糖尿病君が網膜症ちゃんを連れてきた!!

妊娠・出産時は歳でした

やっと妊娠できたから大事にしなくちゃと
思っていた矢先に、

ある朝、突然、うすいピンク色のおりものが出て
恐くなってすぐに病院に電話を入れると
すぐに来るようにと言われました

診察を受けたら
「切迫流産です。絶対安静に」と言われました


”神様の元に戻らず、どうかお腹にとどまって
無事に生まれてきてね
顔を見せて！　絶対に会おうね　頑張ってね”

などと、お腹をさすりながら
毎日毎日強く祈ってました

そんな緊張の時期を無事に乗り越え

ある日、初めての胎動を感じました

お腹の中で
ピクピクッ、もにょもにょ、ぐりゅぐりゅ・・・と。

自分で動かしていないのに
中の方で動くんです

驚き
不思議
感動

身ごもる母親になる時にだけ味わえる女の特権で
男性には感じることができないので、

パパさんが可哀想な気がしましたが、
この時に初めて本当に身ごもった幸せを実感しました


安定期に入ってからは、

・食欲との戦い

・毎日たくさん歩くこと

・お産に良い運動

を課題に生活していました


今から約２０年前のこの年の夏は、連日かなりの猛暑で
検診日にも３９,７度の猛暑日だったことがあり

日中の行動が非常にキツかったのを
覚えています

後期に入ってくると、お腹がかなりせり出して、
検診が頻繁になり、体重超過、尿糖、尿蛋白、むくみのチェックが
念入りになりました

尿糖、尿たんぱくは９ヶ月に入った時に少し出ていました

張りが強く感じられ、一時切迫早産になりかけましたが、
予定日ピッタリに、無事に自然分娩で
キロ越えの
大きな男の子を生み出すことができました


・・・キロ越えの子は
｛巨大児｝というハンコを母子手帳に押されるのです・・・

後日談ですが、

妊娠中に血糖値が高いと
巨大児になりやすい・・という話を聞きました

息子は顔だけが普通サイズで、
手足も身長も隣り近所の赤ちゃん達より
一回り大きくて

ガラス越しに面会に来ていた見知らぬ人達に
「うわっ、でかっ！見てあの赤ちゃん！立派だわ〜！」と
よく言われてました

どこも悪いところはなく、元気な身体で
本当にホッとしました


〜つづく〜

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