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今回は三角関数の肩に √x を乗せて
という関数のグラフを描いてみます。
(1/2)√x の部分が関数を減衰させていきます。
x が大きくなるにしたがって 波の谷の部分(極小値)が平らになってゆき、x 軸にべったりと張り付くようになるのが特徴です。次はこの関数に x をかけて
というグラフを描いてみます。
x が掛かっているので、振幅はいったん大きくなりますが、すぐに (1/2)√x の寄与のほうが強くなって減衰を始めます。極小値付近が平らになってゆくのは先程の関数と同じです。