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2016年04月21日

指数の偶奇によって定義域が変化します

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指数の偶奇によって定義域が変化します

  次の式が半円の方程式を表していることはご存知だと思います:

無理関数

 √ の中身が負にならないように、定義域は [−1, 1] という狭い範囲に制限されます。
 一応グラフも載せておきます:

 @半円グラフ.gif

 指数を 3 に変えると負の領域の定義域制限が解除されます:

 Asqrt(1-x^3).gif

 x が負であるとき、 x3 は正の値をとるからです。
 x が負の側にその絶対値を大きくしていくと、√ の中身の 1 は無視できるので、
近似的に曲線 y = − x 3/2 とみなせます。

 x の指数を 4 にすると再び [−1, 1] という定義域制限が復活します:

 Bsqrt(1-x^4).gif

 このように x の指数の偶奇によって x < 0 における定義域の制限の有無が変化します。最後に円の方程式に三角関数を乗じた関数を載せておきます:

 Csqrt(1-x^2)sinx.gif
 ⇒ なんとなくの数学日記(プログラミングが必須科目になるようです)  
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