。


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今回のイベントは

何かのボランティア活動の一環だったかと思われます。

こういうイベントでを見ても無理に寄付要求されたりした事は

今までの経験ではありません。

しかし、フィレンツェは世界で有名な観光地ということもあり、

スリや詐欺をする人が徘徊している可能性もありますので、

予期せぬ事件・事故などがおこらないよう十分気を付けて

フィレンツェでの旅行をお楽しみくださいね。


それではまた!

フィレンツェの天翔船より


2017年10月23日

ヴィッラ ラ ぺトライア Villa La Petraia【フィレンツェ観光】


今日はフィレンツェの中心街から外れたところにある、

ヴィッラ・ラ・ぺトライア Villa La Petraiaという

メディチ家の別荘の一つを紹介します。

Villa La Petraia(WIKI ITALIA)

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フィレンツェにはメディチ家の別荘が他にもたくさんありますが

このヴィラ(別荘)は郊外の

フィレンツェの中心街から市内バスで25分くらいの距離に位置する

セスト・フィオレンティーのカステッロという閑静な場所にあります。


どちらかというと、規模は超有名な観光場所に比べると

やや小規模ではありますが、れっきとした国立の美術館です。

敷地内には 散策できる広い庭園もあり、

私が行った時は別荘の 建物の中も

30分ごとに出発するミニツアーもガイド付きで

無料で見学する事ができました。

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無料とは思えない「さすがメディチ家の別荘だな」と思わせる

立派な内装で、 こういうメジャーではない観光地の良い所は

なんといっても、中心街とは違う人ごみのないところで

ゆっくり見学できるのが最高で大好きです。

でももしかしたら少し豪華さが足りず

イタリア旅行が始めての方には、向かないかもしれませんが、

イタリアやフィレンツェに何回も来ていらっしゃる方には、

穴場ではないか?とおもいますので

お時間が余裕がありましたら是非お勧めの場所です。


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交通に関してですが

直通ではありませんが公共のバスが近くまででていて、

少し歩きますが徒歩でいける距離にあります。ただ公共のバスは、

降りるべき停留所を自分で把握する必要がありますし

時々ストライキなどの理由で長時間来ない事、

道路工事などの理由でやむを得ず突然進路を変更する事、

などが考えられますので、時間の限られている観光客の方には

タクシーでいったほうが効率よく観光が出来るかと思います。


別荘の開館日ですが、状況によって公開日がかなりかわりますので、

ネットで最新情報を調べてから訪れることをお勧めします。

公式サイト ポロムゼアーレ・ヴィラ・ぺトライアはこちら

ヴィッラ ラ ぺトライア Villa La Petraia

住所 ぺトライア通り40番、via della Petraia 40



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ちなみに、このヴィッラ・ラ・ぺトライアから歩いていける距離の、

すぐ近くに別の別荘に ヴィラ・メディチェア・ディ・カステッロ

Villa medicea di Castelloというまた別のメディチ家の別荘があります。

建物はある機関の施設として利用されているので

現在は一般公開はされていませんが定期的に庭のみ一般公開されており、

優雅な庭園を散策することが出来ますのでもし機会がありましたら

そちらも こちらも一緒に見学されるラッキーかもしれませんね。



<以下は余談です>

ぺトライアの別荘内にはブリュッセル出身の画家 Giusto Utensの描いた

メディチ家のヴィラの数々が描かれた、時々一般公開される

有名な半月型の絵のコレクションもあります。

このコレクションは元は違う ヴィラ・アルティミーノ 

Villa medicea di Artimino

というメディチ家の別荘を飾るために描かれたもので、

メディチ家のフェルディナンド一世

Ferdinando I de' Mediciが所有していたものですが、

現在はこちらのぺトライアに保存されています。


Giusto Utens WIKI ITALIA

メディチ家の別荘が描かれた半月型の絵のコレクションはこちら


いかがでしたか?フィレンツェの郊外のメディチ家の別荘は

気に入って頂けましたでしょうか?それではまた!



フィレンツェの天翔船より



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フィレンツェの天翔船
イタリアに住むフィレンツェの天翔船と申します。 アメブロでブロガーとしてスタートしたのが2012年の12月。 スピリチュアルなものから、観光に役立つこと、ルネッサンス時代の芸術、料理やイタリアでの日常生活、イタリア人の生活習慣エピソードなどを書いています。 ファンブログでは今まで書き貯めた記事の中でも特に優良だと思う過去記事を読みやすく一気にまとめて編集し直したもの「まとめ版ブログ」と、私のおすすめする一品もご一緒に紹介させていただきます。アメブロ版共によろしくお願いします。 https://ameblo.jp/firenzenoamakakerufune/
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