2017年06月06日
第二種電気工事士|複線図を結線しやすいように書いておく
第二種電気工事士|複線図を結線しやすいように書いておく
第二種電気工事士の技能・実技試験では複線図を書く人がほとんどです。
複線図は接続および電線の色を間違わずに書いておけば問題はないのだが・・・
複線図を実際の結線をする時のためを考えて書いておくなら間違いを少なくしかも早く結線できます
スイッチとコンセントの組み合わせの複線図を書いてみる
スイッチとコンセントの組み合わせが出てくる問題としては公表問題のNo4です。
まず、単線図を見てください
単線図の中のスイッチとコンセントの部分を赤丸で示してあります。
皆さんならどのように複線図を書くでしょうか?いくつかの書き方があることでしょう。
しかしながら、複線図を下のように書く事にします
複線図の赤丸の部分をご覧ください。
通常コンセントは表部分から見るとすると接地側(W)は左にあります。ところが、上の複線図は(W)側の白線を右側に書いています。非接地側黒線は左側に書いてあります。
この書き方は実はスイッチとコンセントの結線の裏側から見た状態です
裏側から見た状態で結線する
参考本などの完成写真は表から見た状態です。裏側の結線はどうなっているんだろうと思ったことはありませんか?
複線図を書く時点で裏側の状態で書いておけばスイッチtコンセントを裏を向けた状態でそのまま結線すればよいのです。
その状態がこの写真です。※写真は試験センターで出題された筆記試験でのスイッチコンセントの接続※
この写真は上のNo4の複線図と同じになっています。
コンセントのWは右側にあります
非接地側は左にあり、渡り線も斜め渡りになっていません。
接続する時に複線図とおりに差し込んでいけばいいのです。
このスイッチとコンセントの組み合わせはNO11とNO12にも使えます。この方法を理解していただけたでしょうか?
一度この方法で複線図を書いて試してみてください。
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