気のみ気のままなブログ

プロ野球・巨人軍の元監督の長嶋茂雄氏と
元巨人軍の主砲で大リーグのヤンキースなどで
活躍した松井秀喜氏の国民栄誉賞授賞式が昨日、
東京ドームで行われた。

自分が、アンチ巨人（アンチジャイアンツ）であるのは、
メディアで発言する渡辺恒雄氏の傲慢で人を見下したような態度が
好きになれないところから由来しています。
それまではアンチ巨人などと、思ったこともありませんでした。

正直なところ、松井秀喜氏の国民栄誉賞授賞は
少し早い気がします・・・。

しかし、松井秀喜氏の性格上、長嶋茂雄氏とのダブル受賞で
なければ今回は受けることは無かったのではなか
という声もあります。
自分もそうかなぁ・・・、とも思える。

とにかくダブル受賞したのだから、
そのことについては、

「おめでとう！」

の一言です。


授賞式を見ていて、一つの時代が終わった感じを
受けた人も多いことでしょう。
うっすらと、涙目になりました・・・
なんとなく松井秀喜氏の将来の巨人軍監督の姿を印象づけたような
気もします。


しかし、いささか水をさすようですが
この授賞式とパフォーマンスに違和感を覚えました。

今年の夏は、参院選があり安部首相としては
国民の人気取りをしたいという目論見がミエミエである。

何故なら、安部首相がわざわざ始球式に
しゃしゃり出てくるパフォーマンス。
何故、東京ドームで授賞式をやり、全国放送されるのか・・・。
なにより、安部首相が着ていたユニフォームの背番号が96番であったこと。
これを見て、ピンときた人も多かったはずです。

まさに今、憲法96条の改正を目論む安部首相、
背番号で国民に訴えかけたのです。
政治的パフォーマンスであったことは間違いないと
自民党も認めています。

結局は、政治のツールに使われた感が強く出た国民栄誉賞で
あったのは間違いない事実でした！

今回の夏の参院選で自民党が大勝すると、
また自民党のやりたい放題の政治が始まります。
夏以降は、国民負担が増える法案が目白押しに
出てくるのでしょう。

国会議員の数が、違憲状態であるのに
重要な案件をどんどん進めていいのであろうか・・・。
選挙前にやるべきことでないかと違和感を覚えます。

この国は、一体何処に向かうのでしょうね・・・・。