気のみ気のままなブログ

他人の無線LANの暗号鍵を解読して無断で利用する行為、つまり無線ＬＡＮの「ただ乗り」を巡る司法判断が東京地裁で初めてくだされた。
判決は無罪！

しかし多くのただ乗り行為は、他人のIDやパスワードを盗むなどの犯罪を起こしており今回の被告人も銀行の偽サイトに誘導するメールを送り、ＩＤやパスワードを盗み、自分の口座に５００万円以上を送金させる罪を犯している。
現行の電波法では暗号鍵を解読し利用することは犯罪に当たらないとしているが、刻一刻と進化する世の中に法律が追いついていない現実を知らしめる判決でもある。

数年前、他人のパソコンを踏み台にして犯罪が行われたケースで踏み台にされた人を誤認逮捕するという事件があった。
一般的な社会人は使用しているパソコンが踏み台にされる危険性があるのという認識は常識だったが、警察は踏み台のパソコンを所有する人をよく調べもしないで逮捕したということがショッキングなニュースでした。

無線LANの環境ではただ乗りができてしまえば気が付かないうちに容疑者にされる可能性もある。
なるべく最新の暗号鍵を使うことをお勧めする。

・Yahoo ニュース！：＜無線ＬＡＮ＞「ただ乗り」は無罪　不正アクセスで懲役８年