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気がつかなかった! 『ノークレーム・ノーリターンはもはや、魔法の言葉ではない』、落札者にとっても有利な条項でした! 身勝手な出品者を玉砕しよう!

ノークレーム・ノーリターンは何処か魔法の言葉、唱えさえすればクレームも返品もしなくていい。
そう考えている出品者が多く存在します。
しかし実際は違うのです。

ノークレーム・ノーリターンが落札者の盾となるには、落札者に非がないことが前提です。
ここがミソです。
間違ってもクレーマー的な行為は絶対にしてはいけません。
逆に落札者が不利になることになります。

例えば、
・商品が届いたが壊れてた
・しっかりと梱包されていない
・商品ページの説明と違う、分かりにくい
・説明されていない目立つ傷、汚れなどがある
・出品者が返金返品の対応をしない

などの場合は落札者の盾となってくれます。
基本、商品が届いたが壊れてた場合というのは保障のある配送をの場合にしましょう。
輸送中に壊れた場合には出品者と配送業者で保障の話し合いができます。
郵送など保証のない商品は双方が壊れる可能性を認識していることなので話し合いになります。


商品紹介ページにノークレーム・ノーリターンが宣言されていることで落札者がある行動をとると立場が逆転します。
その行動はとても簡単です。

そう、ガイドライン違反で申告すればいいのです。
先に述べた理由なら気兼ねなく違反申告をしましょう。

そしてもう一つ、評価に「非常に悪い」をつけてコメントを残します。
商品が壊れていたのなら、
「商品が壊れいました。ノークレームノーリターンということなのでこの評価になります。」
という理由などで残しましょう。
理由に「ノークレームノーリターンということなので」の記載は必ず入れておきます。
後で商品ページが削除されても第三者にわかるようにする為です。
評価は期間内なら後から変更が可能です。
この時、評価には出品者を否定するような言葉は絶対に使わないでくだい。

ノークレーム・ノーリターンを主張し、一方的な取引内容にしているのは出品者です。
それに素直に従うわけですから、申告を躊躇する必要はありません。
常識ある出品者なら、この時点で誠意ある対応してくれます。

そうでない出品者はどういう立場になるのかを説明しましょう。
落札者が違反申告することで出品者はガイドライン違反かどうかの裁定するテーブルにのることになります。
裁定の基準に次の相関関係があります。
『出品者 << ガイドライン << 法律』


申告されたら出品者は誠意ある対応を取らなければならない立場となってしまうのです。
出品者には法律上、瑕疵担保責任があります。
しかもノークレームノーリターンを宣言しているのですから、出品者は完璧に瑕疵が無い説明と行動が求められます。
ノークレームノーリターンは、自らの首を絞めてるわけですね。

注意すべきは嘘や誇張した表現や中傷などは取引ナビや掲示板、評価に書いてはいけません。
事実だけを書きましょう。
またどんなに頭にきても、落札者側から取引中止を申し立ててはいけません。
下手に出てこちらの主張を押し通しましょう。
こちらの主張を押し通せば、まず取引を中止をいってくるでしょう。
これはこちらの思うツボです。

取引が不成立になった場合、落札者は不利な立場になります。
ノークレームノーリタンを主張しているのだから、出品者には一つも瑕疵があってはいけません。
その上、返金返品で出品者の利益を主張しての不成立は出品者の一方的な条件となってしまいます。

不成立になった場合には、取引ナビか評価欄に何が問題だったのか内容を詳しく投稿します。
評価欄には個人情報を載せてはいけません。
投稿する文面は分かりやすく、真実のみを書いてください。
商品が壊れていたという場合は、商品 + 送料 + 返品送料 + 銀行振込手数料などを出品者に求めましょう。
恐らく、身勝手な出品者はこれを受け入れません。
落札者にとっては返品の送料、振込手数料などの費用を負担することは、そのまま実害となります。
つまり出品者の主張は、一方的な取引となるのです。
正にノークレームノーリターン条件がブーメランの様に出品者に返ってくるのです。

やり取りの中では相手を誹謗中傷したり、誇張する表現は控えましょう。
逆に相手がそうしてくれれば思う壺です。
取引ナビ、掲示板、評価に書き込まれた内容はガイドライン違反があったかどうかの判定基準でもあります。

取引不成立で違反したと思われる理由を簡潔にまとめガイドライン違反で再度、申告します。
その時は次の文は必ず付け加えてください。
■出品者には瑕疵担保責任があるが果たされていない。
■ノークレームノーリターンを宣言するなら、出品者に瑕疵がないことが前提。
一方的な契約は法律違反となる。

この一文があると法律違反をしているというインパクトが大きくなります。
悪質な取引だと判断されやすいでしょう。

残念ながらここまでくると返金はされる可能性は低いです。
数ヶ月後にはヤフオクの裁定が決まります。
出品者のIDが停止になるか削除されるか、それまで積み上げた実績が無くなるのかはわかりませんが、法律遵守をしなければならない企業としては厳しい判断を下してくれるでしょう。
そうでなければ落札も安心してできません。
ヤフオクの利用者も減少続け、楽天オークションと同じ運命を辿ることになりかねません。

多くの出品者が全くといっていい程、気がついていない「ノークレーム・ノーリターン」条項は落札者にとても有利に活用できる条項だとご理解いただけましたか。

実際にトラブルになった時には試してみてください。
そして、その結果をフィードバックしていただければありがたいです。

[注意]
中にはとてつもなく自己中心的な出品者もいます。
評価が荒れたり、誹謗中傷、嘘の内容をいってくることもあります。
報復するなんて人もいるかもしれません。
取引ナビの記録は期間が過ぎると見れなくなります。
記録をパソコンやノートに取っておくなどの対応をお勧めします。
また裁定の結果を保証するものでもありません。
自己責任でご対応ください。

【ヤフオク】 ノークレーム・ノーリターンは出品者に不利、落札者が応戦する方法!

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