2020年05月23日
第2種【技能試験でよくある欠陥事例】2020年3月更新されました
第2種【技能試験でよくある欠陥事例】2020年3月更新されました
以下は更新された部分だけを試験センターから引用しています。
【技能試験でよくある欠陥事例】
判断基準と欠陥の事例はこれまで解説したとおりです。基準の趣旨をよく理解し、繰り
返し練習をして、本番の試験では、完成した作品の見直しを忘れずに行いましょう。
欠陥の内容は作品によって多様ですが、多く見られるものを以下に示しますので、参考
にしてください。
1.未完成のもの
試験時間内で作品を完成できるよう、繰り返し練習を行ってください。
3.誤接続,誤結線のもの
回路を的確に構成するため、複線図を正しく描く練習や作業では、回路が電気的に
誤らないように、電線相互の接続や電線と器具への結線の練習を行ってください。
6-1.リングスリーブ用圧着工具の使用方法が適切でないもの
P20「B)電線相互の接続」で解説している@)「リングスリーブの選択」、A)「圧着
工具と刻印」、B)「リングスリーブの破損等」での欠陥に注意して十分練習してくだ
さい。本番の試験では作品が完成したら必ず確認するように心がけてください。
万が一、刻印等を間違えた場合は、新しいリングスリーブで正しくやり直してくだ
さい。
8-10.引掛シーリングローゼットへの結線で,絶縁被覆が台座の下端から 5mm 以上露出し
たもの
P19「A)「余分にはぎ取らない」」で解説している、シースを剥ぎすぎて絶縁被覆が
造営材に接触するような不適切な仕上がりにならないように、シース及び絶縁被覆の
剥ぎ取り作業を行う場合には、仕上がりのことを念頭において、剥ぎ取る練習を行っ
てください。
8-7.ランプレセプタクル又は露出形コンセント等の巻き付けによる結線部分の処理が適切
でないもの
電線の輪作りを意識するだけではなく、P29「B)「巻付け方法の考え方」やC)「器
具へのカバーについて」」で解説している、ねじへの巻き付け方法や、実際の工事で
はカバーを被せることになるので、絶縁被覆が長すぎて、カバーが締まらない事にな
らないよう、繰り返し練習を行ってください。
ECQ講習会でもほぼこうした欠陥は見られますので、時間オーバーも含め間違いやすいところを徹底的に直すようにお手伝いさせてもらってます。
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