指数の偶奇によって定義域が変化します
次の式が半円の方程式を表していることはご存知だと思います:√ の中身が負にならないように、定義域は [−1, 1] という狭い範囲に制限されます。
一応グラフも載せておきます:
指数を 3 に変えると負の領域の定義域制限が解除されます:
x が負であるとき、 x3 は正の値をとるからです。
x が負の側にその絶対値を大きくしていくと、√ の中身の 1 は無視できるので、
近似的に曲線 y = − x 3/2 とみなせます。
x の指数を 4 にすると再び [−1, 1] という定義域制限が復活します:
このように x の指数の偶奇によって x < 0 における定義域の制限の有無が変化します。最後に円の方程式に三角関数を乗じた関数を載せておきます:
⇒ なんとなくの数学日記(プログラミングが必須科目になるようです)