気のみ気のままなブログ

2017年7月ご利用分より、「ユニバーサルサービス料」がまた上がります。
ユニバーサルサービスとは、

国民生活に不可欠な通信サービスである固定電話や公衆電話、110番,119番などの緊急通報といったユニバーサルサービスを維持するための仕組み。

つまり公共性を担保するのに回線を使用する利用者が負担させられている料金です。
ほぼ全国民が負担していると考えると1億円が集まることになります。
そんな少ない料金、大したないじゃないかと思いますか？
次の表はこれまでユニバーサルサービス料金の遷移です。


導入された当初は7円も取られていたのですね。
2015年の固定電話契約数は約2,500万件、携帯・PHS契約数は約16,300万件、IP（050&OABJ型）契約数は4,000万件とされています。
・参考：ガベージニュース/JGNN

回線の合計が22800万回線、ユニバーサルサービス料金が3円とすると集まるお金は684,000,000円になります。
6.8億円が徴収されることになります。
官僚はこういった税金まがいのものを徴収するアイディアは豊富ですね。
天下りの臭いがプンプンしますねぇ〜。

今では光回やADSL回線、固定電話、携帯電話、GPSなど一人で何台か持つ時代になりました。
業務用となれば複数台使用することでしょう。
その台数分、ユニバーサルサービス料金が徴収されるのですから、塵も積もって莫大な金額になりますね。
しかも納得ができないのはIP電話やスマホで電話機能を持たないものからもユニバーサルサービス料金を徴収しています。
これにまた消費税がかかるのですからボッタクリです。
ガソリンは重油税や揮発税、お酒は酒税に消費税がかかるのですから構図が似ています。
これっておかしいですよね・・・。
とにかく財源を貪ぼり取ろうとする・・・。

個人が複数台所有する場合には1台だけにして設定して欲しいです！
自分は固定電話にＡＤＳＬ、携帯2台、スマホで4回線分を毎月負担させられていますよ。